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間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜  作者: 舞桜
第6章 少年期〜青年期 学園6学年編

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63話 “呼び出された理由“


?「・・・皆、面をあげよ・・・」


全員「「「「「・・・???!!!」」」」」


 舞台の上で輝いていた光の薄まりを感じ、舞台上には強烈な気配の持ち主とは別に、先程まで無かった複数の不思議な気配を感知、それに気づいたがまだ、顔を上げるのを許されてない僕達は静かにお声がかかるのを緊張の中待っていると、人の動く気配を感じたと思ったら、ひどく幼い子供のような声で顔を上げる許可が出た。

 恐る恐る顔を上げて、その声がする方に視線をやると、舞台の上の誰も座っていなかった椅子に座っていた人物の姿に、全員が驚きの表情のまま固まった・・・


 そこには予想通り、5歳ほどにしか見えない幼い子供が座っていたのだ、だが、僕達が固まった原因は別にあり、その子供が性別が判断できないほどに美しい容姿に、短いが真っ白の艶やかな髪をもっていて、観察するように見てくるその瞳がまた、珍しい赤と青のオッドアイ、その上、自分の語彙力では表現できないほどの神聖さを纏っていたことから、誰もが心を奪われたのだ・・・


(こ、子供!?しかも、4、5歳の!?この子が僕と会いたいって言って来た“最高神様“??男の子?女の子?・・・いや、男の子?で、あってるよね??で、でも、最初の光の玉での伝言で聞いたサフィアスおじ様達から、後々詳細を報告で聞いた時の印象ではかなり厳格そうな男性のイメージって言ってたけど、2回目の伝言での印象は気さくな感じの若い男性だったって、どれも印象がバラバラだったし、そもそもティーナちゃん達も何百年、何千年と存在して教会にある神像とは全く変わらない姿だから、やっぱり定番通り、神様には外見年齢は関係なって事だよね?それに“最高神“と言われるぐらいの神様なら見た目の年齢だって自由自在に変えれてもおかしくは無いか?・・・ん?あ、さっき感じた気配はやっぱりティーナちゃん達だったのか、・・・どうしたんだろう?顔がこわばってる、“最高神様“の前だから緊張してるのかな?ね?天華?・・・ん?天華?夜月?・・・ジュール??皆んなどうしたの??(・・?))


 “最高神様“の姿に誰もが心奪われている最中、いち早く正気を取り戻した僕は、“最高神様“の姿が幼い子供の姿なのはどうしてだろう?とか考察してたりしてると、ふと、視界の端で良く見知った人達の姿を捉え、そちらに視線をやり、良く見てると、向こうはガチガチに緊張しているのか、身体と視線をまっすぐ前を向いたまま、無言で立っている事に気づき、他の神々も若干、普段と様子の違う事に違和感を覚え、何が理由なんだろうか?、と言う問いかけをいつも側にいるジュール達に向かって念話で声をかけてみたが、皆んなからは返答が無い、いつもならレスポンスが早いジュール達も様子がおかしいなと思い、皆んなの様子を伺おうと視線を動かそうとしたその時、


最高神様「・・・そこの、1番前の列に座ってる、白銀の髪を持つ男の子、立って・・・」


「!、はい・・・」 すっ


 と、ジュール達の様子は気になったものの、急にピンポイントで指名されたので、失礼がないように急いでその場で立ち上がり、王国式の最敬礼をとりながら深く頭を下げた。


最高神様「前へ・・・その後ろの、茶髪の男の子も・・・」


「「「「「!!???」」」」」 (えっ!?ソルも!!!???)


