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前世もちは、今日も秘密を隠す。  作者: のん
前世もちは秘密を隠す

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騎士、照れる。


夕方まで、キリルとオーウェンさんとおしゃべりを楽しんでから玄関まで見送ると、二人は帰って行った。


「あー!楽しかった!なんか・・たまには大勢とお話もいいですね」


ルウイさんを振り返ると、小さく笑う。

・・・大丈夫かな?また元気ない??



「キリルさんは、カイルさんとはまた違う雰囲気の方ですね・・」

「あ、そうですね・・、結構昔っから大人っぽかったかも・・ま、ルウイさんなんて・・断然大人〜!って感じですけど」


「・・いえいえ、まだまだですよ」



そんな謙遜するなって・・。

確かに精神年齢50近い私でも、ルウイさんは大人だと思うなー。大人でも、いくつになっても子供・・というか幼い人はいるしね・・。



「明日、お弁当作りますね!凍らないようにしなきゃですね」

「はい・・、楽しみです」


ちょっと微笑んでくれるルウイさんを見て、ほっとした。うん、元気でいてくれよ・・。ルウイさんの笑顔が見られると、やっぱり嬉しいんだよね。




翌朝、まだ薄暗い中、お弁当を持って迎えに来たオーウェンさん達とルウイさんは見回りに行った。騎士さんといい、警備隊の人といい・・本当に偉いし助かるよ。



午前中、仕事をしてから午後は玄関周りの雪かきをちょっとしておく。

放っておくと、すぐ積もるし・・。

朝早くルウイさんが少しやっておいてくれたのか、大分綺麗だけどね。



「よし!綺麗になった〜!」


ずっと雪かきしてると、流石に汗をかく。

額の汗を拭って、部屋へ戻ると・・今度は暑い・・。コートを掛けて、手袋とマフラーをいつもの場所に置いてからシャワーを浴びる。流石に汗だくだ・・。


そういえば、久々に重労働したかも・・・・。


ルウイさんが来てからというもの、いつの間にか力仕事を全部ルウイさんがやってくれるものだから・・、いかんなぁ・・甘えまくってるな。期間限定の同居生活なのに、結局おんぶに抱っこだな。



まだ暑いので、シンプルな膝丈のワンピースにカーディガンだけ羽織って、素足で歩いてソファーに座ってお水を飲んで一息入れる。・・こんなラフな格好もそういえば久しぶりだ・・。

2時だし、そろそろ帰ってくるかな?



そう思ったら、玄関の方から音がした。

あれ?もう帰ってきた??



と、雪まみれになったルウイさんが、ちょっとコートの雪を叩いてから玄関へ入ってくる。あれ・・?今日、そんなに雪降ってたっけ??うわ〜、寒そう!!

ペタペタと素足で歩いて、ルウイさんのそばへ行く。



「お帰りなさい、ルウイさん!雪、そんなに降ってきました?」

「あ、はい・・今日、見回りに行った場所が、ものすごく吹雪いてき・・・」



「・・・うん、吹雪いてき・・・・???」


振り返って私を見た途端、固まったルウイさんを不思議そうに見て、首をかしげる。何かあったの?


寒い所から、急に暖かい所へ戻ってきたからか・・、顔が真っ赤だけど大丈夫?



「あの・・、その、足元が寒そうですが・・大丈夫ですか?」

「ああ、さっきまで雪かきして、大汗かいちゃって・・」



ちょっとスカートの部分をつまんで、素足を見る。

・・そういえば、確かに足元がルウイさんが入ってきて、冷気が入ってきたからスースーするかも。



「・・・・・すみません、目の毒なので・・、何か履いて頂けると・・」

「・・・毒・・・?」



こんな足が目の毒になるのか?

まぁ、そういうなら下にパンツでも履いてくるか。あ、ズボンだよ?下着は履いてます!



「・・はぁ、あ!もしお風呂に入るなら、今沸いてますよ」

「あ、ありがとうございます・・・」



そう言って、二階へ行って厚手の生地のレギンスとモコモコ靴下を履いた。

そうして、お茶でも淹れようかなと思って下へ行くと、ちょっと玄関で赤い顔でしゃがんでいるルウイさんがいた。おーい、大丈夫?




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