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魔法少女ペアー覚醒!


もう、ダメかな!

アップルさん。ラズベリーちゃん、ブルーベリーちゃん。

更に後ろに、莉乃(ペアー)がいる。


この子達だけは、守ろう!守らなければ……


納豆の攻撃のネバネバが強くなる。

今までは、様子見って感じだったのか?


納豆……

練れば練るだけ、ネバネバするもんな…


なんとか、気合い?で防いでいたんだけど、

俺には、攻撃能力も、自分を守るスキルもない。

できるのは、この女の子達の応援だけ…


ネバネバが、俺を捕らえて身動きができなくなる。


「ここまでだな。みんな、逃げてくれ…」


魔法力をからだ全体から放出すれば、なんとか攻撃は防げている。ネバネバで、動けないが……

何かスキルがあれば、効率も良いのだろうが、今は底が見えないと言う俺の魔法力にかけるか。


「ダメです。ち、チェリーさんを置いてなんて…」

アップルさん。でも、敵の攻撃に耐えられずに、少しずつ後退させられてる。


「まぁ、俺だってちょっとカッコつけたいんだよ!逃げろ!」

それと、俺が魔法使いになったそもそもの原因。

「あ、アップルさん。莉乃をお願いしたい!莉乃を連れていってくれ!」


蒼井さん。ごめん。莉乃のこと、任せれば逃げなきゃならんだろっ!

「そこの二人!莉乃とアップルさんを頼む。」


「私達では、足手まといのようですね?」

「でもよ。お兄さん一人置いてなんて…」

ベリー姉妹。いいから、この場を離れるんだ。



この場で一番弱いはずの莉乃を連れて逃げる。

この場にいる全員の気持ちが、一致した時、視線が莉乃の集まる。


ん、なんだろう?

莉乃から、なにか大きな、大きな何かを感じる!

莉乃が、まだ身に纏っていなかったオーラが、莉乃から発散される!



一度発散されたオーラは、莉乃へと戻り収縮していき、一気に爆発した。


「チェリーさんを、……チェリーさんを守る!」

莉乃が言ったのか?声が少し大人びている。


オーラの爆発が晴れた後に、魔法少女ペアーがいた。


「覚醒?覚醒した!覚醒すれば、Aランク以上。なんとかなる!」

「ええっ。初めて見たわ。これが魔法少女の覚醒なのね!」


魔法少女は、少し大人になっていた。

以前は、幼さが残っていた莉乃の体型だったのだが……


……凹凸が、しっかりとある。

やばっ、つい目線が……


目線を外して、アップルさんを見ると

「……ペアーちゃん綺麗になってる。でも、チェリーさん?」

ガン見していた俺に、冷たい視線を送っている?


…気のせいだよね?

でも、そんなゴミ虫見るような目で見ないで!

ん?なんだろう?ちょっと興奮してるのか?


「チェリーさんっ!」

魔法少女ペアーから、なし汁が飛んでくる。

「んっ!」


俺の体にまとわり付いていたネバネバが、綺麗に流される!

納豆の攻撃にも干渉してる!一時的に攻撃が止む!


「えっ!莉乃?」


気がつくと莉乃が隣にいる。速い!

「まぁ、一番戸惑っているのは、私なんだけど…」

だよな!いきなり、変化しちゃってな。


ナイスバデェとはいかないまでも、大人な感じだ!

グラビアタレントとはいかないまでも、十分いけてるよ!


莉乃と向かい合い、両手を繋ぐ。あっ、援護魔法ね!

「強くはなったと思うけど…援護下さい。」

「ああ!任せろ!」

「うぅん。ちからが湧いてきます。…ほんとは、さっきみたく抱いてほしいけど…」

ん、なんか言った?でも、柔らかそう!


「んんん!チェリーさん?」

アップルさんが、咳き込んで注意してくる。


「チェリーさん。紳士だと思っていたのですが…」

ラズベリーちゃん。俺は、紳士ですよ。

「なんか、ただのエロいにいちゃんだったんだな!」

ブルーベリーちゃん。そんなっ


「わ、私は、チェリーさんなら…」

莉乃がうつむきながら言う。ん、どういうコト?


納豆から攻撃が再開される。


莉乃は、なし汁で対抗。

「スプラッシュだよ!」

ん、心の声を読んだ?


凄い!なすすべがなかった納豆の攻撃を、問題なく落としている!



「攻撃します!」

「あ、ちょっと待って!」

攻撃するとき、後ろから背中とか腰らへんを持って援護魔法かけると威力が上がる!


アップルさんとの連携で確認済み!


「きゃっ!」

莉乃の背中に手を当てようとしたんだけど……


莉乃の足が、予想以上に長くなってて…

お尻に、当たってしまった。


「あ、ごめん。違うっ!」

あ、でも、柔らかい!

「いえっ!大丈夫です!」


「ダメですよ。チェリーさん!」

アップルさんの目線が、ますます冷たい!


気を取り直し、両手で腰を支えて援護魔法をかける。

「んんっ。とても、あたたかいです。気持ちいいっ!」

莉乃っ!色っぽいから、感じるのヤメなさい!


…俺のせいなんだけど…



あれだけてこずった納豆の化け物を、俺の援護を受けた魔法少女ペアーは、一撃で撃破していた!



「あーあ、庇ってくれて、カッコ良かったのになぁ」

誰の呟きだっ!


前半戦の山場でした。


読んだくださって、ありがとうございます。

莉乃の覚醒を受けて、物語は展開していく予定です。

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