ベークの質問責め。
抜けてた一話分です。
「カエデ、昨夜の事を詳しくお話しして頂けますね?」
真っ黒な笑顔でベーク様に言われたら、答えないわけにはいかない、、、
「外に、、、黒い犬が、、、汚れて怪我していると思って、、、その、、、心配で、、、綺麗にしてあげて、傷の手当をしようと思ったんです。」
まさか、獣族の方とは知らなくてと言う言葉はしぼんでいった。
「彼は、レギー=イマージュ=アナリス。
獣族で、主に神殿の騎士団に所属していますが、今は訳あって他の仕事をしてもらっています。」
そう、、、ですか、、、
と心の中で頷く。
「彼はあなたの前で人型に?」
「いえ!昨日はずっと犬の姿で、人型を取れるなんで知らなかったし、、、し、知ってたら、、、あんな、、、っ」
ひぇ〜!思い出しただけでも恥ずかしい!
お風呂に入れちゃったり、、、抱っこしたり、、で、デコチューまで!!!
一人悶えていると、容赦ない視線にそれすらも吐いてしまった私。
「、、、、。」
「、、、、。」
この、沈黙は何ーー!
何かを考えているような、ベーク様の顔をチラリと見た。
レギーさんと本当によく似てる。
名前にイマージュってあるから、兄弟なのかな?
「彼の、、、様子がおかしい所はありませんでしたか?」
???おかしい所?
「いえ、、、別に、、、まぁ、最初は警戒されていましたが、、、、急に大人しくなって、、、っとし、静かになってしまったので、、、」
「静かに?」
「少し噛まれてしまって、、、レギーさんもびっくりしたんでしょうね。」
「噛まれたのですか?」
「あ!そんなたいした事はないんです!」
また、何か考え込んでいるベークさん。
うーん、、、気になる!聞いちゃえ!
「あの、ベーク様とレギーさんは良く似てますよね?」
「あぁ、双子ですからね。と言っても私は獣族の血が薄いので姿は変えられませんが。レギーの方は逆に血が濃いんですよ。」
なるほどー。
それから、ベーク様は仕事があるからと部屋を出て行かれた。
なんか、無駄に疲れたーー。




