第35話 「お祭りの準備」
町に入った瞬間、どこかそわそわした空気を感じた。
広場では大人も子どもも大忙しで、飾りをつけたり屋台を並べたりしている。
「いらっしゃい! もうすぐ“豊穣祭”なんだよ!」
パン屋のおばさんが笑顔で説明してくれた。
一年の実りに感謝し、町全体で祝う大きなお祭りらしい。
僕たちも自然と手伝うことになった。
色とりどりの布を飾り付けたり、屋台の骨組みを組み立てたり。
途中で子どもたちが手作りの旗を持ってきてくれて、町はさらに華やかになった。
「こっちのリボンはどう結んだらいいかな?」
「こっちをもう少し高くすると見栄えがいいよ!」
みんなで相談しながら進める準備は、どこか文化祭のようで楽しかった。
夕方になると、広場はすっかりお祭りらしい姿に変わっていた。
カラフルな布やランタンが風に揺れ、まるで夢の国に迷い込んだかのよう。
「明日が楽しみだね!」
子どもたちが弾む声を上げ、僕たちも胸を躍らせた。
異世界ハッピーライフ35日目は、みんなで協力して迎えるお祭り準備に心躍る一日となった。
第35話も読んでいただき、ありがとうございます!
今回は「お祭りの準備」をテーマにしました。
町のみんなで協力して飾り付けをしたり、屋台を組み立てたり……まるで文化祭の前日のようなワクワク感を描いてみました。
準備をしているときって、実は本番より楽しい瞬間があったりしますよね
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感想やコメントも大歓迎です! みなさんの言葉が物語を続ける大きな力になっています
次回はいよいよ本番! お祭りの日を描いていきますので、どうぞお楽しみに




