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4-5話

GM: ではとりあえず先制判定をしてください。

ディート: 「5」で『12』

カンモン「4」で『8』

GM: 『馬に乗った追剥』の先制値は『11』ですので、PC側先攻です。移動してきた『馬に乗った追剥』は各2騎。右が11m。左は12m。後方は16mの距離にいます。(10+1D6mで設定)



第一ラウンド

ディート: じゃあ、タップさんに魔法を…

GM: おっと、その前に、馬車の中を先に説明しましょう。

ディート: あ、そいつPC側扱いなんだ。

GM: もちろん、敵ではありませんよ。味方かといわれるとちょっとわかりませんが…


(一同笑)


GM: さて、君たちが後ろから来る追剥に気が付いたところで、ベキベキと音を立てて木箱が壊れます。中には割れた卵の殻と、炎上した藁が散らばります。その藁に挟まれるように燃える小さな皮袋が見えます。生まれたばかりのドラゴンインファントは初めての世界に周囲をきょろきょろ見ているね。

ディート: 皮袋って怪しいんですけど何でしょう?

GM: なんだろうね。液体を収めた水袋っぽいものを想像してください。

ディート: 液体なんですね。

GM: 液体と思われます。

トロント: そういえば、ライダーギルドに内通者がいて現在調査中だったよね。

ディート: 中身、絶対ろくなものではないな(笑)。


サンドラ: つまり、生まれたてのドラゴンインファントと、怪しい皮袋と、追剥に対処しなきゃいけないのね。

GM: はい。そうです。では、行動をどうぞ。

サンドラ: 私も参加できる?

GM: 馬を止めないと、馬車が暴走します。1Rかけて馬車を止めてください。その場合、馬車(キャリッジの回避は『0』になります。

カンモン: 吾輩は?

GM: 猫ですよね(笑)

カンモン: イェスサー(笑)

ディート: 使えねェェェ!!


(相談の結果)


トロント: まず、タップさんの≪ファイアーボール≫と、マンティコアの操霊魔法≪スパーク≫で、後方の一組は対応してもらう。左右のどちらからにトロント向かってもらって、2R目にタップさんにドラゴン何とかしてもらって、皮袋は1Rで放り出せるんだよね?

GM: はい。謎の皮袋は3つですので、1Rで放り出せます。1D6-4点の火属性ダメージを3回判定してもらいますが。

ディート: オレ、ナイトメア(【弱点】火属性ダメージ+2点)

GM: 間違えないでね。ダイス目「1~4」は0ダメージなので【弱点】は効果持ちませんよ。「5」で3点「6」で4点ダメージという事だからね。

ディート: そういう意味ではまだましか。じゃあ、俺からさっさと行動するね。「4」「6」「4」。なんで、寄りにもよってこういう時高い目なんだよ。4点ダメージっと。

カンモン: 4以下で4を二回出しているのを幸運と思うかどうかだな(笑)

トロント: それじゃ、ボクは前方から襲い掛かってくる『馬に乗った追剥』の片方に<チャージ><振り下ろし>&【魔力撃】ね。

GM: 恐ろしいことに全部可能なんだよな。どうぞ。

トロント: 狙うのはAの本体でいいね。「4」…【運命変転】記念すべき最初の一撃をミスにする事は許されない。「10」にして『15』

GM: 命中です。

トロント: <チャージ>で+3点。<振り下ろし>で+2点。魔力が4点だから+9点か。ダメージは「7」だから追加ダメージ入れて『11』に+9して『20』点ダメージ。

GM: これでクリティカルはしてないんだからひどいな。

トロント: でもって、愛車の攻撃。「8」で『12』

GM: 同値で回避ですね。

サンドラ: 馬車を止める。

カンモン: 吾輩か。幸か不幸か、ホロの上にいるという事は、すべて敵が見えるという事でいいんだよね?

