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間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜  作者: 舞桜
第6章 少年期〜青年期 学園6学年編

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39話 “学園祭“・・・トラブルも渋滞気味・・・


 はい、どうも、僕です。今、ちょっと、いやかなり疲れています。・・・精神的に・・・


 ほんの数十分前、“ボレアース“の王太子が突入してきたかと思えば、つい先程、一般客用の在庫が切れるタイミングを計ったかの様に、2日目には姿を見かけなかった“僕を見守る会“と言うファンクラブの女子生徒5人組が、再び僕に話があるので会わせて欲しいと言って食堂に入ってきたのだ。

 でも、僕は“学園祭中“は呼び出されても誰とも会わないと決めていたので、“お帰りください“と伝言を頼んだのだが、


“「どうしてもお会いしてお聞きしたい事があるのです!私達の運営している“会“の事で、デューキス様に認めていただきたい事があるので、どうか、どうか、そのお伺いだけでも、お願いします!!」“


 と、熱心に懇願されて、僕はサッパリ意味がわからないが、彼女達が僕に悪意がなく凄く真剣なのは理解した、なので、“少しは話を聞いてみても良いかな?“と、思ったのだが、いかせん、今はタイミングが悪い、彼女達が来る前から僕に会いたいと言って食堂に居座っている相手がいるので、このタイミングで僕が出ていけば確実にその人とも話をしなけれならなくなってしまう、そう言った事で申し訳ないけど、結局は彼女達とも今は話せないと言って断るしかなかった・・・それがほんの数分前のことで・・・



 ・・・・そして、今現在・・・・


 バンッ!!!


オーク王子「ノリエラを、アイツを出せ!!あの出来損ないのせいで私が下に見られるのだ!!アイツがもっと我が国の威厳を保っていれば、私を追い出そうという事になるはずがない!!」


 と、たった今、学園の警備騎士から逃げ回って来たらしき“ベイノルデン“の“オーク王子“、じゃなかった、“第4王子“一行が食堂に乱入してきた。

 そして、この時、入って来たのは側近と護衛騎士達、最初に来た時に一緒にいた外交官は学園の方に謝罪と説明のために、この“オーク王子“と別行動をしているので、この場にいなかった。

 そのしっかりと常識を弁えていて、“オーク王子“を止められる人がいないからなのか、ちょっと、いや、だいぶ訳のわからない事を言っている・・・


 この時、無理矢理入ってきた“オーク王子“の言動にヘリー姉様はすぐに反応し、入り口担当の生徒に教員棟へこの事を知らせるように指示し、この“オーク王子“の妹である“ノリエラさん“にも厨房の奥に隠れるように伝え、自身は“オーク王子“の対応をするために前に出て行ったのを、ちょうど厨房の奥から次の予約客のための食材を移動させているタイミングで見た僕は、その大きな声に顔を顰めた。


(何言っとんだ?あの“オーク“(-᷅_-᷄๑)・・・ってか、やっぱり来たね・・・(*´ー`*))


天華『来ましたねぇ・・・』


ジュール『もう一回外にポイッってする??ついでに、あの王太子?もポイッする??』


(いやいやいや、それは流石に、王太子の方は、ちょっとお話ししましょう?って来ただけで、お外にポイッ、はできなかな?なんの悪口も言われてないし、実害がないとねぇ・・・(*´Д`*))


夜月『アトリーは優しすぎるぞ、あの“オーク“の無礼な発言にしてもそうだ、アトリーが望めばすぐにでも“神罰“を降しても良いくらいだ・・・』


 支離滅裂な言動を繰り返す“オーク王子“を、物陰に隠れながらコッソリ遠めから見て僕が呆れていると、天華もその様子を見て呆れた様子で念話してきた、続いてジュールは何やら楽しそうに僕に先程と同じ“ポイッ“を、“オーク王子“だけではなく“ボレアースの王太子“も対象に提案してくるが、流石に居座っているだけで、僕に実害がない人まで“ポイッ“はダメだろうと止めていると、夜月があの二人の僕に対しての態度が気に食わないのか、少々ご立腹の様子で、僕に対応が甘いと暗に言って来た。


