表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不本意ですが「悪魔様、御命令を!」  作者: ニノマエ ハジメ
第二章 風の都・ヴィントス街編
6/31

第五話 計画

第二章スタートです!

これからも応援よろしくお願いします!

付近では有数の都市・ヴィントス街の中で、最も活気のある地域であるイーラリ広場の中心で、俺達は堂々とヴィントス街支配のための会議をしていた。

…いや、それは会議というよりも講義に近かった。


「…我々はたった二人、それに対してヴィントス街の住人は五百人を超える。この五百人を一人ずつ殺していく時間は無い。」


「…どうするんだ?」


「デマを流すんだ」


「…デマ?」



その後ディアは作戦について語っていたが、やたらと長ったらしかったので、勝手に要約すると、こういうことだ。


僕ら二人は他の都からの使者として都か主に参上する。都というのは百人以上人が集まる都市、都主ってのはその都を束ねる小さな王様のようなものだ。

魔法を使って誰にもバレないように都主を殺した後、都主を殺した正体不明の何者かが都内に忍びこんだというデマを人々に流し、都内の人間達に殺し合いをさせる、というものだった。


この話を聞いたとき、僕はなぜか酷く興奮した。理由は分からない。でも、


…ここから、僕らの『支配』が始まるんだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