GM: まあ、馬車が影になりはしないだろうね。

カンモン: オッケイ。では、左右の4騎すべての本体に≪ウインドカッター≫「8」で「14」

GM: 全員失敗しているね。

カンモン: ダメージは一律でいい?

GM: 抵抗成功時と失敗時の二通りだけでいいですよ。

カンモン: 「7」で『9』点ダメージ

GM: それでトロントの攻撃したAの本体が丁度HP0になりました。では、次は敵の行動ですね。

ディート: あれ?タップさんの魔法は?

GM: ああ、後方の2騎か。どうせ死ぬんだけどな。ちょっと待ってね…あ、HPが1点残った。

カンモン: まじか!?

GM: まあ、この2騎はもう瀕死なので、踵を返すと全力移動で逃げていく。さて、敵だが、まずトロントに追剥が<振り下ろし>。馬はそのまま魔道バイクを攻撃します。回避してください。

トロント: バイクにまで攻撃するのか。「8」「6」でボクは『12』。バイクは『7』

GM: ではバイクに『7』点ダメージ。

トロント: ボクの愛車に傷が!?

GM: では、次に左側の2騎ですが、そのまま止まった馬車に攻撃。

ディート: ゲッ!馬車狙い!?

GM: 馬車壊れたら、君たちでは荷物運べないからね。

サンドラ: 考えてるな追剥。

GM: ダメージだけ出すね。本体は<振り下ろし>で『15』点でもう一人は『19』点。次に馬は『4』点。「7」点。馬車の防護点が『6』だから総計『23』点ダメージか。半分くらいは減らせたな。

カンモン: あっぶね。もう一組抜けてたらヤバかった。



第2ラウンド

GM: では、次のラウンドです。まず、ドラゴンインファントの行動ですね。ランダム行動で…「3」で「じゃれつく」だ。対象はランダムで「1: ディート」。「3,4: タップ」「5,6: 周囲の木箱」…「4」。

GM: ドラゴンをなだめる為に、タップ卿が馬車に乗りこもうとすると(右手を広げ。チョキにした左手を咥えるこむように挟む)

ドラゴンインファント: 「カプッ!」

カンモン: 喰われたぁぁぁぁ!!

トロント: タップさァァァん!!


(一同爆笑)


ドラゴンインファント: 「まぐまぐ…獣の本能(=ダイス)が教えてくれる。これは美味しいまだしゃべれません


※二足歩行直立ウサギであるタビット種族にたいする食用ネタは鉄板ネタである。


GM: 突然のライバル(意味深)の出現にハングリーもびっくり。

ハングリー: 「ぬああああ。ご主人んんん!!」

カンモン: まさに泥棒猫。竜だけど。

サンドラ: 嫌な三角関係だな。

ディート: 矢印の先が「被害者」になる三角関係とかいやすぎる。


トロント: それじゃ、後ろの事は気にせずに、残ったもう一人を攻撃。「8」で『13』

GM: 命中です。

トロント: 「8」で『17』点ダメージ

GM: まだ生きています。

トロント: バイクで本体攻撃「7」で『11』

GM: 11は避けました。


ディート: タップさんを助けたいけど、ダメージ受けてるわけじゃないようだし。それなら、馬車攻撃する奴減らしたほうがいいので、馬車を攻撃する敵を攻撃。

サンドラ: その前に<パラライズミスト>するわ。ついでに、ジャベリンを投げる。『12』

GM: ≪パラライズミスト≫のせいで命中。

サンドラ: 「6」で『8』ダメージ・

ディート: 同じ奴を攻撃「9」「8」で『13』『12』

GM: <パラミス>受けているので両方命中。

ディート: ダメージは「3」で『7』点と「7」の『10』点

GM: 瀕死だけどまだ生きているよ。

カンモン: じゃあ、トロントの前の奴と、今ディートが攻撃した奴に≪ウィンドカッター≫でとどめを刺すわ。達成値『12』。

GM: 両方とも抵抗は成功した。

カンモン: ダメージ半分か。「7」で『9』点の半分で『5』点ダメージ。

GM: 5点でも、瀕死の二人は落ちたよ。

カンモン: まあ、これで次のラウンドくらいは馬車も持つだろう。

GM: ですね。さて、残った敵の行動ですが『乱戦エリアからの離脱』を宣言します。

トロント: なにそれ?

