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言葉にならない 言葉にできない
ムアは涙を流れる顔は見ていない。
かいとを連れて行くことにする。
無夢といつきは空に現れる渦により、近寄れない。
いつきは怖がっていて近寄ることもできないが。
無夢はムアへ手を伸ばす。
「ムア!行かないで!ムア!」
ムアはかいとを縛り、いう。
そこには冷たさよりも優しさのある声だ。
「名前をつけてくれてありがとう…無夢。でも…壊れていない場所は許せない許せないの、だから、かいと。この人間を器にして破壊する」
かいとは何かいおうとする。
「えっと、ムア、破壊なんて」
ムアはかいとを連れ空へ消える。
いつき、無夢が残る。
「兄さん…ど、どうしよう」
無夢は答える。
「いつきお姉さんはここにいて。危ないから。私、どうにかして行ってくる。ムアは……泣いてたから。私と同じ場所から来てるから」
いつきは悩んでしまう。
すぐに選べない。
怖いのだから。
涙を流そうが強いものは怖い。
「わ、わ、私も行きます…無夢さん一人にさせません………お姉さんなんですから」
「無理…しないで…いつきお姉さん」




