26.マム?と三人娘 そして「あんころもち」の行方…
まだ閉店前、お店の事務室にて。
大きく重たすぎる胸を両手を組むように抱えるスタイルで、店主のクレージュが新しく来た三人の女の子に、優しく話をしていた。
「…というわけで、明日から早速、お店の仕事を手伝ってもらうから。
最初はあわてず、ゆっくり慣れていけばいいわよ。それと、お仕事以外の、自分たちの洗濯とかお掃除も、全員が一通りはできるようにね!」
「は~い!」「はーい!」「はい…!」
いい返事ね、とクレージュも思わず笑みがこぼれる。
「それと、近日中に商売のお仕事もあるから、そっちも一緒に来てもらうわね。
その輸送ってけっこう大変だから、明日からの体力作りの訓練も頑張ってね!」
「は~い!」「はーい!」「はい…!」
「あなたたちから、何か質問は、あるかしら?」
「はーい!」
「メメリさん」
ミミアも手を上げたけれど、メメリのほうがちょっと早かった。痩せて身軽な分、肉付きのいいミミアより早く見えた、のかもしれない。
「えっと、ご飯は一日何回ですか~?」
いかにも、この子らしい質問だ。隣でミミアが「あ、わたしの聞きたかった事と同じだ」という顔をしている。ご飯に対するこだわり…この子たちの先程の必死な食べっぷりが思い出される。
「ご飯は一日三食、朝昼晩の三回よ。お店に出す余り物が多いけど…これもあなた達にも作るの手伝ってもらうわよ。そして、時々になるけど、おやつも出そうと思うから、楽しみにしていて!」
「三食…おやつ付き……三食…!おやつ付き!!」
それほど大した事、ではない、はず…だけど、…このほっそりして食の足りてなさそうな女の子は、その言葉に目を輝かせ、何度も復唱していた。
貧しい村で充分に食べれなかった、この子の生い立ちが忍ばれる。
「…他に、あるかしら?」
「は~い!」
「ミミアさん」
「え~と、お洋服とか、身の回りのものは、買うことができますか~?」
この子は裕福な家の子だから余裕がある、見た目が気になるのは当然だろう。
年頃の女の子らしい質問だ。
「ええ。少しずつだけど売上に応じてお小遣いをあげるから、好きなものを買うといいわよ。お洋服とかはここにあるものなら、言ってくれれば何着かはあげるわ。もちろん、身の回りの物で、それ以外に必要なものも、ね」
「は~い、ありがとうございます!」
「あー、あと、オシャレはしてもいいけど、派手になりすぎないようにね」
「わかりました~」
接客も行うので、身だしなみには気をつけて、小綺麗にしておく必要はある。
ただ、程々に。贅沢をさせてあげる余裕はない。
この子はその辺りの事をわかっている感じの賢さはあるし、そういう事に疎い他の子の事も気遣ってあげれそうな面倒見の良さもありそうだ。
「…他には、ないかしら?」
「…はい」
「キューチェさん」
「…アングローシャに…行くことは…ありますか…?」
「ええ。頻繁に行く事になるわよ。何と言ってもアングローシャは商業の中心地だからね」
キューチェはアングローシャの商家に引き取られた孤児だと言っていた。
そして「身売りされた」と言っていた。だから自分を売った里親の元には帰れないだろう…と、言うことは、この子の目的は…
「さっき言っていた、お友達の事が気になるのね…?」
「…ええ! …心配なんです…とても…大切な…!」
そこまで言ったキューチェは、目に涙を浮かべて黙り込んでしまった。
「わ、わかったわ。
とりあえず、アングローシャに行く時には、必ずあなたを連れて行くから…
それも、なるべく早くに、ね」
(だから泣き止んで…)とクレージュは心配した…
けれど、その回答を聞いたキューチェは「…はい!」と強い返事を返してきた。
その瞳は泣くことをやめ、強い希望の光を伴って、じっとクレージュのことを見つめてくる。
クレージュも「約束よ」と力強く微笑む。
「その為にも、明日から大変だけど、しっかり訓練も頑張ってね。行軍は体力勝負だし、自分の身を守るための戦闘能力は必要だからね!」
「は~い!」「はーい!」「はい…!」
「じゃあ、今日はここまで」
とクレージュが思った矢先、三人が近寄ってきた。
慕ってきた感じではある、けど…ちょっと距離近い…
「クレージュさんは、みんなのおかあさんなのね!」
「ですよね! お料理もすっごく上手、おふくろの味ってやつです!」
「…すごく…やさしい…」
三人の輝くような瞳が見上げてくる。
(お母さん…って… そんなに歳…変わらな…
…変わるか…!?
