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「❤️彼女の妹 彼女の親友 Ⅰ」黒のストッキング姿の長身美少女の彼女の妹が突然部屋に上がり込んだ夜。机の下で絡みつく白い脚、迫るゴスロリ。  作者: ⚓フランク ✥ ロイド⚓
第3章 真中真理子と曽根崎アンヌ

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第12話(2) 演目決定!地獄の練習再び!

《《2026年11月、駒場祭の楽屋》》


 真理子が、凜花、恵美さん、アンヌ先生を呼んだ。彼女たちは、女子トークをしていて、佐藤さんとの話を聞いていなかったのだ。真理子が手短に佐藤さんとの話をみんなにした。これ、かんっぜんに事後承諾じゃない!


「1500万ねえ……どう分けるの?」と恵美さんが真理子に尋ねた。

「ちょうど、5で割り切れますので、300万ずつ山分けでどうかしら?」

「真理子がまたプロジュースするんでしょ?選曲も振り付けもあなたがやるんでしょ?」とアンヌ先生の顔を見て言った。

「そうでしょうね。代わりがおりますの?」と当然とばかりに言う真理子。当然だけど……。

「じゃあさ、あなたがプロジュース代、割増で、500、四人で250ずつでどう?」と恵美さんが私たちを振り返って言った。

「じゃあ、私が300、みなさんが250ずつ、……」と遠藤女史の方を向いて、「残りの200万は、本会の『コスプレっ子❤️』と共同でのプール資金ということでどうかしら?」と如才なく提案した。遠藤女史が、向こうから手を合わせた。真理子、賢い!


「それで良いわね?みんな?」と恵美さん。良いも何も、凜花も私も250万!いいじゃん!

「曲はどうするのさ?」とアンヌ先生。

「そおですわね?考えますわ」


《《第二弾に向けて スタジオ》》


『アルファ』が借りてくれた渋谷のスタジオにみんなが集まった。悠馬も来た。佐藤さんが彼のルックスとギターの演奏、声量を試して「いいでしょう」と即決してくれた。


「じゃあ、みなさま、演奏曲目と分担を発表いたします」と真理子がプロジェクターで壁にそれを投影した。


① Don't Stop Believin'、悠馬+凜花

② 残酷な天使のテーゼ、遥のソロ

③ Eye of the Tiger、バンド紹介曲、全員合唱。ウクレレ、真理子。

④ I Don't Want to Miss a Thing、悠馬+凜花

⑤ I Will Survive、全員合唱


 悠馬と凜花が顔を見合わした。うれしそうだ。デュエット二曲。私は……ソロ。なんか悔しい。


「五曲だと、45分、持たないじゃないの?」と恵美さん。

「まだ、候補曲は数曲、考えてますけど、まずは、これを練習して、振り付けませんとね」と真理子。


《《地獄の練習再び!》》


 まずは、全員の声を揃えるので、

⑤ I Will Survive

③ Eye of the Tiger

から練習が始まった。まただよ、練習。


⑤ I Will Survive


 ”I Will Survive” から練習が始まった。


 恵美さんがピアノの前に座り、鍵盤を叩き始めた。シンプルで切ないピアノの音色がスタジオに響く。みんなで歌い出す。


「At first I was afraid, I was petrified……」

「最初は不安だった、自分を見失ったわ……」


 真理子が歌詞カードを全員に叩きつけるように配った。そこには、彼女が自ら書き込んだという日本語訳が、鋭い筆跡で並んでいた。


「いい? あんたたち。この歌詞の意味を、脳みそに直接ぶち込むのよ!これはただの失恋ソングじゃない。ズタズタにされた女が、泥を啜ってでも立ち上がる『再起』の歌なのよ!」


 真理子の声が、防音壁に囲まれたスタジオに鋭く響く。彼女は指揮棒代わりの扇子を握りしめ、獲物を狙う鷹のような目で私たちを射抜いた。


 真理子が鬼教官モード全開で叫んだ。「遥!リズムが走ってる!恵美のピアノをしっかり聴きなさい!もっと腰を突き上げて!ハイレグのラインを綺麗に見せなさい!」


 私は陸上部ユニフォームのハイレグ姿でベースを弾きながら必死に追う。短いスカートが翻るたびに汗で光る白い太腿が露わになり、息が上がる。弦を押さえる指先が震える。


「凜花!コーラス遅れてますわ!胸をもう少し突き出して!陸上部ユニフォームの谷間をしっかり見せなさい!よいこと!悠馬を好きすぎて自分を見失っていた昨日の自分を思い出して歌いなさい!」

