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短編集  作者: 安楽樹
【どこにでもある恋の話】
29/42

【vol.2】3.俺の知らない世界

5/24 俺の知らない世界


あーもうめんどくさいけどバイト。

しっかりと起きれてしまって。

酔っ払いもバイトに行かせてくれて。

だから留守番中に布団干しを頼んでおいた。

しっかりとベッドメイクまでしてくれていたし。

バイトが終わり、帰ってみると居候は昼過ぎに帰ったらしく、帰っても綺麗な部屋があるだけ。

とても寝たくなったよね。うん。

でもなんか酔っ払いが焼き鳥屋に行きたいらしく、また出発する事に。

しかし今度はMさん(女)も呼ぶ。Mさんは準備に時間がかかる人だった。俺が眉毛描いてやったのに。

てな訳で焼き鳥屋。

思ったよりも半額セール中なので盛況だった。少し待った。

そしたら、昔のロッテリアのバイトの時のHさんが前にいて、向こうは気付かなかったけどこっちは気付いた。

で、女を見て……勝ったな。かなり嬉しかったぜ。ははは。

カウンター席で飲み始めると、ほとんど女二人で会話して、俺の出番はネタを振ることだけだった。

でまた、マリちゃんが真ん中だったからMさんには俺といちゃいちゃしてると思われたらしく、しまったぜ。

会話の内容は、向こう二人が悪だったので主に悪トークで盛り上がる。

……そこは俺の知らない世界だった。

10人いたら8人が万引きをしている世界だった。

なんだかんだで閉店の1時までいて、それからMさんを送る。

その後マリちゃんを送ろうとしたら、「今日も泊まるよ?」……え!?うそ~ん!


……断りきれない俺。


風呂入った後にMさんからメールが来てて、なんか淋しそうだったので電話する。

上にマリちゃんを待たせといて、縁側で電話。

……かなり悪い男な気分でした。


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