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スローライフ配信をしてたら、相方のゴーレムがアップをはじめたようです  作者: アッキ@瓶の蓋。


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第508話 新生【シンギタイ】、ここにあり配信

 どうも、今から【激突】の悪魔がいるという、激ヤバな場所に向かう事となった錬金術師のススリアです。私と一緒に向かうのは、私が作り出した3体の獣人型ゴーレム達である。


 【航空戦闘機能搭載型ゴーレム・モデル『心の鷹』】――メンタル。

 【海戦戦闘搭載型ゴーレム・モデル『技の海月』】――テクニック。

 【白兵戦戦闘搭載型ゴーレム・モデル『体の熊』】――フィジカル。


 私が作り出した3体のゴーレムを、5日と言う猶予を貰って、さらにアップデートしておいた。今まではそれぞれの獣人族と魚人族の平均的な体格、そして3人とも似たような喋り方や性格を搭載(インプット)しておいた。

 そうなんだけれども、三人一組で行動する以上、同じ喋り方では混乱すると思って、それぞれにアップデートを施した結果。


「ススリア様。わたくし、メンタルでございます。御身のため、この老骨を一生懸命使わせていただきたく存じ上げまする」

「テクニックっす! ススリア様のため、先輩たちと共に粉骨砕身頑張るっすよ!」

「フィジカル。がんばる。やったる」


 ――個性的と言うか、色物集団が誕生してしまったんだが?


 まず、メンタル。

 鷹の獣人族は大きな翼と爪が特徴的なのだが、それを空中移動がさらにしやすいようにと磨き上げ、高速で移動する中でも獲物を見落とさないようにするために眼鏡をかけた。その後、白髪にしたら思いのほか、カッコいい老紳士になったので、眼鏡を老眼鏡に、着ている服を執事服にした結果、老齢の老紳士冒険者が誕生したという訳だ。

 ちなみに、老骨と言っているけれども、まだ作り上げてから一月も経ってないし、なんならそこいらの若者よりも元気に動けるのだけれども。


 続いて、テクニック。

 クラゲの魚人族はのんびりした性格が多いのだが、今回はフリフリしたドレスを着ながらも、運動性能の非常に高い個体として作っておいた。おかげで、フリフリのドレスをまくりあげる、体育会系の後輩キャラとして作り出せた。杖から魔法を放つというよりかは、その杖で殴って来そうな感じがするのはなんでだろう?


 最後に、フィジカル。

 クマの獣人族は毛皮による防御力と爪による攻撃力と言う、生まれながらの戦闘種族。頭脳に割く分をかなり減らす事によって、筋肉の密度などで強靭さを演出。武器なし【オーラ】なしであれば、デルタちゃんであろうとも余裕で勝てる最強の破壊力が完成した。

 一応強面(こわもて)で作ったはずなのだが、何故だか愛らしいマスコットみたいなキャラになってしまった。どうしてだろう?


 と言う訳でこの3人こそ、新生【シンギタイ】の面々である。


「では、メンタル。2人の引率をお願いしますよ」

「お任せください、ススリア様。この【シンギタイ】のリーダーとして、2人を導きます。……よろしいですね、2人とも?」


 メンタルがそう言って、同じ【シンギタイ】のメンバーであるテクニックとフィジカルの2人に、声をかける。テクニックは「敵役であるメンタルさんにお任せするっす」と敬礼付きで宣言して、フィジカルは宝島に向かうための船に乗り込んでいた。


「2人とも問題なしな用なので、船に乗り込みましょう」

「よしっ、行きましょう!」


 私とメンタルはそう言って、船に乗り込む。

 この船はウミヅリ王国の船製造専門の錬金工房に作ってもらった船であり、目的地を入力するだけで自動的に目的地に行くという魔道具船舶である。


「(宝島に入る前に、この船舶の良さを認識して、魚群探知機でも売りつけましょうかね)」


 魚群探知機とは、音波を海中に向かって放つ事で、その音波が返って来る大きさと時間で、そこに何があるのか、魚が居るのかを知ることができる、前世の知識にあった科学技術物。この世界には海の中には、人を襲う魔物がゴロゴロ居るから、ただ単に音波を出していたら、その強力な魔物達にこちらの位置を知らせるだけになってしまうから、改良は必要だが、上手く行けば、ウミヅリ王国全体に対して多額の取引が見込める事でしょう。


「(まぁ、納期とかは決まってないし、所属している工房(しょくば)があるという訳でもないから、あくまでも技術への挑戦レベルだけど)」


 いつ、それが出来るかは分からない。でもまぁ、考えている以上は、1回やってみようか~くらいのノリで考えつつ、私は船に乗り込む。



 船の中は、船の中とは思えないほどに多くの豪華設備が整えられていた。

 ふっかふかのソファー、最高級の食材やお酒が入った冷蔵庫、快適な旅を演出する音楽装置まで。強力な魔物を寄せ付けないようにするため、この音楽装置を設置するならば、かなり高品質な防音設備が必要となるはずで……ザッと、計算してみても私が借りたお金では到底あり得ないグレードの船であった。


 まさか、リイル王女様が手を出していた?


「そこまでの期待は、返って重い気がするよ。リイル王女様」


 あぁ、プレッシャーで胃が痛くなってくる……。

 そんな事を考えつつも、船は自動操縦機能を用いて、宝島へと一直線に向かっていくのであった。

豪華設備って、

自分でやったのならそうやったという実感があっても

他者でやってもらうと恐縮してしまう時がある


派手な歓待は

返って逆効果になるかもしれません(;^ω^)

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