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かいとの器

かいとは器にされる。

完全に繋がりは壊れなかった。


だが、それでも壊すことは出来る。


ムアはかいとを巻く鎖を取ろうとする。


「私が器になれない、だからかいとを器にしようとした」


「あ…」


「壊れた魂は弱いから。つながりもないからかいとを使おうとした」


「それはもういいよ、でも、壊れてしまうのか…?このままだと」


ムアは鎖を掴む。

そこへ鎖がムアに巻き付くとムアを引き離す。


「待って!かいとは器にしない!」


かいとを器にしようとする。

鎖はかいとを離さない。


それは、ムアが壊れることを込めたから。

込めた気持ちは消えない。

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