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スローライフ配信をしてたら、相方のゴーレムがアップをはじめたようです  作者: アッキ@瓶の蓋。


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第514話 シンギタイに、同盟の事を伝えました配信

 私達の船に隠れていた馬獣人の密航者、ディープフェーブル。

 彼女と出会えたのは、実に幸運であった。


 なにせ、彼女の話が本当だとすれば、今回戦う事になるであろう激突のカナエマスは、今まで戦ったどの五本槍(あくま)よりも厄介な能力の持ち主だからだ。その情報を知れたのは、彼女の対抗策を立てるという意味においても、実に有意義なんじゃないかと思う。

 なんだよ、"相手の攻撃を欲望という観点から予知してすべて防ぎ"、なおかつ"そんな攻撃をして来た相手に対して無条件で敗北を与える能力"とか、バグりすぎでしょうが。その上で、"相手が戦闘をする事を許可してくれなければ、戦闘するかどうかに移れない"だなんて、とてもじゃないが、初見でこの能力を看破するのは無理なんじゃないかってくらい、チートすぎる。

 これ、下手すればいきなり様子見の一発を打つだけで、こちらの敗北が決定していたんでしょう? だとしたら、ディープフェーブルに会わなかったら、私達詰んでたんじゃない?


「実に怪しい、と私はススリア様に老婆心ながら進言させてもらいます」

「後輩である私も、そんなに知ってるなんて怪しいって、後輩心? ながら進言しちゃいますっす!」

「フィジカル、アヤしいと思う。筋肉心ながら、シンゲンする」


 ディープフェーブルから得た情報を、新生シンギタイの3名に言って見た所、全員の見解が『怪しい』の一言で集約されていた。

 あと、テクニックとフィジカルの2人。メンタルが使った老婆心と言う言葉に対抗するつもりでやっているのかもしれないけれども、普通に『後輩心』とか、『筋肉心』なんて言葉ないから。


「まぁ、私自身もあまりにも出来過ぎていると思っていますよ」


 ディープフェーブルの情報は、あまりにも詳しすぎる(・・・・・)

 彼女の言葉からは、私達を騙すような意図は感じられなかったし、もし騙すにしたらここまで信じられないようなチート能力にする必要もなかっただろう。嘘ではないという事は分かりつつも、どうしてここまで詳細に知っているのかについては、疑いの目を向けざるを得ない。


「けれども、彼女の能力も教えて貰ったしなぁ~」


 ディープフェーブルが操縦室に隠れていた方法、それは縮小化。

 馬は大きさによって軽種、中間種、重種などに分けられる。そしてディープフェーブルもまた小人サイズ、人間サイズ、巨人サイズの3種類の大きさに、自分の大きさを変更する事が出来るのだそうだ。


 自分限定のサイズ変更スキル、【拡大縮小(ピンチインアウト)】。


 この能力を使い、自分自身を小人サイズにする事によって、私に気付かれないまま、堂々と操縦室に隠れていたんだそうだ。


「怪しいのは分かる。けれども、もし私達を騙して倒そうと思っているのなら、捕獲球で捕らえられた際に巨人化して逃げれば良いんじゃない?」

「「「確かに……」」」


 船が沈んだくらいで、私達がやられるかと言われればそうはならないだろうと思うけれども、少なくともその混乱に乗じて逃げられただろう。しかしながら、そうはしなかったし、自分の能力を提示しているうえに、初見殺しとしか思えないカナエマスの情報もくれた。

 カナエマスとは、明らかに何らかの因縁がある事は間違いないでしょうが、かといって安易に警戒しすぎるというのもバカらしい話である。


「あちらが提示した条件は、攻撃のサポートをしろではなくて、自分の攻撃を邪魔しなければ良いという、それだけの話だ。別に止めを刺させろとも言われてないから、こちらとしては協力する方が良いと思うんだけど」


「「ススリア様がそれで良いのでしたら、私達はそれを受け入れます」」

「うけます」


 よしっ、新生シンギタイの面々への説得は完了したぞ。




「でしたら、この縄を解いていただけません事?!」



 あっ、すいません。


 いま、新生シンギタイの3人にこういう話をしていたのは、この3人がディープフェーブルを怪しい人間だと言って、捕まえたからである。

 いや、確かにめちゃくそ怪しいのは事実なんだけれども、だからと言って彼女を警戒するのは違うでしょうと思って、いま現在めちゃくちゃ彼女を擁護していたという訳です。


「まったく、酷い目に遭いましたわ……」


 そう言いながら、ゆっくりと立ち上がって、お尻の辺りの埃を払うディープフェーブル。あそこまで露骨に疑われているのに、こちらへ敵意を向けて来ない。

 彼女自身も、そんな風に疑われる事は予想通りという事なのだろうか。


「ちなみに、どうしてカナエマスの能力をそこまで詳しく知っているのかを、教えてくれますかね? それを聞いたら、3人は納得してくれるかと思うんですけれども」

「……黙秘権を、行使しますわ」


 しかしながら、彼女はそれでもその内容を教えてくれないのだ。絶対に、カナエマスとディープフェーブルの間に、なにか因縁があるのはあったと思うんだけれども、それでもディープフェーブルは教えてくれない。


 まだまだ信用できないディープフェーブルと言う同盟者と共に、私達が乗っている船は、遂に。


 激突のカナエマスが居る、宝島へと到着するのであった。

明らかに秘密を抱えている ディープフェーブルと共に、

遂に、宝島へと辿り着いた!!


さて、カナエマスはどう出るのかな(*´▽`*)

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