(・・・そうかな?僕は優しさでそう言ってるわけじゃないんだよ?だって、僕とあの人達はまだ、顔も合わせてないし、正面から何か言われたわけでもないでしょう?僕がいない所で悪口言ってる人達を片っ端から“神罰“で罰してたら、キリがなくなるよ。

 数年前に自分が現人神になってから良く考えたんだけど、無闇に“神罰“を降すのは良くないと思ったんだよね。

 今回みたいに僕の悪口を言うと不敬に当たるから“神罰“が降るってなると、かなりの、それこそ、獣人達との件もあるから、世界の約半数ぐらいの人が“神罰“の対象になってしまうんじゃない?それに、こんなくだらない人達に“神の力“を乱発するのは勿体無いし、悪口を言うだけの小物をいちいち相手してると、威厳がなくなる感じがするじゃん?後、この“オーク“の方は確実に自国に帰ったら、もう外の世界を見られなくなるのは決まった様なもの、多分、僕達がいちいち出ていかなくても向こうが勝手に罰するだろうから、それに任せておけばいいよ。そしたら、こっちが大袈裟にしないことで向こうはメンツが保てて、こっちが向こうに貸しを作れるから、今後の国交でもうちの国が優位にたてるし・・・( ・∇・))


夜月『ふむ、確かに・・・』


天華『国の情勢も考えて、とは・・・』


ジュール『うーん・・・』


 夜月の対応が甘いと言う指摘に、“神罰“を降すタイミングや内容をティーナちゃんから優先させて貰っている僕としては、自身が現人神になってから、ここ数年、“神罰“について良く考えて思い至ったのが、闇雲に“神罰“を降すと言う方法は得策ではないと言う事、僕自身の中にある優先順位、と言うか、ある一定のラインの条件下での使用を決めて、それに沿って“神罰“を降した方が要らぬ波風も立たずに、国交を持続できるだろうと、説明した。

 その説明を聞いた夜月はその有効性に一理あると思ったのか納得していたが、同じように天華は納得しつつも僕の説明の内容にちょっと驚いていた。

 ただ、すぐに行動に出したがるお年頃のジュールだけは、ちょっと納得してない様子だったので、


(・・・良いじゃん、面倒なことしなくても、僕達が静かにやらかした人達を見ているだけでも、向こうはいつ“神罰“が降るかって、警戒しながら怯えるだろうし、その内周囲もそれを見て、迂闊に僕に詰め寄ってこないよ、だいたい、この国以外の王族達の大半は僕の、と言うよりティーナちゃんの“神罰“と“忠告、いや警告“を自分の目で見られたのは、帝国のあの騒動の時ぐらいしかなかったんだ、それも、自分とは関係のない犯罪者に向けられていたんだから、実感がなさすぎる。

 特にあの“オーク“みたいに頭が緩いやつは、僕がここに居るって分かっていてアレだけの発言をしてたんだ、だから僕と面と向かって会ったとしても、僕に敬意を払うって事ができるかって言うと、期待できないでしょ?

 ああ言う、王族という権力に胡座をかいた傲慢なやつはこの世界には少なからず居るんだから、何度もまともに相手するだけ無駄、正常な認識を持っている人がその国にいるなら、そっちに任せた方が楽だし・・・

 ・・・・それにもし、僕達が相手すると事後処理が大変になって、父様達の負担になる・・・『『『アトリー・・・』』』それに、ちょっかいをかけて来る国の王族全員がああ言うのだったら、その王族全員を纏めて“神罰“を降した方が良い見せしめにもなる・・・『『『・・・アトリー・・・』』』要は効率、1番効果的なタイミングで実行してこそ“神罰“の意味があるって事だよ・・・)ニヤァ・・・


 と、人間の性質も鑑みた細かな理由と、僕が“神罰“の条件を決める根本的な理由になった家族の負担も話した上で、他の理由全てを織り込んだ“神罰“の使い方も話したら・・・