倍とまではいかないけれど……
え? ひょっとして、倍いってる!!??)
黒髪ぱっつんの小柄な少女と目があった時、クレージュはそんな気がした。
動揺している? クレージュはちょっと自分が不安になる…
「はい…じゃ、じゃあ頑張って、“親・孝・行”してもらわなきゃね?」
この冷静な超やり手女子が多少なりあわてるのは、ちょっと珍しい。
「「はぁい、マム~!」」「…ま」
「そ、揃ってマムって…言わないの!」
これまで幾多もの修羅場、物理的な戦闘も、貴人との立会も、金銭的な駆け引きも、全て含めての修羅場を越えてきたクレージュ…が、
今遭遇しているのは、全く経験したことのない状況だった。
対人関係に関して熟練のクレージュが、今、ちょっと押されそうになっている!
言うなれば、気恥ずかしい、という感じだろうか…
でも…イヤな感覚ではない…ような…。
(冷静に、冷静になれ、私…!)
「甘えても、い~かな…?」
「ぎゅっ、てしてもいいですかぁ?」
「…ま…ま…」
三人娘が、クレージュの大きな胸に甘えたい、みたいな雰囲気を出している。
(愛で包んであげるのはいいけど…お胸で包んであげるのは、違うわよ!)
でも、考えてみればこの三人とも、母親がいなかったり、失ったりしてるのだ。
捕まっていた生活から救い出され、緊張感が一気に解けた、
そしてここに来て、今、愛される事を感じている、のだ、多分…。
境遇は似ているのに、先月組の四人にはなかったパターンだ。
「クレージュ、どう?」
ちょうどそこにフローレンが入ってきた。
「…って? あれ…? これって、どういう状況?」
クレージュが三人の女の子と抱き合うようにしている姿を見て、フローレンは目を丸くした。
「あ…えーと、ちょうど説明がおわったところ!
はい…! もうおしまい!
…も、もう寝なきゃね…明日も早いからね… フ、フローレン…! お部屋、案内してあげて!」
と、フローレンに「後、任せたわ!」と言って、
「あ、私、明日の仕込みあるから…!」と、クレージュは足早に退却する。
「「おやすみなさ~い!」」「…まま」
「はい、おやすみ…」(って! また何か聞こえたわよ!)
動揺している訳じゃあない、多分、ない…いや、自信、ない…
厨房に戻ったクレージュは、ちょっと嬉しいような、ちょっと恥ずかしいような、そしてなぜか、ちょっと悲しいような、そんな感覚に包まれていた。
「おかあさん、ね…」
隣で同じように明日の仕込みをしている同じ歳のセリーヌは、もうずっと前からお母さんだ。かなり若いまだ乙女と呼べるような頃に出産して、最初から父親のいない母子家庭で、ずっと一人で娘のレンディを育ててきていた。
(そうよね…私も…年齢的にはそろそろ…
いや! もう… ひょっとして…
ちょっと行き遅れてる!?)
