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舞い踊り散る桜  作者: 紅夜 真斗
十三章
136/142

影の陰

 今日の夜勤めは取手の家で待機当番だった。本来の当番なら外廻りなのだが、輝政殿の葬儀を終えたばかりのオレが居るので、急遽交代となった。

 交代してくれた班の班長、山内殿は良くある事だと、気にするなと笑ってくれていた。彼は十重殿とほぼ同期の影担い。実際、良くあるのだろう。

 以前なら影担いに就く者が葬儀の有無により、夜歩きを控えなくてはいけないと言うのは可笑しな話だと思っていたが、実際にそうなると、外廻組としての役目をきちんと果たせるのか怪しい心持ちだった。

 前の、結殿の葬儀後は如何だったか。ふと考えて、大和の后守を外されたり久弥からアキの事を言われたりで、輝政殿(こんかい)のように喪失感や感傷に浸る暇も無いまま、あっという間に日を経ていたのだったなぁ。

 そう思い出しながら、書状仕分けの続きをしていく。

「二人とも、これも直ぐに出来そうだ。頼む」

「うぅ……これ、全部燃やしたぁい」

「先人の苦労を蔑ろにする気か」

 鹿角殿から追加と言って渡された箱を目の前に、辻森が物騒な文句を言うので窘めた。

 多少、それとなく唆したと言われそうだが、千代殿の部屋に置いてある書状が押し込まれた箱を片付けている最中だ。

 千代殿から片付けを頼まれた鹿角殿から手伝いを乞われ、遠慮なくそれに飛びつかせてもらった。

 片付けながら書庫行きにする報告書は相変わらず、凄い有様だ。五年前の物とかが真新しい物にしか見えない。

 だが、手伝いながらの雑談交じりで鹿角殿から聞いて分かった事がある。

 道場の方にある見巡録は頭領が気になったものを、書き写して道場と言う近場で保管している。と言った具合だったらしい。

 まあ、どの時代の頭領がそうし始めたのかは知らんがな。

「冬臥ぁ、これ見てぇ」

 面白い物を見付け出した声音で辻森に誘われ、その手元を覗けば、江斗の所属する班の報告書を見つけたらしい。今から八年ほど前か。

「古いけど、江斗の名前発見したぁ。江斗もずっと戦方なんだねぇ」

 感嘆の溜息を乗せて呟かれた言葉に、そうかと思わず辻森を見つめてしまった。

 オレ自身が戦方から始めていたから考えていなかったが、辻森はずっと情報方だったのだな。

「荒神相手に戦うってやっぱりカッコいいねぇ。ま、これだと、逃げられてるけどぉ」

 憧れを乗せた辻森の発言にそう言う考えの奴も居るのだなと思いながら、流し読みで、つい内容を読んでしまった。

 報告地の場所は津具岡町。確か霜月本家の北東の地で、蓬莱町から更に北にある葵山(あおいやま)の裏に当たる場所。

 そういえばオレの纏めた書にも津具岡町の名前があったな。

 思い出し半分に、一度避けた束の中からもう一度引っ張り出し、思わず息を呑んだ。

「どうしたのぉ?」

「いや、大した事ではない」

 そう答えながらも書かれていた内容を頭の中で何度か刻むように、繰り返して目を通す。

 オレが先に見た報告書の内容は、日付こそ違えど、辻森が見つけた物と同じだった。

「あら、皆さん此方にいらしたんですのね」

 千代殿の声に作業の手を全員が止めて、入口へ目を向けていた。

 何度か取手の家に通うようになって分かったのは、千代殿が取手の家に来るのは夜四つを過ぎてから。それ故に、オレ達の方が先に居る事のほうが多い。

 その為、取手の家での待機控えの場合、古竹さんからもそうだが、鹿角殿や山内殿の指示を受けて仕事に取り掛かり、千代殿が来れば彼女の指示に従う。

「さあさ、今日はその辺りで構いませんよ」

「ほーい」

「はい。ああ、千代殿。書庫に入れられるよう、こちら側の箱に五年前後の間隔で、地域、種別に新しく纏めてあります」

 以前から片付けたいと言っていた、一番下に並べられていた箱をまずは三つ、漸く纏め終えた。

 細かく分けて纏めようと言ったのは鹿角殿で、始めのうちは辻森もオレも、膨大とも言える量に閉口したが実際やり始めると、元々の資料自体が年代、妖の種類、地域、地区の順に綺麗に纏められていた。