ジュール達『『『・・・主神様より神様してる・・・』』』


 って、言われちゃった・・・


(いやいやいや、ティーナちゃんは十分神様してるよ!?( ゜д゜)僕は人間側としての利点もとってるから、むしろ人間味溢れてるはずだけど!?( ;´Д`))


 そんな、重要なのか、冗談なのか分からない、“神罰“についての話を念話でしていると、“オーク王子“はさらに調子に乗って周囲に当たり散らすように喚き、“「だいたい、アイツが“愛し子“をさっさとモノにしなかったのが悪いんだっ!!」“、と、言ったのを聞いた“ボレアースの王太子“が・・・


ボレアース王太子「ほう、それは興味深いなぁ・・・」


オーク王子「!?な、なんだ!?・・・お、おま、いや、貴方は、“レイモンド王太子殿下“、いつからそこに?・・・」


 先程まであえて気配を消して、喚き散らしている“オーク王子“の姿を観察していた“ボレアースの王太子“が、急に気配を現して声をかけて来たことに驚いた“オーク王子“、流石に傲慢な“オーク王子“も、自国の真隣にある国の王太子に失礼な事はできない、と言う、礼儀は持っていたようで、すぐに態度を改め、冷や汗をかきながら質問するが、“オーク王子“はこの王太子のことが嫌いなのか、顔を少し引き攣らせていて、その嫌悪感を完全に隠せていない。


 そして、面識が元々あったのだろう2人は、周囲に緊張感を撒き散らしながら、正面から向き合って愛想笑いをしながら会話を続ける、


ボレアース王太子「いつからと言うか、“チャールストン第4王子“、其方が入って来た時からずっとここにいたが?まぁ、其方は入って来た時から何やら忙しかったのか、全く私に気づいてなかったがね?」


(良く言うよ、このオークが食堂に近づいて来たのを感知してからすぐに気配を消して、様子を伺ってたくせに・・・(・Д・))


オーク王子「っ!・・・、そ、それはお見苦しいところをお見せいたしました。・・・ですが何故、“ボレアースの王太子殿下“がこの様なところへ?貴方の妹姫がなさってる催し物は闘技場の方でしたよね?」


(おう、おう、こっちもこっちで、お隣の国の王太子がいるって分かったらすぐに下手に出て来るとは、でも、チクリと皮肉ってる、“「自分の妹はAクラスに入れたけど、あんたの妹はAクラスに入れてなかったから、ここに用はなかったはずだろう?」“って言いたいんだろなぁ(*´Д`*)あー、ヘリー姉様が頭に手を置いちゃってる・・・これは収拾がつかなくなる前に僕が出て追い出した方が良いのかもなぁ、でも、ヘリー姉様はさっき教員棟に知らせを走らせていたから、捕獲のためにわざと“オーク王子“は引き留めてるんだろうし、そうなると、あまり余計な事をしないほうが良いのか?(・・?))


 と、2人の会話には白々しさと言葉の裏に棘があり、そのやりとりを見ているだけで僕は辟易して来たが、僕の代わりに矢面に立っているヘリー姉様の為に、そろそろ表に出て、この2人を外に追い出した方がいいか?と思いつつも、ヘリー姉様はヘリー姉様で作戦がある様だから、邪魔をしない方が良いのか?と悩んでいると・・・


ボレアース王太子「あぁ、そこにはすでに行ってきた。私がここに来たのは少し用があったからだが、今はそれより其方が先程言っていた言葉に興味がある・・・少し話を聞かせて貰おうじゃないか、なぁ、フェリシア?」


ボレアース王女「はい、兄上・・・」 すぅ・・・


「「「「「ん!!??」」」」」 「い、いつの間に!?」 「「えっ!?」」 「ずっと隠れてたのか!?」


(!!・・・また、あの魔道具で隠れて来ていたのか、って事は最初から王太子は僕と王女を引き合わせようとしてたって訳ね・・・はぁ、今出て行かなくてよかった・・・)


