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スローライフ配信をしてたら、相方のゴーレムがアップをはじめたようです  作者: アッキ@瓶の蓋。


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第489話 傀儡デルタちゃんとの対決配信(1)

 デルタちゃんを助けに来た。そう、私はデルタちゃんを助けに来た、そのはずだった。

 しかしながら、デルタちゃんは、製作者であるこの私を敵として認識し、鋭い【オーラ】に満ちた斬撃波を放って来た。完全に、私を倒そうとする敵対攻撃である。


「おいおい、マジかよ……」


 なんで、デルタちゃんが私に向かって、攻撃を仕掛けてるんだ? いや、なんでそんな事が出来るんだ(・・・・・)?



 デルタちゃんの強さの理由は、私が作ったボディの強さ。そして、そのボディの強さを活かす知識精神にある。そして、その知識精神と言うのは、【アルファ・ゴーレムサポートシステム】内にある、デルタちゃん用の領域にある知識だ。

 デルタちゃんに異変があった時点で、アルファの判断により、【アルファ・ゴーレムサポートシステム】は切ってある。つまり、残されたのはデルタちゃんのボディだけ。ただ頑丈な人形だけだ。


 あの身体の中に、デルタちゃんの戦闘パターンに関するデータは一切ない。だからこそ、私に向かって戦いを仕掛けているこのデルタちゃんは、【アルファ・ゴーレムサポートシステム】なしで、デルタちゃんの身体の中に戦闘用のプログラムを入れているはずがないんだ。そんな領域、【アルファ・ゴーレムサポートシステム】があるからと、用意してないんだから。


「(ゴーレム作りに精通しているという訳でもないのに、どうやって、こんな戦闘用の精神プログラムを作れたんだ?)」


 今回の敵は、まるでチグハグだ。


 私には出来ない、夜光石の加工ができる。

 しかしながら、ゴーレム作りに関しては粗すぎて、あまりにも稚拙。

 そして、鹵獲(ろかく)したデルタちゃんには、その稚拙すぎるゴーレム作りの腕からは考えられない、戦闘用の精神プログラムを入れられている。


 腕がいいのか、それとも悪いのか、まるで分からん。

 でも少なくとも、デルタちゃんは敵の手によって、私に戦いを仕掛ける門番となったという感じだろう。



「侵入者……排除……」


 っと、そんな事を考えている暇はないようだ。

 私に向かって、デルタちゃんは【オーラ】を纏った剣にて、突きによって攻撃して来る。【オーラ】によって加速された突きは、まるで弾丸のように真っすぐこちらに向かってきており、私は剣を使って、こちらも【オーラ】を纏わせて、弾く。


 弾いて体勢が崩れたその時を狙って、デルタちゃんの動力源がある身体に攻撃を与える。

 デルタちゃんは人間ではなく、ゴーレム。身体を壊そうとも、後で修復すればそれで問題ないと考えつつ、私はデルタちゃんに攻撃を与える。


 ――かんっ!


 しかし、絶対に入ったと思った私の攻撃は、デルタちゃんの蹴りによって防がれる。


「蹴りッ?!」


 デルタちゃんと戦っているからか、私の思考は普段のデルタちゃんに引っ張られていた。

 "デルタちゃんだから、蹴りで防いだりはしない"という、無意識に思っていた私の常識によって、私の攻撃は防がれてしまった。


 そう、防がれて、私は隙を見せてしまったのだ。


「しまっ……!」

「侵入者……排除……」


 ――ぎゅるるるんっ!!


 デルタちゃんは自分の腕を、まるでドリルのように回転させると、私の無防備な脇腹にねじり込む。ねじり込まれた事によって、私の脇腹にデルタちゃんの腕がググイッと入って来る。


 いっ、たあああああ! めちゃくちゃ痛いんだけど!


 慌てて【アイテムボックス】の中から煙球を出した私。そして、距離を取るようにするも、デルタちゃんはこっちに攻めて来る。


「侵入者……排除……」

「はいはいっ! さっきからそれしか言いませんのねっ!」


 剣は止めだ! これからは、銃で行くっ!


 私は【アイテムボックス】の中から、銃を取り出して、デルタちゃんに狙いを定める。そして、ばきゅんんっと、【スピリッツ】の力を使って、デルタちゃん目掛けて放つ。

 放たれた【スピリッツ】の弾は、デルタちゃんは【オーラ】を込めて、切り結ぶ。すると、【オーラ】と【スピリッツ】は強く反応し合い、デルタちゃんの目の前で大きな爆発音と共に、破裂する。


「出来る限り、破壊したくなかったけど……痛いから! こうなりゃ、いっぱい行くよ!」

「侵入者……排除……」


 またしても、同じ言葉しか言ってこないデルタちゃんに向けて、【スピリッツ】の弾丸を放つ。


「(そう、そして先程と同じように【オーラ】を乗せて、斬りつけろ! そうしたら、【スピリッツ】は強く反応して、先程と同じように爆発する!)」


 私がそう思っていると、案の定、デルタちゃんは【オーラ】を乗せて、斬りつけていた。

 先程と同じように、デルタちゃんの前で爆発しろっ! そう思っていたのだが、爆発は、しなかった(・・・・・)


 デルタちゃんは【オーラ】の量を調整して、放たれた【スピリッツ】の弾丸を、逸らしながら斬った。逸らしながら斬った事により、【スピリッツ】の弾丸はすーっと、後ろへと飛んで行って、そのままデルタちゃんの背後で爆発した。


「嘘だろ……」


 そんな対処、デルタちゃんでも出来るかどうかだぞ?

 どういう精神プログラムを組んだんだ、敵さんは?

洗脳状態の方が強い敵!!


色々な作品で、時折見ますけれども

どうしてそうなるのか、良く分からない


正気じゃない方が強いって、どゆこと(?_?)

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