GM: 1Rかけて乱戦エリアから逃げ出すの。行動はなくなるけど、次のラウンド乱戦エリアから移動できる。

ディーと: どうする。このまま逃がすというのも手だぜ。そうすれば、俺はすぐにでもタップさんを救助に行ける。

サンドラ: 今はじゃれついているだけだけど、次のラウンドの行動で本気の捕食になったら問題だからな。

トロント: じゃあ、見逃すか。

GM: ほい。では次のラウンドにそのまま逃げだします。


ディート: そういえば、タップさんの行動は無理だろうけど、マンティコアの行動は?

GM: ああマンティコアか…

ハングリー: 「まて幼竜。落ち着け。そうだ。協力しよう。上半分はおぬし。下半分はワシ。それで手をうたんか?」

GM: って感じで、錯乱してる(笑)

ディート: おい。コイツサラッと本音が出たぞ(笑)




GM: まあ、タップさんはドラゴンの唾液でべとべとになりましたが、救出できます。そうなれば、熟練ライダーのタップさんの指導でドラゴンインファントはおとなしくなります。

タップ卿: 「ふむ。ちと問題だな。このドラゴンは私が抑えるとしよう。ハングリーは引き続き馬車の護衛。早急な対応ができなくなるが、その点はよろしく頼むぞ」

GM: という感じで、ドラゴンインファントの面倒はタップさんが見てくれます。


トロント: 倒した山賊は捕まえて尋問すればいいのかね?

GM: はい。死んではいませんので、応急手当で直ります。一応乗っていた馬も3頭手にいはいります。すべてライダーギルドの刻印がされている盗品です。

トロント: ではキリキリ吐いてもらおうか。

GM: まあ、彼らは10人ほどの野盗の集団です。ボスがライダーギルドの馬車を襲撃する事で、ただの野盗から騎馬盗賊にかわりました。本当は、それでここから離れる予定でしたが、ボスはまだ美味しい儲け話を見つけたらしく、この馬車も狙う事にしたそうです。

ディート: ということは、まだ襲撃があるのか。

GM: 山賊が言うには、どうもボスは切り札的な物を用意しているようです。それは何かわかりません。

トロント: ボスの強さはわからない?

GM: わかりませんね。ただ、自分達よりは強いようです。ただ、魔法が使えるわけでもなく、基本的には腕っぷし重視の山賊です。


サンドラ: そういえば。馬車が傷付いたけど直せない?

GM: 無理ですね。大工や木工職人、もしくは馬具職人なら応急手当くらいは可能でしょう。

ディート: そんなピンポイントな技能あるわけがない。

GM: トロントのミニバイクも自然回復はしませんから注意してください。

トロント: そうだった、ボクの愛車に傷が!おのれ山賊め…

カンモン: まあ、山賊は縛って馬車に出も放り込んでおこう。タップさんが見てくれるだろう。

GM: では、先に進みましょう。

『ドラゴンインファントの無邪気行動表』

1: ※馬車を飛び出し自由の大地へ(捕まえろ)

2: 周囲を無差別攻撃(偶数: ブレス。奇数: 攻撃)

3、4: 周囲にじゃれつく(対象ランダム)

5: 周囲を無差別攻撃(偶数: ブレス。奇数: 攻撃)

6: ※馬車を飛び出し自由の大空へ(マンティコアなら追いかけられる)


※馬車の外に出た段階で、初めて見る広大な世界にドラゴンは1R止まります。その間に取り押さえることは可能です。


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