 “オーク王子“の皮肉を軽く躱して、自身がここに来た理由はぼかしつつも何故口を挟んだのかを話し、何もない空間に向かって自身の妹の名前を呼び上げたと思ったら、急に誰もいなかったはずの場所から姿を現した“ボレアースの王女“、誰もが驚いているが、出てきた彼女の表情は少し険しい。

 僕は王女が出て来た時点で、あの王太子がしたかった事を察して、今、勢いで表に出て行かなくてよかったとホッとしていると、


オーク王子「な、何の事でしょう?」


ボレアース王太子「何、もう忘れたのか?先程言っていたではないか、“妹が“愛し子“をさっさとモノにしなかったのが悪い“と、「っ!」其方の妹姫、“ノリエラ第6王女“は確かに“愛し子殿“と同じAクラスだったな?だが、其方はその妹姫とはそんなに仲が良かったか?その様な様子は見たことがなかったが、其方が妹姫にあのような指示を出していたのか?それに妹姫に婚約を強制したのか?国王陛下でもなく?「あ、いや・・・」・・・常々思っていたが、妹姫は其方の道具ではないのだぞ?其方が妹姫に嫌がらせをしているのは知っていたが、流石に今回のような振る舞いは目に余る、・・・私からもそちらの国に報告を入れねばならぬな「なっ!?」・・・」


ボレアース王女「ノリエラが其方より膨大な魔力を持っているからと嫉妬して、逆恨みからこの様な騒動を起こすとは、恥を知れ!!」


(おやおや?“ボレアースの王女“と“ベイノルデンの王女“はもしかして、かなり仲が良いのか?(・・?)まぁ、同い年だからあり得るな、国もお隣同士でボレアース王太子だってベイノルデンの第6王女の彼女の事を良く知ってるみたいだったし・・・)


オーク王子「っ、くそっ!!言わせておけばっ!!」 バッ!!


「「「「「あっ!!!?」」」」」


 王太子の問いかけに逃げるように惚ける“オーク王子“だが、惚けても逃さないと言ったように“オーク王子“を眼光鋭く睨みつけながら、先程の発言に言及していく王太子、内容は“オーク王子“と妹の王女は仲が良かったのか?と言う疑問と、僕へのハニートラップの指示は誰が出したのか?と言う事。

 僕は妹との仲の件は良く知らないけど、僕への各国のハニートラップの件は、各国の王族の間では僕に気に入られれば良いなぁ、ぐらいの緩さでと言う暗黙の条件があったらしく、それと各国の王女達に僕への色仕掛けは強制してはないらしい、ただ、王女達自身が僕を気に入ったのなら応援するから、自分の魅力で僕を振り向かせろ、って言う事らしいが、今さっきの“オーク王子“の発言はどう聞いても、命令で強要していたようだった事が伺えた、それを“ベイノルデンの国王“が本当に指示していたとすれば、かなり国際的な問題であり、もし、“オーク王子“が国王に無断で出していた指示だったなら、それはそれで問題になるぞっと言われているのだ。

 さらに、“オーク王子“が妹をいじめている事も今回の件で、流石に他国の身内争いだとしても見過ごせ無くなったと言われ、この騒動を起こした件も併せて報告すると言い出した王太子に、“オーク王子“は焦りの表情が浮かんでいた。そこに“ボレアースの王女“が止めとばかりにした発言で、とうとう怒りのボルテージが溜まったのか、顔を真っ赤にさせた“オーク王子“が逆上して“ボレアースの王族2人“に襲い掛かろうとした・・・


?「辞めないかっ!!!」 ドンッ!!


「「「「「えっ!!???」」」」」


(次は何が来たのさ!??( ゜д゜))



















 いつも、ご愛読頂き、ありがとうございます。m(_ _)m

 もし、少しでも『面白い』『続きが気になる』と、思っていただけたら、ページ下の☆やリアクションを押して評価をして頂けると作者の励みになりますのでぜひお願いいたします!・:*+.\(( °ω° ))/.:+

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