三十路女の新しい生活その2
遅くなり申し訳ありません。
神殿は思っていたものとは大きく違っていた。簡単に言えば木。それも巨木!大巨木!根っこが車一台分ぐらい。まっすぐ伸びる巨木。入口は違う素材の木で出来ている両開き。何階建てがわからないぐらいの高さ。窓も、バルコニーもある。不思議だ、、、
馬車(牛車)から降りるとすぐに神殿の入口から、ウサギの耳を生やした女の人が出てきた。
「初めまして、ようこそコラージュ神殿へ。
私はユリア=ノリノット=パトリシアといいます。どうぞ、ユリアと」
そう言って恭しく頭を下げられた。
「初めまして、たちば、、、カエデ、タチバナです。これから、お世話になります。よろしくお願いします。」
こちらもぺこりと頭を下げた。
「いやぁーーーん!素敵なお名前!エーデ様。とお呼びしてもよろしいでしょうか?」
いきなり、耳をつんざくような悲鳴が聞こえ、よくわからない言葉が聞こえてきた。
「え?エ、、、エーデ?」
「発音が難しいみたいです。」
レギーがそう教えてくれた。
なるほど、、、
「どうぞ、呼びやすいようによんで、、えぇ!?」
いきなりユリアさんが倒れた。
「ちょっと?大丈夫?どうしたの?」
「嬉しさの余り失神したようです。大丈夫でしょう。」
レギーがそう言って、ユリアさんをお姫様だっこした。
おぉ〜生のお姫様抱っこ!日本では草食男子が増えてなかなか、お目にかかれないし、されたことも無い。
感心して見ているとレギーが艶のある微笑みを浮かべた。
「カエデもして欲しい?」
な!!!
こっちが失神しそうだ、、、
「と、とにかく、、、ユリアさんをどうにかしないと、、、」
腰が抜けそうなのをなんとか踏ん張り(踏ん張るものなのか?)レギーと中に入った。




