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耐えられるか分かんないけど………それって
かいとは前に出た。
クロリネへ何かいおうとする。
「あの、耐えられるかどうかとか、俺がいえることじゃないけど!!!」
有理香はどうかとか分からなくてもいう。
「それって、有理香たちがどう思うかで、耐えられるかとか、分かんなくたって、えーとえーと、どうなるかとかは俺たちがいえることじゃ……ないんじゃ……」
クロリネは微笑む。
「はい。僕たちがいえることではありません。……ですが何かあれば動くのは僕たちもなんです。あなたも消すために動くかもしれません。だから僕は言葉にしないといけないのです」
「あ………」
有理香が前へ歩き出す。
「その通りですわ。クロリネ様の言葉。私たちではなく、この場所で生きる方たちのための言葉ですわ。……かいと様ありがとうございますわ」




