↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
8/10

第八章☆麦畑

「今は食糧の備蓄があるけれど、いつまでもつかわからないわ。だから、食べ物を確保することを考えて欲しいの」

と、私が言うと、男たちは顔を見合わせ、

「確かにそうだ」と言った。

「穀物の種はあるかい?」

「あるわ。探したら麦と大豆があったわ。まだ他にもあるかも知れない」

「そりゃあいい」

彼らは怠惰ではなかった。ちゃんと先のことを考えて計画して実行した。

耕したばかりの畑で汗をかき、白い歯で笑った。

「他の施設の奴らがここを狙ってくるかもしれない」

彼らは不安を口にした。

「手勢があったら心強いんだが」

「子どもたちは戦いに駆り出させないわ」

無垢な少年少女が大勢まだコールドスリープに入っていた。睡眠学習で、大人になったら自由に巣立っていくためのプログラムをかけてあった。ここで、邪魔が入ったら何もかもがおじゃんだ。

「できるだけ穏便に解決しましょう」

男たちは肩をすくめた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。