 ただ、紙一枚そのままで入っていたりしていた物は、新しい紙に糊付けしたり、慎重に綴紐に通したりして本の体裁を整える必要があったわけだが。

「冬臥さんも多々良もご苦労様です。雲雀さん、折角ですから書庫にしまって来て下さいな」

「あ、オレも手伝いますよ」

「平気だ。古竹の処に戻って良いぞ」

 千代殿に纏め終わった箱を頼まれた鹿角殿に、先程と同じように手伝うと言うが、今度は緩く首を振られた。

「そうですか。また手伝いあれば声をかけて下さい」

「冬臥ってばぁ、ほんと熱心だよねぇ」

 後ろから何も知らない辻森に笑われて云うが、千代殿から書庫の鍵を渡された風情も無いのに、部屋を出て行った鹿角殿がどうするのか見たかった。合鍵を持っているのかも知れないが。

「さぁて、香月ちゃんとこ戻ろぉ」

 片付けから開放されたのが嬉しいのか、心持ち軽い足取りで辻森が先に部屋を出て行った。

「あれ、もう良いの?」

「終わったよぉ。香月ちゃん、手伝おうかぁ?」

「本当にっ、多々良って書くの早いから助かるわ」

 草刈殿の下にある書状は、書き慣れていないと言うのもあって大分少ないはずだが、それでも辻森の申し出に嬉しそうな声を上げて、隣に来た奴に遠慮なく手渡して行く。

「香月ちゃん……全部は、ずるいよぉ」

「これ終わったら、少しずつ持って行くから!」

 今日の辻森は散々だなぁ。刀稽古の後、江斗を引きずって白雅団子を買いに行ったくせに、売り切れてたり、和一殿の口車に乗せられて他の団子を奢らされたり。

 ま、誰も止めなかったけれどな。

「冬臥ぁ、今日これなんなのぉ」

「オレに言うな。そう言う日だと思って諦めろ」

 ずっと一緒に居て見ていたから、案の定泣き言を向けてきた。

「おやおや、後でお茶でも入れてあげましょうかね」

 情けない顔を向けたままの辻森に古竹さんが笑いながら提案し、渋々と辻森は草刈殿の隣に腰を下ろした。

「古竹さん、オレの方はありますか?」

「はいはい、勿論ありますよ。では、ご一緒に外に行きましょうか」

「あ、ずるい!」

「狡くないですよ。草刈殿、頑張って下さい」

 古竹さんに誘われて外に出ようとするオレに、草刈殿が非難の声を上げた。

 鷹を扱う事が出来る人間として数えられてる身だ。古竹さんと外に出て鷹を呼ぶ準備をする。

 外は十六夜の大きく明るい月が木々の陰を作り出している程で、そして、寒い。

「予想よりずっと寒くなってますねぇ。いつ雪が降ってもおかしくなさそうですよ」

「で、ですね。千代殿の部屋が暖かかったから、結構堪えます」

 部屋の中仕事として油断してた。外に出た途端に吹き付ける寒風は正直大した事はないが、空気が冷えに冷えて、温まってた体には(かじか)むほどに寒く感じる。

「はい、ちゃっちゃとやっちゃいましょう」

「承知しました」

 浄善時を背にし取手の家から少しばかり離れた所で、古竹さんが鷹笛を吹き鳴らし、鷹を呼ぶ。

 巡回に出る各班に鷹匠が必ず就いているのなら良いが、情報方の鷹匠は、オレと古竹さんを含めても四人しか居ないし、全体の鷹匠の数としても三十人程度。

 緊急時用に鷹笛は各班に一つずつ鷹紐と共に配布されているが、町の中に居るのが前提の班には配布されていない。

 その為、町廻組の定時連絡には此方から鷹を送る。

 連絡に専任にする鳥は十二羽。オレの鷹である珀慧とイブキは数えないし、古竹さんの扱う響と白梟のヤタも同様に含めない。

 渡された笛にはそれぞれ数字が振ってあり、それがそのまま名前となっているのだけは、専用の鷹を持つオレとしては可哀想な気もするが、十二羽それぞれの名前を覚えなくて良いのは利点かもしれない。