「遥!誰かに依存しなきゃ生きていけないような、情けない自分をこの曲で殺すのよ!泣いてばかりいた過去を捨てて、今ここで『私は生き残る』と叫びなさい!」


 悠馬と凜花が顔を見合わせた。デュエットで浮かれていた空気が、一瞬で凍りつく。


 私は、配られた歌詞の「家の錠を変えるのを忘れてたわ」という一節を指でなぞった。誰かに心を許した後の後悔。そして、それを断ち切る強さ。


 凜花は陸上部ユニフォームの姿でギターを抱え、汗だくで歌う。首筋を伝う汗がライトにキラキラ光り、動きのたびにユニのボトムが食い込む。


「悠馬!デュエットパート、凜花に負けない声量で!」

「『人を好きになれるうちはまだ死なないわ』……ここよ!ここを、死ぬ気で歌いなさい。恋だってしたいし、やりたいこともある。立ち直ってやるんだっていう、その執念を見せてちょうだい!」


 真理子の、罵声に近い指導が飛ぶ。


 真理子自身も制服のスカートを翻しながら、力強いメインボーカルで歌う。動きのたびに黒いハイレグパンツがチラチラ見え、みんなの視線を集める。彼女は歌いながらも容赦なく指示を飛ばす。


「アンヌ!低音コーラスをもっと太く!息が上がってるわよ!」


 アンヌ先生は無表情のままサブベースを弾きながら、低い声でコーラスを入れる。長い脚が一歩踏み出すたびにスカートが翻り、汗で艶やかな首筋が妖しく光る。


 恵美さんはピアノを弾きながら時々立ち上がり、みんなの動きをチェックしている。「遥、腰をもっと突き上げて!パンツのラインを綺麗に見せなさい!息ができないくらい胸を張って!」……恵美さん、副教官なの?


 恵美さんがピアノで伴奏を合わせ、アンヌ先生が正確なリズムでベースを刻む。その中心で、私たちは何度も、何度も、同じフレーズを繰り返させられた。


 みんな、ハイレグで脚が開きにくい。スカートが弦に絡まる。ペダルを踏み外す。


「止め!」真理子が叫ぶ。「……また最初から!本番まであと三週間。こんな状態でどうするんですの?」


 みんなが息を切らしながらも、脚を汗で光らせながら何度も何度も繰り返す。真理子の鬼教官ぶりは相変わらず。


「……もう一度、最初から!終わったら次は”Eye of the Tiger” よ」


 恵美さんの合図で、再びピアノが唸りを上げる。スタジオは汗と熱気と怒鳴り声で満ちていた。


③ Eye of the Tiger


 真理子は、和訳の歌詞をみんなに配った。え?九州弁の和訳?真理子のやることは読めない。


「みんな、歌詞を頭に叩き込んでね。かなり重い歌詞なのよ」

「真理子。ロッキー調でガンガン?それともバラード?」アンヌ先生が無表情で聞いた。

「どっちも陳腐。私はこれよ」


 真理子はウクレレを手に取り、にっこり笑った。

 はぁ~?とみんな顔を見合わせる。


「それでぇ~、凜花はギター、恵美はピアノ、遥はパーカッション、アンヌは……リコーダー!でかいアンヌとリコーダー、可愛いわぁ~」


 また、はぁ~?とみんな顔を見合わせる。

「みんな、恵美の周りに輪になるのよ」


 真理子が位置を決め、みんなを恵美のピアノの周りに円陣で並ばせた。


 真理子がイントロをラテン調で弾き始めた。ウクレレの軽快なリズムがスタジオに広がり、みんなを一人ひとり紹介し始める。


「Rising up, back on the street……」


 彼女は歌いながら、凜花のギターを指差し、遥のパーカッションを叩かせ、アンヌのリコーダーを吹かせ、私の太腿を軽く叩いて「ここでビートを刻みなさい!」と指示を飛ばす。