ソル「は、はい・・・」


 次に出された指示通り動こうとした所、僕の次に突然出された指名に全員が一斉にフリーズから我に返って、驚きの反応をする、その中で1番驚いたのは突然指名されたソルだろうが、なんとか返事を返すことができ、僕や他の大人達に視線だけで、“本当に行ってもいいのだろうか?“と、お伺いを立てて来たので、僕や大人達はその視線を受けて、指示に従うようにと言う意味で無言で深く頷き返すと、そこでやっとソルは恐る恐る立ち上がり僕の斜め後ろ、いつもの立ち位置についた、なので僕はそのまま歩き出し、ソルもいつものように僕の斜め後ろを歩いて舞台前まで付いてくる。


(な、なんでソルまで呼ばれたんだ!!??どうして!?僕に会いに来ただけじゃないのか??(・Д・))


僕&ソル「「“最高神様“に、ご拝謁賜ります」」 すっ・・・


 そんな理解できない疑問に頭がいっぱいになりながらも、ゆっくりと確実に不快感を与えない速度で歩き、舞台上の“最高神様“の視界に入る位置で止まり、ソルも一応、指名されたので僕の横に並んで、一言告げて膝をつき、再び深く頭を下げて、相手の反応をまった・・・


最高神様「やっぱり、やっぱり君達だ!!やっと見つけた!!!」 バッ!!


「「「「「っ!!????」」」」」


 ドサッ! ガバッ!! ギュッ!! 


僕&ソル「「っ!!???」」


 頭を下げて“最高神様“の反応を待っていると、ジーッと見つめられる視線を感じた瞬間、舞台の上の椅子から突然“最高神様“が弾んだ嬉しそうな声で、そう言いながら飛び降り、こちらに向かってくる気配を感じ、僕とソルは許しを得てないのに、ついうっかり上を見上げてしまった。

 すると、もう目の前に僕達に向かって両手を広げて飛び込んでくる“最高神様“の姿が映り、咄嗟に受け止めるために僕とソル2人で両手を広げて、落ちてくる“最高神様“をうまくキャッチした。

 怪我させることなくうまくキャッチできて、ほっとする間も無く、次は唐突に“最高神様“から首に腕を回され抱きつかれてしまった。


僕&ソル「「えっ!!??あ??」」 ワタワタッ


 僕達2人は予想外すぎる“最高神様“の行動にプチ混乱を起こし、抱き止めた手をワタワタと動かしてどうしたら良いのかと焦っていると。


最高神様「本当に、長い間、探していたんだよ。“子供達“・・・さぁ、思い出して♪」 ガシッ!!


僕&ソル「「えっ!???」」


 そう言って、小さな手で僕とソルの頭を鷲掴みしたと思ったら、


最高神様「少し我慢してね?」


僕&ソル「「なっに???「ビリッ!!!」うっ!!??あ、あ゛ぁぁーーっ!!!!????」」


 優しく申し訳なさそうな声でそう言った“最高神様“の意味がわからないでいる内に、額に静電気が発生したような感覚を受けた、一白置いて襲って来たのは脳内を掻き回すかのような激しい痛み、その激しい痛みにたまらず、自分の頭を掴んでいる幼く細い小さな手を力の限り振り解こうとしたがビクともせず、数秒格闘してみたが、その腕を取り外す事はできなかった。


「「「「「っ!!!」」」」」 ガタガタッ!!!


最高神様「あー、今邪魔は・・・」


ティーナちゃん&天照ちゃん『『”止まりなさい“』』


 僕達が叫び出したと同時に、“ジェムシードサイド“と“地球サイド“の両方の席から、咄嗟に僕達を助けようと複数人の大人達が立ち上がったが、“最高神様“は少し困った表情をして、小さな声でちょっと困るなぁと言った感じでそう呟いた、でも、手が離せなかったのか動きはしなかったが、代わりに、舞台上で“最高神様“が座っていた椅子の、両斜め後ろに控えるように立っていた、ジェムシードの主神“リトスティーナ“と、地球の生と昼、太陽を司る女神“天照大神“が、声を揃えて静止の言葉を紡ぐと、その言葉を聞いた人間達はその場に固定されたように動きを止め、僕達の側に駆けつけることができなくなった。


僕&ソル「「あ゛あ゛ぁーーーーっ!!!」」


 そんなやり取りがあったことなど、この時の僕達は知る余地もなく、ただただ、ひたすら頭に感じる激痛と、その合間合間に全く知らない景色や感情、感触など、自分の全く知らない記憶が流れ込んできているような、いや、自分のどこからか湧き出て来ているような感覚を感じたり、自分自身が何者なのかと存在自体が揺らぐような、そんな気持ちにさせられ、混乱し、頭や感情がぐちゃぐちゃに掻き回されて、蹲るように頭を抱え痛みに耐えながらも、一刻も早くその感覚から逃げ出したくてたまらなかった。


僕&ソル((痛いっ!!痛いっ!!頭が割れるように痛いっ!!なんだこれはっ!!何故っ!?知らない!!知らないっ!!誰だこれはっ!!?こんな“記憶“知らない!?・・・“き、おく“?・・・これはいつの“記憶“???・・・これは、っ!!???))


