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スローライフ配信をしてたら、相方のゴーレムがアップをはじめたようです  作者: アッキ@瓶の蓋。


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432/604

第432話 審査! カイヤッサイ配信

 ~~シュンカトウ騎士団四天王第三の槍 ザザード~~


 急遽、決まったエキシビションマッチ。

 今回は【オムライス】をテーマにした料理対決という事で、ジュール店長とアオギチーム、そしてワット店長とレガリスチームの対決となった。

 そして、まず最初にワット店長チームのオムライス料理、【ホワイトサモーンチーズ入りトルティージャライス】を審査した後、続いてジュール店長の審査する時間がやって来た。



「それでは続いて、ジュール店長とアオギチームからの料理の審査をお願い致します」


 そうして、ジュール店長が審査員の皆様、そして私達司会の分も配られた。

 ジュール店長チームが出して来たのは、四角い卵包みであった。四角い卵包みの中には、牛肉、玉ねぎ、ニンジン、トマトなどが炒められた状態で入っており、それを卵で包んでいるという、なんとも変わった料理であった。


「【ジュールの中華風卵包み】と名付けましたアル。カッコいい名前で呼びたかったら、カイヤッサイと覚えておいてくださいヨロシ」


 ジュール店長が言うに、カイヤッサイとは、(カイ)包み込む(ヤッサイ)という意味があるらしい。みじん切りした玉ねぎ、角切りにしたトマト、挽き肉などを炒めて、半熟にした卵で包んだ料理との事。

 ジュールは炒める作業を行ったが、この料理へと辿り着き、そして中華風の味付けになるようにして統一感と共にアレンジしたのは、アオギの功績だという。

 

 食べてみると、口の中に広がるのは、中華料理を思わせる、濃い味付け。だけれども、「もっと食べたい」と食欲を掻き立てられる味であった。

 私達司会はともかく、審査員の皆様はすでに4品、しかも2回戦では【特別な日に食べる味】というコンセプトである、かなりボリューミーな肉料理を食べているにも関わらず、箸が止まらない。


「(なるほど、これがジュールの店の売りという訳ですか)」


 ジュールの店は、中華料理店という経営スタイル。「安い・早い・美味しい」をコンセプトにしていると言って良いジュールの店は、そのコンセプト通り、お客様の回転率も非常に高い。その理由として、この食欲を掻き立てる味である。

 空腹だろうが、満腹だろうが、とにかく一口食べるだけでどんどん食べたいという気持ちが沸き上がって来て、知らず知らずのうちに完食してしまう。それこそが、ジュールの店の売りというモノだろう。


 第1回戦、第2回戦は、ワットの店チームの料理が凄かったというのもあるが、それ以上にジュールの店チームの料理を先に審査していたのが問題だったのだろう。

 審査するとなると、人間、その後に別の料理が待ち構えていると思って、無意識に制御(セーブ)してしまう心が働く。その制御心が、ほんの少しだけジュールの店チームの味を低めに評価していた、という事なのでしょう。


「かと言って、ジュールの店チームを後手に審査した場合、ワットの店チームにあまりにも不利すぎますが」


 いや、どちらかと言えばワットの店チームの料理は、お客様の食欲を見た目からでも刺激するような料理だった。そう考えると、ワットの店チームの料理を先に審査するように、最初からしておけば良かった。

 審査する順番は、発表するのは私だが、決めているのはスワロウ商工組合の人達なので、この辺りは気付いたポイントとして後で提出しておきましょう。それを受けて、審査するのは彼らの仕事ですし。




 ジュールの店チームの料理、【ジュールの中華風卵包み】は、直営店にて販売され、ほんの少しだけジュールの店を軽く見ていた人達を驚かせた。

 なにせ、一口食べたら、いつの間にか食べ終わったというレベルで、物凄く食欲が進む一品だったからだ。ジュールの店チームが第1回戦で作った【スパイシーミノタウロスのスマッシュバーガー】よりも食べやすかったという意見も多かったくらいである。


 これにより、ジュールの凄さがよりはっきりと分かった。まぁ、【スパイシーミノタウロスのスマッシュバーガー】を作ったアオギ達が未熟だと評価されるも、彼らはジュールの弟子であり、まだ師匠を越えるほどではなかった、という評価みたいである。




 ちなみに、審査員の皆様は今回はエキシビションマッチという事で、点数による評価はなく、どういった所が美味しかったのかという解答式になっていたのも大きい。

 点数化ははっきりと分かりやすく、一発で分かるけれども、解答式だと「どういう点が素晴らしかった」という事がはっきりと、食べていないお客様達にも伝わるから。特に、この配信を見ている視聴者達にとっては、この解答式の方が良かったのだろう。


 そして、第3回戦が始まる前、錬金術師ススリアはスワロウ商工組合の皆様に「用事が出来たので帰ります」と言っていた。弟子としては一緒に見送りたいところではあったが、司会の立場である以上はそういう事が出来ないと諦め、私は司会役を頑張るのでした。




(※)肉料理大会の通信販売

 今回の大会で披露された8品

  【第1回戦】:毎日食べても飽きない味の肉料理対決

  【第2回戦】:特別な日に食べる味の肉料理対決

  【第3回戦】:今までにない新概念のお肉料理対決

  【エキシビションマッチ】:店長と行うオムライス料理



  ・スパイシーミノタウロスのスマッシュバーガー【ジュールの店チーム:第1回戦】

  ・ダイヤモンドカボチャのクリームコロッケ【ワットの店チーム:第1回戦】

  ・ミートローフの生クリームたっぷりピーチ添え【ジュールの店チーム:第2回戦】

  ・ビーストミート・サルシッチャのストゥファート/ビッグサイトレタスのソーセージ煮込み【ワットの店チーム:第2回戦】

  ・ジュールの中華風卵包み【ジュールの店チーム:エキシビションマッチ】

  ・ホワイトサモーンチーズ入りトルティージャライス【ワットの店チーム:エキシビションマッチ】

  ・ブラックフレイムバッファローの中華風春巻き【ジュールの店チーム:第3回戦】

  ・生ウルフハムのアイス【ワットの店チーム:第3回戦】



 以上の8品は、新生ハンドラ商会によって、お客様へと届ける通信販売で提供することになりました

第3回戦はススリアが撤退していましたので、ダイジェストで!

お題は『今までにない新概念のお肉料理』!

ジュールチームは、中華風春巻き

ワットチームは、生ハムアイス


生ハムアイス?!(?_?)

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