魚を次々に三枚におろしながら、ヘンな事を考えている自分がいる。
(ここの生活は、自分に向いてるし、楽しいし、いい仲間がいっぱいできたし、そのみんなが自分を必要としてくれている…)
切った魚を煮込みながら、生き方について自問している自分がいる。
(冒険者としても活躍し、商売をしても成功し、こうやって自分のお店を持つ事もできた…)
仕込みしながらも、集中できてない。気持ちが全然抜けない。
(でも、家庭を持ったり、子供を作ったり、そんな生き方に、憧れがない訳でもない…)
「あ…」
調味料をまちがえていた、サフランのつもりが、チリを入れてる…
クレージュが料理に失敗する事なんて、いつ以来であろうか。
(あー、やっぱりこういう時は、ダメねぇ…)
「ごめん、セリーヌ…あと、任せていい…?」
「え…? ええ… 大丈夫? 何か…疲れてるんじゃない?」
「ええ、そうなんだけど…」
気にしてくれるのは嬉しいのだけれど、立派な子供のいるセリーヌに言われると、今は、なんかつらい気がする…。
今日はもう寝よう。
ぐっすり寝て、気持ちをリセットして、明日早く起きて仕込みしよう…。
今夜はちょっと気分を変えて、変わった場所ででも寝たいところだ。
夜も更けてきた。
この辺りのお酒を出すお店は、ある程度の時間になったら閉めて、あとは残って酔っているお客の対応だけになる。
その担当はクレージュの助手のクロエだ。彼女はもともと大都市アングローシャの歓楽街、夜の店で働いていた一流酒場の“姫”で、クレージュが店を開く時に連れてきた。
酔ったお客も酔わないお客も、対応はお手の物だ。
クレージュより少し年下で占い師レメンティと同じ歳だけど、女の魅力は踊り子ラシュナスにも並ぶくらいに充分以上の十二分。
今もお店のカウンター席で、酔っぱらって号泣している男をやさしく宥めている。
あとは料理長のセリーヌが明日の仕込みをしながら、必要があればクロエを助けて多少の接客対応もする。このセリーヌにはレンディという実の娘がいるけれど、クレージュと同様に他の女の子たちに対しても面倒見の良い接し方をする、このお店でも母親的な位置づけの女性だ。
料理店なので当然、食材や料理がたくさん余る訳だけれど、それはお店の女の子たちの晩ごはんになる。
今日の料理の出さなかった分や、余った食材をセリーヌが手早く調理したものを、この店に住む女の子たちが大部屋へ持って行って、みんなで夕食を頂くのだ。
余り物とは言え、クレージュやセリーヌの作る料理の味は超一流。ここの女の子たちは毎日、けっこう良いものを食べているのだ。
そのみんなの食事の後。
この晩、ちょっとしたサプライズがある。
アルテミシアは夕食もそこそこに、部屋に籠もってフテ寝していた。
目的のスィーツを食べられなかった事を思い出したからだ…。
彼女も落ち込んでいるけれど、久しぶりに旅から帰ってきた彼女の姿を見ながらも、歌を披露してくれなくてガッカリしたお客が何と多かったことか…。
「アルテミシアさーん」「寝ちゃったー?」
ネージェとディアン、活発系の二人が不貞寝乙女を起こしに来た。
「入るよー! って…」「うわ! メチャ散らかってる…!?」
アルテミシアの部屋は、書庫であり研究所であり工房でもある。
積み重ねた書籍、数々の薬瓶、怪しげな魔法の道具の数々、そして駄菓子スィーツまで、あちこちに散乱し、まあ、なんというか…
メチャクチャ散らかっている。
別に今日の事は関係なく、普段からこの散らかりようなのだ。
ここの冒険者女子はいずれも凄腕なのだが、たいがい生活女子力に難がある…。
で、ネージェとディアンはその部屋の、これまた雑にいろんな物が乗っかったベッドの上でグダってるダメ女(絶世歌姫のこと)を叩き起こし、両側から抱えるようにして、足の踏み場に気をつけながら部屋を連れ出して、一階の大部屋まで連れてきた。
