第13話 「花畑で編んだ幸せの冠」
今日の天気は雲ひとつない快晴。
町の人から「この時期は花畑が見頃だよ」と教えてもらい、僕は少し足をのばして郊外へ出かけることにした。
丘を越えると、目の前に広がるのは一面の花畑。
赤や黄色、白や紫……色とりどりの花々が風に揺れ、まるで絵の中に迷い込んだようだった。
「わぁ……すごい……!」
思わず声が出てしまうほど、美しい光景だった。
花畑の中では、村の子どもたちが花を摘んで遊んでいた。
「お兄ちゃんも一緒に花冠つくろう!」と声をかけられ、僕も輪に加わることに。
不器用ながらも花を編んでいくと、子どもたちが笑いながら手伝ってくれる。
やがて完成したのは、小さな花冠。
子どもたちが僕の頭にそっとのせてくれると、みんなが拍手してくれた。
「似合ってるよ!」
その言葉に少し照れつつも、心がとても温かくなる。
僕はお返しに、花冠を子どもたち一人ひとりにも作ってあげた。
みんなの頭に冠がのったとき、花畑全体が笑顔で満ちたように感じた。
夕方、花畑がオレンジ色に染まる中、僕は思った。
「こういう穏やかな時間こそ、本当に幸せって言うんだろうな……」
異世界ハッピーライフ13日目。
今日は色とりどりの花と笑顔に包まれた、優しい一日になった。
第13話も読んでいただき、ありがとうございます!
今回は花畑が舞台でした。
子どもたちと一緒に花冠を編んで、みんなで笑い合う――そんな小さなひとときが、特別な幸せにつながるお話になったかなと思います。
自然の中で過ごす穏やかな時間って、やっぱり心を癒やしてくれますね。
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次回も、主人公の異世界ハッピーライフを楽しんでいただけるようにお届けします。
今回も最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!




