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沈むマンション〜沈みゆく高層マンションで、最後にドアを押さえたのは誰だったのか〜  作者: 妙原奇天


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第十話 屋上の条件(12F→14F)

 十二階の踊り場は、光の質が変わっていた。濁流の泡が窓ガラスの外を走り、ときどき陽のない稲妻みたいに白くはじける。ヘリの音はもう遠く、残ったのは風のうなりと階段のどこかで滴る水の音だけだった。紙コップやタオルが乾ききらないまま、列は新しい配分に移る。

 灯は海晴を渡し終え、戻ってきていた。救助員の手に赤ん坊を受け渡し、母と陸と熊谷がヘリに乗り込むのを見届けて、黄色い円の縁ぎりぎりで踵を返して戻ったのだ。風の刃が頬を切り、扉が閉まる直前に内側へ身を滑り込ませた。戻ってきた腕にまだ赤ん坊の熱が残っている気がして、彼女はその残滓を握りしめるように、指をいったん固く組んだ。

「ここから、屋上の条件を叩き込む」

 灯の声はいつもより低く、しかしはっきり通った。彼女は濡れた床にチョークで小さな四角を描き、扉、風、角度、人の立ち位置を記号にした。砂原がその横に立ち、名簿を胸に当てたまま、言葉を整える。

「ヘリに乗るという選択は、屋上のドアの条件を同時に満たさなければ成立しない。開け続ける保持者。押さえる体。内側で支える手。外側で回す肩。どれかが欠ければ、扉は敵に変わる」

 結衣が唇を噛み、指で扉の縁をなぞる仕草を真似した。前便で角度を取ったときの、三センチの世界の感覚がまだ指先に残っている。

 砂原は、紙の上に短く線を引いた。

「押さえるのは、最後に必要のない者」

 ことばは冷たかった。冷たいことばは、場の温度を下げる。下がれば、頭はよく回る。けれど、その回る場所に心が追いつかないときがある。

「必要のない者って、誰」

 結衣の声は細く震えた。問うというより、確かめたい、という音だった。

 砂原は答えなかった。答えないぶん、列の視線が彼の胸の名簿に集まる。紙の端に書いてある未定の二文字が、黒く濡れて、重さを増やす。沈黙を割ったのは海斗だった。透明の容器を胸の高さで掲げたまま、視線だけを前へ向ける。

「押さえるのは、“必要のない者”じゃない。“選ぶ者”だ。ここに最後まで残るって、自分で選ぶ人だ」

 結衣の喉が小さく鳴った。涙は出ない。時間が涙のためにあいていない。彼女は自分の両手を見た。配信をやめてから、何かを押さえるためにしか動いていない手だ。必要と必要の間に落ちそうな言葉を、灯が拾うように言った。

「最後の瞬間にしか決まらない役だよ。風の向き、角度、体の残り方。それで決まる。宣言で決めない。宣言で決めると、扉は鮫みたいにそこを狙う」

 海は見えないのに、海の言葉だけが正確だった。彼らは濡れた靴紐を結び直し、一段ずつ十二階を離れていく。

 十二階から十三階へ向かう途中、外階段の格子に堆積した流木が噛んでいた。濁流が押し上げた木片とビニールと、どこかの部屋の椅子の足。それらが鉄の格子の間にはまり、水の舌を鈍らせている。上昇の速度が、わずかに落ちた。

「いまのうちに休整」

 灯は短く区切って、細かい仕事を割った。休むという言葉を使わないで、やることを増やすのが、ここでの休みの形だった。

「海晴の体温は」

 結衣が問う。もう腕の中にはいない赤ん坊の名前を呼ぶ声が、ふいに体の芯を刺した。灯は一瞬だけ目を閉じ、それから頷く。

「多分、十分。バッテリの熱もまだ染みてるはず。陸は……もういないね」

 陸の名前を口にすると、空気の角が少し丸くなる。あの「最短距離の笑顔」を思い出す者が、列に何人かいた。笑いの筋肉が疲労の隙間に油をさす。

 紗耶は父の背中の皮膚をそっとめくり、褥瘡の兆しを目でなぞった。色はまだ浅い。タオルとビニールで圧のかかり方を変え、背の角度を五ミリだけ調整する。彼女は、自分がここで残ることをもう言葉にしていた。口にした覚悟は、急に軽くなることがある。軽くなった分、別の場所が重くなる。

 熊谷はロープを編み直した。今度は絡みにくいように折り返しを一段深くして、手の届くところに輪を二つ作る。ヘリが戻ってきたときに内側から引き寄せられるように。保冷箱の持ち手はすでに熊谷の肩から離れ、彼は身軽だった。身軽でいるほうが、上で役に立つこともある。

