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例えば

かいとはハッとする。


(は、ゆらさんなら。ゆらさんはしっかりしてる…が、様々な場所に行くことあるのに…)


かいとは悩んで悩む。

かいとは考えて頭を抱える。


「ど、しよう」


無夢は柔らかいぬいぐるみを抱きしめる。


「柔らかい……よかったのかな、私」


かいとはすぐに答える。


「無夢が喜んでてうれしいっていってた」


無夢はあ、となる。


「かいとお兄さん。いつきお姉さん、最初からいたんじゃないっていってた、どいうこと?」


かいとはどう話せばいいか考える。


「えーと、俺、二人妹がいるんだ。いつきともう一人いて、……………どう話せばいいんだろ。いつきはいつきで、もう一人がええと…会えて、うれしくて泣いてしまって……ええと、二人とも仲がよくて……ええと…」


無夢は静かに聞いていた。

無夢は落ち着いている。


「二人妹いるんだね」


「あ、うん」


無夢は分からなくても笑う。


「分からないけど、二人とも私のこと心配してるのは分かる。このぬいぐるみも私思ってる。二人妹いる、それは分かった」


かいとはうまく説明出来なかった。

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