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90.大学生活

【chapter.07】 シスター(全15話)


あの日、から1週間経過してて

コンビニもスーパーも街中も

ハロウィンの空気が漂っていた。


誰も実物を見た事が無いのに

オバケの絵をオバケと思うのは

よくよく考えたらオカシイ。


ユキちゃんが駐輪場で灰色の眼差しになり

ー私は救済の魔女

ー貴方は真実を間違えている

そう言った後。


誰かがパチン!と手を叩いたように

2人の催眠術が解けたように

時が動き出して

ユキちゃんの目が黒く戻って


「ああーっ!バイトに遅れちゃいますよ!」

などと抜かすから、とりあえずコンビニで

いつも通りバイトした。


それから1回、シフトが被ったんだけど

俺もキスしてる手前、なんつーか、

急に恥ずかしくなった俺は

あの日の話を出来ずにいた。


謎は残るけど

とりあえずあの日あの時、ユキちゃんは

救済の魔女だと、告白してきた。


というか、魔女ってのは、

ユキちゃんの感情とは別の存在なのか?


多重人格的なもので、

互いが互いを知らないのだろうか?


でも間違いなく、俺とユキちゃんは

異母兄妹かも、そういう認識はあるはずだ。


まずは、例えば俺とユキちゃんが

DNA鑑定的な事をして


本当に血が繋がっているのかを

調べる必要がある。


実は違いました!

そんなオチだったりして。



だからこそ、俺は〝真実を間違えた〟のだろうか。



まぁ、少し気を取り直して

というか正気になった俺は


とりあえずまた


大学生活を始めた。









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