 少女はヨリの耳の内側を指で撫で、伸びていた毛を指で丸めて戻した。犬は静かに目を瞬き、鼻先で彼女の手を押す。ここでいちども吠えない。吠えない犬は、場の温度を一定に保つ。

 喘息の青年は紙コップで息の練習を続け、糖尿の女性はチョコレートの欠片を舐めてから水を一口、口に含んだ。鴫原は鍵束に触れ、指の震えを自分で認めるように、掌をゆっくり開閉した。

「管理人として開けたい。そして、閉めたい」

 小さな独り言だった。けれど、その言葉は、彼自身の名簿の欄に小さく丸を付ける行為に等しかった。灯はその声を聞いて、何も言わなかった。言葉の上に言葉を重ねないほうが、真っ直ぐ伝わることがある。

「屋上のドアの、条件」

 砂原がもう一度、要点を並べた。彼の声は冷たい。冷たいが、耳の奥でよく響く。

「一、開ける角度は四十五から五十。二、風向きに合わせて扉をねじる。三、保持者は外側で背と腕で受ける。四、内側に二人、肩で支える。五、扉は放さない。六、閉めるときは三つの力を揃える」

「七」

 灯が短く付け足す。

「開けてから言い争わない。開ける前に済ませる」

 結衣は頷いた。頷きながら、何度も手のひらをひらいて閉じた。手を見ていると、指が自分のものに見えたり、見えなかったりする。配信で画面越しに見ていたときの手と、今の手は形が同じで、役目が違う。

 列が再び歩き出す。十三階の手前の内扉は、枠が少し膨らんでいた。鴫原が鍵を選び、差し込み、回す。金属の音は正しく、扉は素直に引けた。通り抜けると、廊下の匂いが変わる。ワックスの古い香りと、どこかの部屋のガスの甘い匂い。灯は鼻でそれを切り分け、可燃の危険がないことを確かめる。

 陸がいない列は、笑いの間合いが変わっていた。そこを埋めるみたいに、彼のネタ帳の真似事を誰かが繰り返す。ジャージの男が不器用に肩をすくめて言った。

「屋上でのMCは、俺。弟が来たら、最前列指定で」

「それ、泣けるやつ」

 結衣が笑いながら言った。笑いは疲労の隙間に滑り込む潤滑油だ。滑った先で、筋肉が一回分軽くなる。

 十三階から十四階へ。廊下の窓は一枚増え、風の音が直線で入ってくる。外階段の格子の流木はまだ噛んでいる。上昇の脅威は遅れ、しかし止まってはいない。遅れたぶんだけ、時間が生まれる。灯はその時間に、細かい整えを差し込む。

「紗耶、呼吸カウントは継続。お父さんの足の位置をもう少し上げて。青年は吸入器のスペーサー、コップの縁の角度を変えると入る量が増える。女性は砂糖水をもう一回。少女はヨリの水。海斗、ロープの端を扉側に。結衣、手袋代わりのビニール、指先を増やす。砂原、名簿の端、千切れそうなところにテープを」

「はい」

 返事は自然だった。誰も一語以上の声を使わない。使わないで済むなら、そのほうがいい場面がある。

 十四階の前で、灯は列を止めた。ここから先は、屋上へ上がる最後の二十段。内扉と、屋上のドア。その間の踊り場は広くない。位置取りの間違いが、そのまま落ちる。彼女は短く告げる。

「ここで一度、シミュレーションをやる。扉は開けない。角度の持ち方、位置、掛け声。三回通す」

 ジャージの男が外側の位置に入り、背を扉に見立てた壁に当てた。結衣は内側で角の位置に指を添え、足の幅を決める。海斗は正面で腰を落とし、肩で受ける形を作った。鴫原は鍵束を持ったまま、外側で風の真似をするように肩を押す。砂原が数字を口にし、灯が掛け声を短く刻む。

「開ける、四十八、維持、閉める。もう一回。開ける、四十七、少し、回す、閉める。最後。開ける、四十九、いい、閉める」

 三回目で、手の震えが小さくなった。体が覚えたことは、心の焦りより先に来る。紗耶が父の手を握り直し、犬の鈴が小さく鳴る。少女の頬は赤いが、目は安定している。喘息の青年はうなずき、糖尿の女性は肩の力を抜いた。

「保持者の候補」

 砂原が視線で探す。結衣、ジャージの男、鴫原。その三人の目が、同じ高さで灯を見る。灯は頷いた。頷いたあと、自分の胸の中に残っている赤ん坊の熱を一度だけ確かめた。熱は消えない。消えないものを抱いたまま、彼女は口を開く。

