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スローライフ配信をしてたら、相方のゴーレムがアップをはじめたようです  作者: アッキ@瓶の蓋。


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第496話 【アルファ・ゴーレムサポートシステム】の良さを再認識配信

 夜光石を加工したジュエリーから、加工方法を教えて貰った私。

 しかしそれは、私にとって今までの常識を全て覆すような事であった。


 炎は酸素を使って、燃える。それは前世の知識がある私にとっては、至極当たり前の予備知識。

 しかし、ジュエリーはそんな炎を、「物体を燃やすモノ」として認識して、水属性の炎や、雷属性の炎といった別の魔法属性の炎と言う概念を生み出して来た。


 理屈は分かった。夜光石は普通の炎では溶かす事は出来ないが、水属性の炎を使えば曲げたりすることができる、それは分かった。ただ、分かっただけだ。


 私にとって、炎は火属性のモノだし、水属性の炎と言われても、想像が出来ない。

 自分では出来ない。だから、錬金術師の私は、ゴーレムに再現してもらう事にした。


 故に、私は――



「今日は、【アルファ・ゴーレムサポートシステム】の支援なしのゴーレムを作りたいと思います」

「――っ?! 私、捨てられるんですか?!」



 ベータちゃんにゴーレムを作ると言ったら、「捨てられるのは、イヤぁ!!」と涙目で懇願して来る。いや、なんでそんな発想になるのか、まるで分からないのだが……。


「マスターの事です。きっと【アルファ・ゴーレムサポートシステム】よりも高性能、なおかつ上質なシステムを作られたに違いありません。恐らく、【ハイパーグレート・サポートシステム】とか作ったに違いありません」

「なにその、頭のおかしな名前のシステムみたいなの?」


 仮に作るとしても、そんな頭のおかしな名前のシステムなんか作らないぞ?


「だって、【アルファ・ゴーレムサポートシステム】の支援なしのゴーレムを作るという事は、別のもっと良いシステムを作ったからそのシステムを搭載したゴーレムを作る。そういう意味、なのでは?」

「えっと、違うけど……?」


 私がいまから作るのは、【アルファ・ゴーレムサポートシステム】の支援なしのゴーレム。それはベータちゃんの言うような、【アルファ・ゴーレムサポートシステム】よりも高度なシステムを作ったからそのシステムを搭載した新型ゴーレムを作るという意味ではない。

 本当に、システムによる補助なしの、純粋なゴーレムを作る。そういう意味なのである。


「システム補助なしのゴーレム……? それって、マスターの言葉を拝借すると、『簡易的な動作しか出来ない』になってしまうのでは?」

「あぁ。『簡易的な動作しか出来ない』、それと同時に『なんの常識による補正なし』で動いてくれるという意味でもある」


 そう。【アルファ・ゴーレムサポートシステム】を使えば、私と、配信内の情報を閲覧する事によって、無駄のないスマートな行動が可能となる。

 しかし、いま私が作ろうとしているのは、私からすれば常識はずれな、ジュエリーから教えて貰った魔法鍛冶。水属性の炎など、明らかに今までと違うのを作ろうというのだ。私の知識や、配信の知識などの予備知識なく作らせるため、【アルファ・ゴーレムサポートシステム】なしでのゴーレムを作ろうと言うのだ。


「しかしそれだと、かなり限定的な行動しか出来ないのでは?」

「問題は、そこなんだよね~」


 ゴーレムを、【アルファ・ゴーレムサポートシステム】なしで作る場合、私が思うに出来る行動は三単語のみ。


「『水属性』『炎』『燃やす』。ベータちゃん、これで出来る?」

「ゴーレム的な立場から言わせてもらえれば、『水属性の炎を燃やす』になるかと。まぁ、この過程で出力されるのは半分以下でしょうが」


 まぁ、私の目測もそれくらいだと思う。


 ゴーレムは本来、これくらい融通が利かない代物なのだ。それをなんとかするべく、今までは【アルファ・ゴーレムサポートシステム】を使って補強していたのだ。

 それなしでとなると、やはりかなり大きめに作らないとダメだな。


 三単語と言ったのは、手乗りサイズを想定しての事だが、やはり普通の炉サイズの代物で作るしかないな。くぅ~、せっかく魔法鍛冶は炉なしで作るという利点(アドバンテージ)があるのに、それを再現するには炉を作らないといけないなんて! なんて皮肉なっ!


「とりあえず、使用単語を限定して、オンオフスイッチにしよう」


 『炎』を点ける・点けない。

 炎の大きさを『大きくする』・『小さくする』。

 その上で、各魔法属性をつけるようにすれば……。


「うん、かなり大きめのピザ窯くらいの大きさだ」


 たったこれだけの機能を再現するのに、必要なのがピザ窯ほどの大きさとなると、今までどれだけ【アルファ・ゴーレムサポートシステム】にお世話になったのかが分かるね。うん。



 まぁ、そんな訳で、夜光石加工用のゴーレム、その名もフレイム君が完成した訳です!

 まぁ、ゴーレムと言うか、めちゃくちゃ大きい魔道具だけれども。


 そうして、遂にっ……!


「おぉっ! 夜光石が、溶けた(・・・)!」


 私は、あのモース硬度28、あまりにも硬すぎる夜光石の加工に成功した!

 遂に、遂にやったぞ、私! これで今まで作りたかったモノが作り放題! やり放題!

 この硬い、モース硬度28の夜光石を使って何をしようかと、心がウキウキでたまらない私なのであった。

【アルファ・ゴーレムサポートシステム】の能力が

いかに素晴らしかったか


このお話で、ススリアは

【アルファ・ゴーレムサポートシステム】の凄さを

良く分かったと思います


それだけしないと、

出来ない魔法鍛冶がやばいという

話なのでしたが(*^▽^*)

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