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15/26

22:47

 国道は想定通りの豪雨だった。道はほとんど川に近い。視界も悪く速度も上げられない。せいぜい30km/h。


 不謹慎だが、こういう状況には燃えるタチだ。

数十人の命を背負い、たった一人で自然に立ち向かっている気になる。


 ゆるり、ゆるりと峠を登ってゆく。

車通りもまばらで、孤独な戦いが続く。

客席は揺れていないか、路面はどうか、後続車はいるか、目まぐるしく確認をしながら歩みを進める。


 ヘアピンカーブを2つ抜ける。

対向車線でスポーツカーがガードレールに突き刺さっていた。乗員は無事のようだ。


 峠の頂上にたどり着いた。雨足は衰えない。


 ダウンヒルに入るが陸橋の継ぎ目板が多くスリッピーな区間が続く。

排気ブレーキ、電磁リターダーを作動させつつ、勘所でフットブレーキを入れ、前後のブレーキバランスを調整する。


 雨音とエンジンブレーキの「ドォーーー」という音、それにタイヤが水を掻く音が響く。

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