 今日は七、八、九、十の数字が振ってある笛だ。

 一匹ずつ吹き鳴らして呼び寄せ、それぞれを東西南北に振り分ける。

 オレの方が古竹さんより先に飛ばし終えたので、半刻分の時知火に火を入れた。

「さてさて、中でお茶でも入れましょうかねえ」

 飛ばした後は鷹任せの所もある。古竹さんが先に部屋の中に戻り、入口直ぐの囲炉裏に上がりこみ、お湯を沸かす準備を始めていた。

 オレも火の付いた時知火を時計台の上に置いて、鷹を飛ばした報告をする為に千代殿の部屋に赴こうとした。

「冬臥ぁ! 香月ちゃんがひどいーー」

「ぐはっ……」

「ちょ、ひどいって何よっ」

「行き成りなんだ、というか、引っ付くな鬱陶しい」

 千代殿の奥の部屋に行くために居室の襖を開けた途端、辻森が泣き言と共に飛びついて来た。

 多分も無く、鳩尾狙って頭突きしてきやがった……

「香月ちゃん。冬臥が冷たいんだけど相談に乗ってくれなぁい?」

「嫌よ。そんなの」

「辻森お前、段々と和一殿の影響受けてないか?」

「ふへへ、和一さん楽しいから好きだよぉ」

「話を進める気が無い。と、見なすが良いな」

 辻森が和一殿の悪影響(?)を受けて本題に入る気配が無い。これが久弥にまで伝播してたら流石に怒るべきなのだろうか、和一殿を。

「そんな事無いよぉ。だって、香月ちゃん、さっき終わったら持ってくって言ったのに一向に書き終わる気配無いんだもーん」

「ああ、そんな事か」

 録でもねえ――もとい、辻森の方が草刈殿から放り、受け渡された分を先に終えそうだという事か。

「辻森」

「ん?」

 とりあえず、未だに張り付く辻森を引っぺがして、くるりとその正面を先程まで辻森自身が座っていた場所に向けさせる。

「引き受けたお前が悪い」

 文字通り言葉ごと突き飛ばして、改めて千代殿へ報告へ向かう。

「本当にあなた達は仲が宜しいですねぇ」

「騒がしくする気は、オレは無いつもりなのですが。済みません」

 何で、オレが謝ってるんだろうとか、そう言う事は一旦横に置いておこう。

 千代殿の部屋と先程オレ達が騒いでた部屋は襖一枚隔てただけの隣同士。柔和な物言いをされてるが、零された溜息には、もう少し落ち着けと言われてる気がした。

「それはそうと冬臥さん。雲雀さんから聞いたけれど随分、片付けが好きなようですね」

 一瞬、不意打ちのように告げられた言葉にオレは動揺を隠せなかった。

「片付けと言うより、先人たちの残した書に興味があると言うだけです」

 こう言う時は取り繕うより言ったほうがマシだろうと、何時か千代殿から触れられるとも考えていたし、嘘ではない。

「周知の通り、師匠である紀代隆様の元を離れ、実家も離れていますから。過去の妖や荒神に関する資料が道場の物だけとなっていますので、かなり気になっていますね」

「そうねえ。春紀さんも冬臥さんと同じくらいの頃から真面目にしててくれれば、あの人も苦労しなかったのにねぇ」

 ほうっと息を吐いて、座れと促された。

「でもね、まとめ役として冬臥さんには聞いておきたい事があるのよ」

 向けられた笑みは楽にしていて良いと言うが、視線はすっと探るように深く真っ直ぐに向いてきた。

 この千代殿の視線は慣れない。

 深く探る。言葉の裏、言葉の揺れ、そう言ったほんの僅かな物も逃すまいとしている。

「何故家を出てしまわれたのかしら。お琴さんの下でなら、彼女の代理権限を使える立場でしたのに」

 純粋に不思議そうに訊ねられた内容は、予想していない方向からだった。

「持ち出しは禁止。確かにそうお伝えしましたけれど、頭領の奥方であるお琴さんには、それに準じた権限が与えられているのよ。興味があるのなら、実家に居てお母様に頼めば済むのに。そうすれば、こんな盗み見のような手段を講じなくても宜しかったのではなくて」

 指摘した事を気がつかなかったのかと、優しく問い掛けられ、そこで初めてオレ自身も気がついた。

 万が一、頭領に何かあった時。その時は頭領代理権限を有するのは紀代隆様。

 オレが大和の后守を正式に外されたとき、頭領はそう宣言し、影のまとめ役として十重殿も指名して、西へ発った。

 だが、その紀代隆様もあの時、御剣家の目付け役を言い渡されていた。それは、綾之峰様に同行する役目も兼ねている為、頭領も紀代隆様もこの地に不在の時、必要に応じて后守を纏めるのは、琴世様だ。