 アンヌ先生がリコーダーを吹きながら、長い脚を少し開いてハイレグのラインを見せ、みんなが思わず笑ってしまう。確かに可愛い……でも怖い。


 凜花は女子高生制服のハイレグ姿でギターを激しくかき鳴らし、汗で首筋が光る。


 私はパーカッションを叩きながら、汗で光る太腿を無意識に突き出してしまう。


 恵美さんはピアノを弾きながら立ち上がり、みんなの動きをチェック。


「遥、もっと腰を振って!パーカッションのビートを体で感じなさい!」


 真理子はウクレレを弾きながら、みんなの視線を一身に集める。動きのたびに黒いハイレグパンツがチラチラ見え、スタジオの空気が一気に熱くなった。


 途中、真理子が「コーラスはここ!」と叫び、全員で声を合わせる。


「Just a man and his will to survive……」


 最後に真理子が叫んだ。「そして、最後に、みんな、元の楽器に戻ってぇ!」


 急いで定位置に。


 一瞬の静寂の後……、突然、スタジオが爆発した。


 恵美さんのピアノがロック調に切り替わり、アンヌのサブベースが地響きのように鳴り、凜花のギターが歪み、私のベースが重く響く。


 真理子がマイクを握り、スカートを翻しながらシャウトした。


「Rising up, straight to the top

 Had the guts, got the glory

 Went the distance, now I'm not gonna stop

 Just a man and his will to survive

 It's the eye of the tiger

 It's the thrill of the fight

 Rising up to the challenge of our rival

 And the last known survivor

 Stalks his prey in the night

 And he's watching us all with the eye of the tiger


 The eye of the tiger

 The eye of the tiger

 The eye of the tiger

 The eye of the tiger」


 真理子の声が限界を超えて響き渡り、スタジオ全体が震えた。みんな汗が光り、動きのたびにパンツのラインがチラチラ見える。


 最後の大サビで、真理子がマイクスタンドを股に挟み、激しく擦りながら咆哮した。


 曲が終わった瞬間、スタジオは静まり返った。真理子が満足げににっこり笑った。


「……合格点の五割。まだまだですわね。でも、悪くないわよ?」


 私は息を切らしながら思った。……この女の発想は……読めない……。


 だけど、パンツもっと見せろ!とか言われなかったな……本番では、なにか、させられるんだろうね?


 悪い予感しかしない……。


 地獄の練習は、まだまだ続く。


「次は、遥のソロね!」悪い予感だ!「では、今日はここまで。後は、明日の練習!」

「あれ?明日ですか?」

「そぉよぉ、明日。でも、曲目の、

 ① Don't Stop Believin'、悠馬+凜花

 ② 残酷な天使のテーゼ、遥のソロ

 ③ Eye of the Tiger、バンド紹介曲、全員合唱。ウクレレ、真理子。

 ④ I Don't Want to Miss a Thing、悠馬+凜花

 ⑤ I Will Survive、全員合唱

で、③と⑤の練習風景だけなの。①、②、④の練習風景は……読者様に明かしたらつまんないでしょ?だから、次話は突然、本番なのよ!オホホホホ」

「……読者様って、誰?」

【注意・免責事項】

※本作に登場するすべてのキャラクターは18歳以上です。

※制服・学生風衣装・部活動ユニフォーム等の描写は、すべて演出上のコスプレ要素であり、現実の未成年を描写したものではありません。

※本作に登場する事件・設定・団体等はすべてフィクションであり、実在のものとは一切関係ありません。

※第4章以降では、過去の出来事や医療・倫理に関する重いテーマが語られますが、描写は簡潔に留めています。

※性的・暴力的要素を一部含みますが、過度に詳細な描写は行っていません。

※本作は特定の思想・行為を推奨するものではありません。

※苦手な方は該当章の閲覧をお控えください。

※飲酒・喫煙の描写が含まれます。


⑤ I Will Survive

参考動画:

I Will Survive - Gloria Gaynor (Jennel Garcia piano cover) on Spotify & Apple

https://youtu.be/u1ii9CSyEgk?list=RDGMEMpBkrRsgmbnoWVzfUhAA61gVMu1ii9CSyEgk

③ Eye of the Tiger

参考動画:

Best "Eye of the Tiger" Cover Ever?!

https://youtu.be/acXjUPrZ9Pk?list=RDGMEM6ijAnFTG9nX1G-kbWBUCJAVMacXjUPrZ9Pk

② 残酷な天使のテーゼ

参考動画:

『残酷な天使のテーゼ』/後藤真希が歌ってみた

https://youtu.be/0Pz9kQv9XrE

① Don't Stop Believin'

参考動画:

Arsenal & Various Artists - Don't Stop Believin' ("Rock of Ages")

https://youtu.be/oIIXA1I8pg4

④ I Don't Want to Miss a Thing

参考動画:

I Don't Want To Miss A Thing - Aerosmith (Jennel Garcia ft. Boyce Avenue cover) - Aerosmith Cover

https://youtu.be/QQps-I4xCFY

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