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【vol.2】2.酔っ払い、快進撃
5/23 酔っ払い、快進撃
逃げろっ!危ないっ!奴が来る!
うわーもう遅かった……。
ばたっ。背後を取られた。
またも襲来、酔っ払い。
そういえば前回、何故俺が呼び出されたのかわからない。
同じ仕事先ではあったけど、それまではプライベートでは何の関わりも無かった。
たまたまボーリングへみんなで行くという話になって、その成り行きで携帯番号を交換した。
それだけの仲だったはずだ。
それがあんな事になり、まだその時だけならば、たまにはあるのかもしれない。
でも、向こうから、
『普通にキスとかしてたけど気にしないでね。職場で知られると気まずいし。ごめんね。』
なんて言ってきて、全く気にしていなかった俺は、
『大丈夫ですよ、慣れてますから。』
と返したはずなのに。
あれからことあるごとに――いや、何も無くとも連絡が来て、気が付くと酔っ払いが俺の部屋にいる。
さすがに俺もこんな経験は初めてだった。
……マズイ。このままでは住み着かれてしまうかもしれない……。
その様な日々。