 そう気が付かされたが、もう後の祭りだし、今の生活は生活で楽しくさせてもらってる。

 その事を素直に伝えれば、千代殿はやはり探る目でそう、と相槌を打った。

「時折、自分の持ち回りごとにそれぞれ体があれば良いと思いますが」

「そうねぇ。夜は影として、朝は朝で鷹のお世話。昼を過ぎたら道場へ。只でさえ普通の若い子の生活では無いわね」

 まあ、其処に夕方の稽古や久弥の稽古が入るわけですが。

 内心で付け足した事にふと重い溜息を吐きかけたが、千代殿がオレを引き止める糸が見えない。

「どうかしら、そろそろ鷹匠の仕事を辞めてみないかしら」

「は?」

 あ、いやいや。思わず間の抜けた返事しか出来なかったが、どういう事なのかさっぱり分からない。

「古竹や他のみんなさんから、鷹匠の仕事は生活のためと伺っていますのよ。なら、いっそのこと辞めて影担い一つの仕事に絞ってみてはどうかしら」

「ちょ、ちょっと待ってください! 確かに、鷹舎での仕事は生活のためです。むしろ、それを辞めれば久弥とアキに今以上の負担を掛けてしまいます」

「そうねえ。だから、鷹匠の仕事を辞めて実家に戻ってしまいなさい。あちらはその一つで生活を賄える基盤を育てた。これは向こうに劣る事実ですのよ」

 片手を頬に添えてたおやかに見せかけ、強い非難の視線を向けてきた。

「向こうとは……」

「西の事ですよ」

 何でも無い事の様に告げられ、そうなのかと思った。

 シクイドリの件や時川殿の話で、印象は悪かったが西側には影に就く者達の生活基盤がしっかりしているのか。

 そう言う点では確かに、自分もそうだが草刈殿も古竹さんも生活の為に別の表仕事を持っている。

 これは他の影担いたち全てに云える事だろう。

 町の人達からの心付けや御剣家からの支援の大半は、頭領から各班の班長たちへ割り振られ、戦列を離れることを余儀なくされた人へ優先的に渡されているはずだ。

 だが常に一定ではない。

「それに誰でも招いてしまうから、逼迫状況から脱却できないという事。春紀さんは分かっているはずなのに何もしていないのです。あたくしの言葉は春紀さんには届かない。いえ、むしろ耳も貸してもらえない」

「だから、オレから琴世様に上申しろと」

 読めたと言うものではないが、朧気だが千代殿の意図は分かった。

 情報を扱う千代殿だから、歪みの大きさを推し量れるのだろう。

「息子である貴方の言葉なら、お母様は耳を傾ける。そして、愛する人からの言葉を無碍に出来る男ではない」

 確かに理解できるし共感できる事だが、千代殿から向けられた笑みに思わず背筋がぞくりと震えた。

「あの人は自ら動いて周りを鼓舞するから誤魔化せるけれど、本来、頭領たるものが皆の元を離れて動き回るなどあってはならないのです。ですが冬臥さん、貴方はたくさん動いて、見て、経験して、そして此処に帰ってきなさい」

 千代殿の言い分は確かに納得できた。だが、言葉の影に頭領への信頼が見えない。

 この人が守りたい物が見えないと言うべきか。

 よほど警戒した目を向けていたのか、千代殿の視線がふっと笑った物に変わった。

「家悟が……先人達が作り守り続けた后守を、春紀さんはただの反発心で危うくしたのですから。貴方は此処に落ち着くことを考えなさい。久弥君と言いましたか、冬臥さんのお弟子さんは。あの子達はお琴さんが育てたとしても、何かを不自由することは無い。貴方も得たい物を得られる。一考するには十分価すると思いますよ」

 話しは終わり。そう呟いて千代殿が席を立った。

 残されたオレはそのまま暫くの間、千代殿が提案した内容を繰り返して考えていた。

 久弥達を実家に連れて行ければ、確かに多くの事を学べる。生活の為の手伝いで時間を使う必要は無いし、アキの瞳の事だって、母上なら分かってくれるだろう。その点に関しては否定する点は何も見当たらない。

 だが、頭領からは久弥の件は認められていなかった。流石に、葉桜の一件もあるから諦めてるだろうが。

 幼い兄妹を心配して、と言う点はある少なからずあるのかも知れない。影担いとして、幼いとさえまだ言える久弥を、妖退治には連れて行く事を良しとしていなかっただけかも知れないが。

 利点だけ見ればかなり優良な条件だが、それをオレが受け入れる訳には行かない。

 何処にいても、頭領の影が付き纏う気がする。静観を決め込んでる、そう言う現状にただ助けられてるだけだ。

 ……千代殿から見れば、オレ自身の行動も、父親(とうりょう)への反発心と見透かされているのかもしれないな。

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