第二十話強い光のところにほど深い影ありってね
第二十話強い光のところほど深い影ありってね
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「ねえパルパル、それマジで言ってんの?」
「私が嘘をついたことあった?」
「ないけど、今はそのことじゃなくて……なんでパルパルが人質として行かなきゃなんないのはマジなのかって聞いてんの!」
「本当だよ」
「だったらなんで私に話してくんなかったの」
「話したらアンタだったら自分が代わりにって言うでしょ」
「あたりまえじゃん、私が行ってパルパルが楽しく過ごせるんなら…………」
「私もアンタと同じ考えだったから立候補したのよ」
「そんなら一緒に……」
「それが出来れば一番良かったのですけれど」
「そんなら今から行かない?」
「それはダメなの。それに安心して、王国に行ってもまた遊べることを約束してくれましたから」
「でも、パルパルの身に何かあったら私」
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ほんとにもっとゴリ押してでも止めとくべきだった。
また遊べるって聞いちゃって安心した私が憎い。
だってパルパルにはもう二度と会えないんだから。
コンコン
「アマネさん、起きてますか?」
「起きてるよリスリス〜!」
「入りますよ」
リスリスは毎朝、私を起こしにきてくれるんだ〜。
「今日の授業はラウル様から直々に訓練を受けられるそうですよ!! 戦争があるからとはいえこんな事そうそうなくて不謹慎ながらワクワクしてますよ!!」
「戦争……かぁ、レクレクがいうにはリヴェリエル王国とヴァルスピア帝国とだったっけ?」
「そうそう。急すぎて気持ちが追いつかないけど……やっぱり怖いって思うよね」
リヴェリエル王国ってやっぱパルパルが人質として行った場所じゃん。
「だよねぇ、私も戦争は初めてで怖いもん」
「それにしては元気に見えるけど」
「そっ、そう見えちゃう?」
「うん、なんだか慣れてるみたいな感じもする」
「慣れてるわけないじゃん、戦争自体初めてなんだよ。びっくりさせないでよリスリス〜」
リスリスの勘の良さには驚かされてばっかだなぁ
「リスリス、そろそろ行かない? レクレクが待ってんじゃない?」
これ以上話してボロが出たらさすがに困っちゃう
「そうですね。アレク先生が待っているということはラウル様が待っているということですから早く向かいましょう!!」
みんなとは楽しくたっくさん同窓会がしたいし、私も頑張んなきゃね⭐︎
そして場面はユミナに切り替わる。
私とリュシオンはお父様と一緒にセルジュさんと模擬戦をした運動場でみんなを待っている。
最初に来たのは、クリスとアマネだった。
「ユミユミとリュッシーじゃん。おっは、おっは〜。レクレクとラウラウもよっろしくぅぅ!」
「ラウラウだと……なあユミナこの子元気すぎないか?」
「大丈夫だよ、アマネは元気だけど優しい子だから。お父様とも上手くやれるよ」
「それならいいんだが……」
お父様が不安そうにしているのを他所にクリスは瞳を光らせてお父様の手を掴んだ。
「ラウル様からご指導いただける日がくること光栄に思います!」
「ちょっとリスリス〜、ラウラウ困ってんじゃん」
「もっ、申し訳ありませんラウル様」
「謝らなくても大丈夫だから頭を上げてもらえないかなクリスちゃん」
「ラウル様が私の名前を呼んで…………」
「あっちゃ〜、喜びすぎてリスリス気絶しちゃった」
私たちはみんなを待ちながら準備運動をした。
気絶しているクリス以外は。
読んでいただきありがとうございます!!
更新は出来る時にしますね




