第11話:旅の下準備
私は今日も市場に来ていた。
今いる街がカイムイセントと言う街らし近くにある街でも3日は掛かるらしい…
道中魔物や食糧難にならないために保存食や野宿道具を買いに来たのだけど…
「保存食ってあんまり美味しくなさそう…」
そう異世界系小説の主人公が言ってるように硬そうで…かつ塩が多くついており食欲が湧かないのだ…
「そう言うなよ…嬢ちゃんこれは長期保存に適した食べ物だ!食材が欲しいなら2つ隣の店だぜ?」
「いえ…あ、あの他の街にで一人旅として行こうかなって思って道中の保存食を買いに来たんですけどぉ…初めてで…」
「ハッハッハ!なんだそうだったのか!そんなことなら早く言ってくれ!それでどこの街に行く予定なんだ?」
「はい…えぇっと…メバームに行こうかなと…思ってます…」
「おっ!メバームか、あそこなら馬車で3日じゃなかったか?」
「えっ…?馬車で3日なんですか?!私てっきり徒歩で3日かと……」
「おいおい!徒歩で3日って徒歩じゃ1週間はかかるぞ?しかも一人でなら荷物も多くなる…今からでもいい馬車で行くようにしとけ…嬢ちゃん。」
「荷物に関しては大きな収納できる場所があるので…大丈夫です…」
そう私には【箱庭】に置いておくことができるから大丈夫!荷物はティルたちに保管してもらって必要な時にだしてもらえれば完璧!
「場所?まぁ嬢ちゃんが大丈夫って言うなら止めはしないが一人で大丈夫か?」
「はい…多分大丈夫ですぅ…」
「ほんとに大丈夫か?でも徒歩分なら大銀貨2枚と小銀貨1枚くらいで買えるが…そもそもそんな金持ってるか?」
「これでいいですか?」
「お、おぅ!じゃあ量が多いが持てるか?」
じゃあ直ぐにティルの所に…人目がつかないほうがいいか…
人目がつかないところに一人で持っていけるかなぁ…
「頑張って持って行きます…」
「おう!まいどあり!」
ー宿の部屋で…ー
「はぁ…はぁ…つ、疲れたー…」
よしここなら【箱庭】に転送させても誰も違和感持たないよね!
それじゃ転送して…次は野宿道具を探しに行かないと…
ー再び市場にー
「どうしたんだい?アンタみたいな可愛い子が来るようなところじゃないと思うんだけど…」
「あ、あの…一人で旅をしようかなって考えてて…そのための野宿道具を買いに…」
「アンタみたいな年代で一人旅なんて…珍しいね、まぁアタイはとやかく言わないさ。で、聞くんんだけど予算は?」
め、目が怖い…予算を聞いてきた途端目つきが…
「大銀貨10枚と小銀貨3枚で考えてきたんですけど…」
「そうかいそうかい…よし!合格だ…」
「合格…?」
「そうだよ、低予算だったら直ぐにでも追い出してたさ…しかしアンタはしっかりとした予算をしていたっ!だからその額をくれるのならそれ相応の道具のセットを渡そうじゃないか!」
「い、いいんですか?!」
「いいともいいとも…しかし大事に使うんだぞ?直ぐに壊されちゃ道具が可哀想さね。」
「は、はい!ではこちらで…」
「うむ!しっかと受け取った明日中に取りにきな!過ぎたらお金だけ貰うよ!」
「絶対明日来ます!ありがとうございます!」
そう言って私は宿に帰っていくのだった…
そして明日は楽しみにしている祭りの日である。
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