「選ぶのは、最後」

 鴫原が鍵束を握り直し、静かに言った。

「私は扉の癖を知っている。だから、開けたい。閉めたい。開けるときに手伝う。閉めるときに、力を足す。選ばれても、選ばれなくても、開けて閉めるのは私の仕事だ」

 その言葉に、場の空気がいちど沈んで、戻った。戻るときの高さが、出ていく高さになった。灯は鴫原に短く礼を言い、列を屋上手前の内扉へ集合させた。

「砂原」

「いる」

「言って」

「開ける。三秒。視認。閉める。風向き北東。角度は四十五から五十の間。保持者は未定。内側に二人、外側に一人。内外の力は同時。扉は放さない」

「鴫原さん」

「鍵、差す。回す。ここだ」

 鴫原が鍵を差し、呼吸を整えて回した。金属の音が鳴る。内扉が滑る。狭い踊り場が現れる。風が薄く入り、壁紙が揺れる。外のドアはまだ閉じている。そこにいるのは鋼鉄と風と水だけ。人間は、これから入る。

「最後の確認。紗耶さん、ここでお父さんと待機。少女とヨリ、紗耶さんの隣。青年と女性は中央。砂原は名簿とテープとペン。海斗は容器を見える位置に。ジャージの人は内側の肩。結衣は角。鴫原さんは外側。私が掛け声」

「はい」

 声が重なる。重なる音が、風の音に負けない。灯は扉の縁に指を置き、数えるでも祈るでもない、ただの準備の時間を一拍だけ置いた。置いた時間の中で、誰もが自分の名前を心の中で呼ぶ。呼ばれた名前は、まだ紙の上にある。扉の上にはない。

「開ける」

 外のドアが牙を見せる。風がいちど爪で引っかき、押してくる。三つの力が同時にかかる。結衣の指は三センチの世界で角を捉え、ジャージの男の肩は内側から押し、鴫原の背は外から受けた。砂原が数字を短く言う。

「四十八」

 角度は保たれた。外は灰色で、黄色い円は泡に半分隠れている。ヘリの影はない。音もない。ただ、遠くのどこかで風の層が一段重くなった気配がする。灯は視界の端で柵の位置を確認し、屋上のパネルの一部が外れているのを見つける。足場が悪い。今この瞬間に人を出す想定ではない。

「閉める」

 扉が戻る。戻る直前に、風が角を噛んだ。歯を立てるように、角度を殺しにくる。結衣の指がその押しを三センチずらして逃がし、ジャージの男が腰で受けて、鴫原が背をずらして角を戻す。鉄が枠に収まり、音が内側に変わった。

 灯は舌の裏で血の味を感じ、短く息を吐いた。場の温度が一度下がる。下がるのは怖さだけではない。興奮も下がる。下がったところで、言葉が入る。

「風が回ってる。北から東へ振れる。二回目以降は角度を少し浅めから入れて、風のねじれで四十八に持ち上げる」

「了解」

 砂原が名簿の余白に、小さな矢印を書き足した。未定の二文字はまだ黒いまま、紙の上に残っている。誰もそこへペンを走らせない。走らせるのは、最後だ。

 ジャージの男が肩を回し、結衣が指を振った。鴫原は鍵束を握り直し、海斗は容器の位置を胸から目の高さに変えた。紗耶は父の手を握り、少女はヨリの耳を撫でる。青年と女性は椅子の位置を少しずつ調え、灯は全員の立ち位置を目でなぞって、短く頷く。

「二回目。開ける」

 扉が、また吠える。風がそれに重なり、泡が飛ぶ。外の灰色はさっきより明るい。どこかで雲が裂けたのだろう。光の筋は見えないが、匂いが軽くなる。灯は瞬時に判断を変えた。

「今は出ない。三回目に備える。角度の練習だけ。四十七。維持。閉める」

 扉が戻る。戻る時間は短い。短いのに、身体の中では長い。長く感じるうちに、判断の雑音が少しずつ削られていく。砂原が唇を噛み、紙の上の未定を見た。未定という言葉は、こういうときだけ真っ直ぐに見える。普段はぼやけるのに。

「三回目。最後」

 灯の声に、場の音がいちど止まった。止まるのは騒音ではない。迷いだ。三回目の扉は、ヘリがいなくても「最後」になる。そういう区切りのかけ方を、彼女は知っている。区切りがなければ、ひとは永遠に準備を繰り返す。

「開ける」

 扉が開く。風が吠える。泡が飛ぶ。世界が歪む。歪んだ世界の中で、角度が正しくつくられた。四十八。外の空気はさっきよりも軽い。黄色い円は泡の下から三分の二見える。柵の切れ目の位置は変わらない。足場のパネルの欠損はそのまま。ヘリの影はまだない。

