表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スローライフ配信をしてたら、相方のゴーレムがアップをはじめたようです  作者: アッキ@瓶の蓋。


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

507/569

第507話 今からあなたを変エル、カナエマス配信

 ~~魔王ユギーの五本槍 激突のカナエマス~~


「ん。またしても悪魔が来たか」


 私はペチリッと、その悪魔が持っていた【膨大】と書かれていた仮面を破壊する。この悪魔はリーダーとして、40人の人形を使い魔として戦って来るという、膨大な人数(キャラクター)で攻め込んでくるタイプの悪魔だった。


 撃剣家(ソードマスター)暗殺者(アサシン)重装歩兵ヘビーインファントリー聖騎士(パラディン)竜騎兵(ドラゴンナイト)古強者(ウォーリアー)弓術家(ボウマン)格闘士(グラップラー)大魔術家(マギ)神働術師(シーアージ)大司教(パトリアーク)などなど……。

 こちらは4人までしか一緒に戦えないのに、あちらはその10倍の40人で戦って来るとか、本当にズル過ぎるでしょう。自分は「パーティーはやっぱり四人一組が基礎(ベーシック)だよね!」とか言いつつ、その10倍の物量で攻め込んでくるとか、なんの冗談ですかと、文句を言いたいくらいでしたよ。


「ん。でもまぁ、悪魔ってのはそんなものですか」


 仮面の破壊という処理をしつう、私は自分達がいかにとんでもない存在かというのを再認識していた。


 かの魔王より力を貰っているからこそ、それが良く分かる。魔王ユギーの力と言うのは、本当に一方的な力であり、だからこそ――



 ――そんな悪魔たちを、何十人も。一方的に倒す自分が、いかに桁外れ(・・・)なのかと。



「ん。さて、この悪魔をまた処理しておきますか」


 私はそう言って、仮面を外された悪魔にスッと手を伸ばす。この悪魔は、魔王ユギーと契約して、【膨大】というチート能力を授かった、上級悪魔。

 私との戦いによって、この上級悪魔の命はもうすぐ尽きようとしている。そして、命の炎が消えたら、この悪魔は悪魔の世界へと戻り、また数十年、あるいは数百年後に出来る孔を見つけて、こちらの世界に来るのだろう。


 そう、悪魔たちにとって、この世界の敗北は、死ではない。

 むしろ死んだところで、向こうの世界へと強制的に帰還させられるだけであり、その後またしばらくしたらこちらの世界に戻って来られる可能性がある。


「そんなの、ズルい(・・・)でしょう(・・・・)?」


 同じ悪魔である私が言っても、説得力の欠片もないと思うけれども、敗北して置いて罰則(ペナルティー)なしだなんて、あまりにもズル過ぎる。


「ん。えいっ!」


 私が力を込めると、ポンッと、上級悪魔の姿が変わる。

 青白い肌が特徴的であったその上級悪魔は、あっという間に、猫耳の愛らしい獣人族へと姿を変えた。そして、消えるはずだった――あるいは、向こうの世界で逃げ帰るための命は、回復して既に大丈夫となっている。


 ムクッと、元上級悪魔であった猫獣人族は起き上がり、私の顔を見つめる。そして、口を開くや否や


「わっ、我に何をしたのだ?!」

「ん? 人間に(・・・)変えた事(・・・・)?」


 「そうだ !」と猫獣人族となった元上級悪魔はそう言う。


「この誇り高い△☆↑〇家の◇〇×△だと、上級悪魔の中のエリート中のエリートだと知っての狼藉かと聞いているのだ!」

「ん。そうだよ? もう自分の名前すら言えなくなってしまった、人間さん♪」


 そう、これは私の持つ能力の1つ、人間化。

 これは魔王ユギー様から力を授かる前から持っていた力の1つであり、能力としては種族を強制的に人間に変える。ただそれだけの力だ。

 上級悪魔という、人間よりも上位存在だと勝手に思い込んでいるこの人にとっては、酷い屈辱的な事になるかもしれませんが。


「そんなっ! 魔王ユギー様からはそのような力、お前が持っているだなんて、聞いてないぞ!」

「ん。そりゃあ魔王様も言えないんじゃないでしょうか? 私を倒せば新しい五本槍(かんぶ)として雇う、しかしながら負けたら悪魔でもない人間にさせられるだなんて、言えないでしょう」


 上級悪魔たちにとっては、魔王ユギー様に仕えられる絶好のチャンス。しかも、負けたところで、また悪魔の世界に戻るだけなんだから、挑まないだけで損と言うものだ。そんな中、もし負けたら、人間になってしまい、悪魔の世界(こきょう)に帰れないだなんてしられたら、挑まないのは目に見えている。


「あなたは、もう一生人間として生きていくしかなくなったんですよ。上位存在ではない、ただの人間として」

「そっ、そんなぁ……」


 この反応、もう何度見た事だろう。

 戦いを挑んで来た悪魔達をぶっつぶして、殺さない代わりに、人間として再構築する。その上で、人間さん達の迷惑にならないように、元からいた存在として現実改変を行う。


「ん。分かったのなら、この世界を人間として生き抜いてごらんよ。あぁ、一応言っておくけれども、私を倒そうとも悪魔には戻れないし、私の能力はあくまでも一方通行で元には戻せないから。あなたは一生、その猫獣人のまま、この世界で生きて行くしかないのです」

「くっ……! おっ、覚えてろよ、カナエマス! 絶対、復讐してやるからな!」


 そう言って、猫獣人は捨て台詞と共に、その場に置いてあった船に乗って、この島から離れていくのであった。



「――そこで挑めないから、お前らは弱いんだよ」



 次負けたら、死ぬかもしれない。

 人間となってそんな重みを感じ、一目散に私から逃げて行く猫獣人。


 あれのどこに、上級悪魔としての誇りとやらがあるのか、私にはまったく分からないのでした。

という訳で、

明らかに増えていた人間達は

元悪魔だったという訳です


実は、悪魔達によって

圧倒的に人数がかさ増しされていただけで

実はここに辿り着けずに

死んだ人間も居ます


うわぁ、怖いっ(*^_^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
↓途中でも『ご感想』『こうなったら面白そう』『こんなキャラどう?』という発想、また『フォロー&☆評価』お待ちしております!

カクヨム版(最新話更新中)!! 是非、ご覧ください!!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