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第五話

「先輩、どうしたんですか? 顔暗いですよ?」

 被服室に入っていつもの春香さんの隣の席に座ると心配そうに後輩が顔を覗いてきた。

 僕はいろいろあって疲れていた。

 ホント、全て投げ出してどっか遠くで暮らしたい。

「あぁ。いろいろあって疲れたんだよ」

「なんですか。らしくないですね」

「今日、ラブレター貰っちゃってさ」

「え……?」

 彼女の顔色がさっと変わる。

「どうした?」

「そ、それで……返事はしたんですか」

「あぁ、断ってきたよ」

「そうですか……」

 最後のほうは声がかすれて聞こえなくなっていた。そんなに驚くことだろうか。

 彼女はまた作業へと戻っていった。

 僕もいい加減ナフキンを完成させなければならない。とっくに春香さんは完成してるっていうのに……。

「……」

「……」

「ねぇ……」

 黙々と作業を進めている僕らを変に思ったのか先輩が声をかけてきた。

「あんたたち、なんかあったの? いつもだったらしゃべってんのに」

「あ、はい。えーと、今日は作業に集中したい日なんですよー」

「そうか。がんばれよ」

「はい」

 僕がそう受け答えしている間にも春香さんは何か思い詰めた様子でペンケースを作っていた。

 もしかして……焼き餅? いや、まさか……。

 痛っ! 僕は指から赤い血がにじみ出ているのを見ながらずっと考え続けていた。

こんにちは。まなつかです。


時間が余り無いので簡潔にいいますね。

・テスト勉強があるので更新は出来なくなるかもしれません。

・テスト後も、学年で五番以内でなければPC禁止です。


というわけで、完結出来るかどうか気になりますが、頑張りたいと思います。


それでは。

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