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出発3分前、ご予約のお客様は皆様、お見えになり、トランク閉扉や運行記録の記入など、出発準備に追われる。
すると、ターミナル係員がバスに向かって走ってくる。
飛び乗りのお客様がお見えで窓口で発券中とのこと。
「転倒しないようにゆっくり歩いて来て」と伝言を託しお客様を待つ。
数分のうちにいらしたお客様は、最終の特急に乗り遅れたのだと、息も切れ切れに事情を説明してくれた。
深呼吸を促しゆっくり入口へ誘導する。
私の知る限り、今日のうちにこの街を発つ最後の手段がこのバス、341便であり、これを逃せば、最速は明朝の航空便。現地到着は昼前になる。
こういった突発需要に応えることもまた、夜行バスに与えられた使命である。
残り1つだった空席も埋まり、満席で出発準備を整えた。
「トランク、停留所クリア!中央ターミナル、時刻良し、定発!」