僕&ソル「「あ゛っ、あ゛ぁ、ぁっ・・っ・・はぁ~・・はぁっ・・・っふぅ~~・・・はぁ~~っ・・・すぅ~~、はぁ~~っ・・・」」


 しばらく、同じような痛みに耐え、いつの間にか頭から離されていた手にも気づかないまま、僕とソルは全身から大量の汗を流し、その場に両手を地面につき、息も絶え絶えになんとか肩で息をして、先程まで頭に感じていた激しい痛みが徐々に引いていくのを感じながら、その状態で数回、長い深呼吸して、息を整えた。


僕「ソル・・・」 ソル「アトリー・・・」


 息を整え終えた僕とソルは、その姿勢のままゆっくり真横にいる互いの顔を見合わせ、視線を交わし、お互いの今状況を深く理解したことを確かめるために名前を呼び合った。


僕&ソル((そう、これは、無数にある、自分のほんの一部・・・なら、まずしなければならないのは・・・)) すっ!


「「「「「アトリー!?」」」」」 「「「「「アトリー君!?」」」」」


僕&ソル「「“クリーン“」」


「「「「「大丈夫!?」」」」」 「「「「「どうしたの!?」」」」」


 心の中で互いの認識の確認が済むと、まず、1番にしなければならない事のため静かに立ち上がり、汗だくの体に生活魔法で“クリーン“をかけて身体を清め、パタパタと服についた埃をとって、さっきの動きで乱れた服装を正す。その行動に、後ろで身動きがとれないでいる人間達は急に何をしてるんだ?と言った感じで困惑し、心配そうに声をかけてくれるが、今は反応を返す余裕がないので、申し訳ないが皆んなの事はそのまま無視して、僕達は最後に互いの服装に不備はないか目で確認しあって、再び、ザッ!!と、正面にいる“最高神“に向かって片膝をつき、


「「「「「!!??」」」」」


僕&ソル「「長きに渡り、“神域“を不在にしたこと、お詫び申し上げます」」


僕「“お母様“」 ソル「“母上“」 「「「「「!!??」」」」」


僕&ソル「「我ら、“最高神、リュウ・テオス・ディメンシオン“が第9子、第10子の“双子神“」」


ソル「“ソルガディア“」 僕「“ユグドラスフィア“」


僕&ソル「「両名、無事、“異次元航行型、移動神域、[神の玉座]テオス・スロノス“にただいま帰還いたしました・・・」」


 そう言って、深く頭を下げ、すぐに頭を上げて、真っ直ぐに舞台の上の玉座に戻っていた“お母様“に視線を移した。


お母様「お帰りなさい。2人とも♪」


 お母様は少し泣きそうな優しい笑顔で僕達にそう言った。


僕&ソル「「はい!」」


 僕達も満面の笑みでそう返すと、


「「「「「・・・は??????・・・」」」」」


「「「「「・・・はぁ~~~っ!!!!!?????」」」」」


 僕達の帰還の挨拶の途中から、理解が追いつかず、フリーズしていた今世と前世の家族親戚、身内一同が今日この時1番大きな声をあげたのだった、この様子を見た僕達は、


僕&ソル((あぁ、これは、説明が大変だなぁ・・・))


 と、2人して顔を見合わせ、苦笑いするしかなかった・・・













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― 新着の感想 ―
 なんだ頭に手を置いて潜在能力を引き出すドラゴンなボールの長老パワーじゃないのか。
どうしたんだろう?緊張してるのかな?ね?天華?・・・ん?夜月?・・・ルージュ?? ※ジュールがルージュに変わってて 最初ルージュって誰?って名称が出てこんかったw
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