プロローグだってさ
起きると知らない部屋にいた・・・いや部屋なのかすら解らない。
「ここどこだ?」誰にともなく訪ねても返事はな・・・あった
「この世界の管理人室です」姉がポンとどこからともなく現れて訳のわからないことを言い出した、(ああ、夢か)そんなこと思っていると姉は俺が考えているのが解るかのようにしゃべりだした。
「これは夢ではありません、あと普通の人はここでは思っていることがうーん「神挌者」とでもいいますか?に聞こえるのです。」
「不愉快だがまあまあ便利だな。」どうせならと思っていたことを言う、そういえば姉ちゃんは「神挌者」だったんだな。
「あなたには姉に見えるのですね、私はあなたの姉ではありません、私の本当の姿はあなたも今から神格化するのでわかるでしょう。」
俺も神格者になれるのか!
「ええ、あなたには新し世界の管理人になってもらいます。」
ふうん、そういえばなんでこんなところにいるのだろう。
「それは、あなたが死んだからです。」
心を読まれるのは良い気がしないな。
「まあそんなことももうすぐなくなりますよ。」
ふうん、でなんで俺は死んだんだ、まだ中一だろ俺。
「通学中に通り魔に刺されました、幼馴染の女もあなたが管理室についた後3秒後ぐらいに死ぬけど、あなたが行く管理人室に送ろうか?」
何でそんなことする必要がある?
「管理人はかなり暇な職業なのよ、戦争起こして遊ぶにも相手がいないと。」
まあそうだな、あいつなら相手として申し分ないしな、お願いしよう。
「いいよ。」
うんやっぱりいい気分にはならない。
「じゃあ心の声が聞こえないようにしに行こう、幼馴染の・・・
「天九、俺は衛高、幼馴染は、てんく、俺はえこうと読む。」
「ん、じゃあ天九ちゃんは、神格化してから送るね、それじゃ行こうか。」
目が何も見えなくなっていった。