 灯はその全部を一瞬で見て、次を決めた。

「閉める。次で出る。保持者、三人のうちの誰か。風の向きで決める」

 扉が戻る。戻る音の上に、遠くで低く長い響きが乗った。聞き慣れた音だ。ヘリ。風の層が一段重くなり、灰色の空のどこかで点滅が始まった。今度は、近い。

「来る」

 誰ともなく言った。その声が、踊り場の床を震わせた。震えは一瞬で、すぐに消えた。消えるうちに、灯が言う。

「四回目で出る。順番は。子ども、介護者、青年、女性。砂原が内側で支え。海斗は容器のまま角をサポート。ジャージの人、肩。結衣、角。鴫原さん、外」

 紗耶は父の肩を強く握った。握りすぎたと気づいて力を抜き、それでも手を離せないでいる。手を離さないまま、彼女は顔を上げた。

「私は残る。父と残る。戻ってくる約束は、もういらない。私が、ここにいる」

 灯は頷いた。頷いたあと、自分の喉が乾いていることに気づいた。水は少ない。けれど、声は出る。声は出せる。

 鴫原が鍵を差し込み、砂原が数字を口にし、海斗が容器を掲げ、ジャージの男が肩を回し、結衣が指を震わせないように、爪の先で壁をつまんだ。少女はヨリを抱きしめ、青年は紙コップを握り、女性は手を合わせた。誰も祈ってはいない。誰かを見ているだけだ。

「開ける」

 扉が開いた。風が吠え、泡が飛び、世界が歪む。歪んだ世界の中で、角度がひとつ正しく作られた。黄色い円の上に、今度は影が降りてくる。ヘリの脚が泡を弾き、金属の匂いが空気を満たす。滞在は一回、数分。ここにある条件は、もうすべて並んだ。

 灯は目を上げ、結衣の横顔を見た。結衣は扉の角を押さえ、風の重さを指先で測っている。その顔は怖いのに、綺麗だった。怖い顔は、決めている顔だ。彼女は答えを外に求めない。求めたふりも、しない。

「保持者」

 砂原が低く言った。声は結衣の耳に届いた。結衣は呼吸を一度だけ深くし、首を小さく横に振った。横に、ではなく、目だけで「違う」と言った。

「違う。まだ違う。最後に決まる。風で決まる」

 その瞬間、風が一段階、向きを変えた。北東から東へ。扉の角が、ほんの少し食われる。結衣の指先が三センチの世界で押しを逃がし、ジャージの男が腰で受け、鴫原が背で角を戻す。三つの力が揃い、角度は四十八を外さなかった。

 灯は、出ていく背中の順番をもう一度だけ確認した。子ども。介護者。青年。女性。彼らが扉の線を越えるたび、紙の上の名前が薄くなり、扉の上の名前が濃くなる。名簿は、救うための表で、同時に外すための装置だ。矛盾ごと抱えて、紙はまだ濡れている。

 誰かが最後に必要のない者になるわけじゃない。誰かが最後に選ぶ者になる。扉の角は、その選択の瞬間にだけ、静かに震える。

 列は十四階から、屋上へ上がる十段を見た。見ただけで、足が先に疲れた。疲れていても、足は上がる。上がる足音の間に、灯は自分の胸の中の熱をもう一度確かめた。海晴という名前の熱は、ここにいないのに、ここにある。ここにある熱の分だけ、扉は人間の側に寄る。

「行く」

 灯が言うと、風が合図みたいに吠えた。吠えるたびに角度が揺れ、揺れるたびに誰かの名前が扉に近づく。最後の瞬間まで、保持者は未定。未定のまま、彼らは前に出る。未定の二文字は、もう紙の上だけではなく、扉の縁にも浮かんで見えた。

 屋上の条件は揃った。揃ったからといって、誰も安心しない。安心は、ここには置いていない。置く場所がない。持っていけるのは、名前と、順番と、選ぶという意思だけだ。選ぶのは、最後だ。最後の風の中で、誰かが自分の名を扉に書く。その字は、きっと滲まない。濡れていても、滲まない。

 黄色い円の上に影が濃くなり、風が低く太く唸った。灯は体を低くし、結衣は指で角を押さえ、ジャージの男は肩で受け、鴫原は背で支え、砂原は数字を言い、海斗は容器を掲げ、紗耶は父の手を握った。少女はヨリの耳を撫で、青年は息を整え、女性は目を閉じた。全員の身体が、最後の条件になった。

 扉は開いている。閉められる保証は、どこにもない。だからこそ、閉める。閉めるために、開ける。開けるために、選ぶ。選ぶ者は、最後に自分の名を呼ぶ。呼ばれた名は、紙ではなく、鉄と風と水の上で生きる。そういうふうに、ここで生きる。ここで、進む。

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