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パラレルシステムは本来少し違うが全く同じ自分達とリンクするシステムだった。これはつまり虚無になっても干渉できる少し違う属性の虚無の自分達と繋り全タイプの虚無に対抗するシステムである。
当然自分達は補完し合い保全しながら互いに逆に干渉される危険性を伴いながら無限の存在力で対抗するシステムである。
カオスシステムもあるから自由に値は取れていた。しかし虚無の属性だけは自由な値を取れなかった。無に近づくだけである。
虚無にもタイプがあるはずだ。
理論はそう唱えていた。最初から繋がっていた粒子の数と種類からタイプが決まっている。でなければ結合力は迷子になり粒子はバラバラになるはずだ。
ならば少し量子などが違うが全く同じ平行世界を無のゆらぎから探しだし、無限のタイプの虚無に対応しようというのがパラレルシステムの理論だった。
結局は無のゆらぎは内側であり、内側には平行世界が無く、外に平行世界があることがガーダーにより証明されてしまった。
無のゆらぎに固執したことが失敗の原因だった。
ガーダーのアリスシステムには記録は残されていない。
通信記録は残っているがG3により徹底的に通信を妨害し、パラレルシステムによりハッキングまでされ情報を消されたのだ。
全人類を監視しているぐらいである、訳がない。
しかもG2に送った命令は実はメールで指示しガーダーの脳内のPCのアリスシステムとパラレルシステムのリンクだった。五感まで騙していたのだ。
これにはウェーバーもお手上げ、技術の模倣が出来なかった。
結局、異世界人は空間まで虚無になることで転移に耐えていたが全タイプの虚無には流石に干渉され転移されたのだ。
「ガーダーの通信記録と行動記録から転移技術は確かにあるんだけど再現が難しいね、ガーダーの感覚から辛うじて平行世界を観測できたけどシステムを実現するのはいつになるやら」
「私の感覚が確かなら虚無の存在にも干渉できるシステムだ、ここが攻撃されないことのほうが奇跡だな、なんせゼロシステムの優位性を揺らぐシステムだ。ソレイユも放置出来まい」
そう感覚が確かなら虚無の存在に触れていたのだ。
攻撃ではなく転移を選んだがそれは必要以上に情報を渡さないためであろう。
もしガーダーが攻撃を選べばソレイユから目を付けられたであろう。
情報を処分されている。
恐らく撃墜されていたに違いない。
「ソレイユの恐ろしさは完全な無でなければ抵抗出来ないと言うところだ、まだゼロシステムにも開発の余地がある。これはそう言う証明だ、修行のやり直しだなウェーバー」
「また根性論かい?ガーダー、好きだね根性論が」