「あ~ん、もう、しっかりしてよぉ! いつものアルテミシアさんじゃない~」
「歌のお客さんたちには、ゼッタイ見せられない姿よね…」
「まあでも、こんな姿もけっこうカワイイけどね!」
「だよねー。見れるのは、あたい達…だけって事で、ね!」
そう。決して店のお客、彼女のファンの前では見せられない歌姫の秘密だ。
「…う~ん…なぁにぃ…?♭」
まだグダグダなアルテミシアが大部屋に入ると、店の女の子たちがそこで待っていた。
「ほら! これ! みてみて~!」
ちっちゃなアーシャが手で指し示す先には、白い大きなお皿が。
そしてそのお皿の上に山と積まれているのは…
小豆色の小さなおダンゴがいっぱいだった。
「みなさんと一緒に、作ってみたんです」
お姉さんなウェーベルが続けた。ほかのみんなもうんうん、と頷いている。
「これは…もしかして…!!!#♪」
グダっていた乙女は、まるで覚醒したかのように…
「そう! あんころもちだよ~」
「その、レシピが分からなかったんで、完全に自己流なんですけど…」
「うそぉ~~?♪♪」
いや、覚醒した。完全に。
それはまぎれもなく、小さなマメを甘く煮込んだもので、おコメのダンゴを包んだスィーツだった。
アルテミシアはキラキラの瞳で、積まれた小豆色のおダンゴの山をまじまじと見つめる。
「食べてみて~」「お召し上がりください!」「はやく!」「はやく!」
では、お言葉に甘えて。
小さななおダンゴを、綺麗な指でつまんで、そっとお口に含む。
シアワセが、お口の中に広がった。
「おいし~~~♪♪♪」
その満面の笑みに、シアワセが部屋中の女の子たちに広がる。
「でも、よくお砂糖なんて使えたわね…♪?」
お砂糖は貴重なので、クレージュもあまり使わせてくれない。そもそも店にある量自体が少ないのだ。だいたい甘みは果物を使うけれど、癖があるので料理の味が変わってしまう事が多い。あとは蜂蜜とか楓蜜だけど、それらも安いわけじゃあない。
「あ~…それは、あたしが~…」
お砂糖は、レイリアの妹分のネリアンが持っていた。
火竜族のくせにおっとりした彼女は、実はけっこうスィーツ好きで(火だけに焼菓子がメインだけど)、料理もする感じの子なので、レパイスト島からお砂糖を持ってきていたのだ。大陸では高価な砂糖も、レパイスト島ではそれ程でもなく手に入るのだ。
「そのとっておきだったお砂糖を分けてもらって、作ってみたんです。
だってアルテミシアさん、あんころもち食べれなかった、ってすごくがっかりされていたので…」
「うん、かわいそうだったから…」
このウェーベルが中心になって、アーシャと、
「プララたちも手伝ったんだよ!」
「アルテミシアお姉ちゃん、喜んでくれてよかった!」
ちびっ子なプララとレンディもお手伝いした。
アルテミシアは、部屋でヘバっていた先程までとは完全に別人と化した。
あまりの喜びのあまり、ウェーベルとアーシャに抱きついた。
ふたりとも柔らかい。ウェーベルは大人っぽい印象どおりに、アーシャは子供っぽい印象に反して、おっきくて柔らかいのだ。
続いてお砂糖を提供してくれたネリアンにも抱きついた。
火竜族のくせにおっとりして豊満で柔らかい。こんなにおっきくて柔らかいのに、鍛冶の仕事なんかできるのか、ってくらい柔らかい。そして温かいのは、火竜族だからだろう。
ちなみに、もう一人の火竜族の片割れ、ガーネッタは今まだ酒場のほうでレイリアの晩酌に付き合っている。もちろん彼女もスィーツ好きだ。好きすぎて持ってきた砂糖は全部、相方のネリアンより先に使い果たしているくらいだ。
そしてアルテミシアはプララとレンディにも抱きついた。この二人はまだ小さいけど、大きくなり始めている。二人の体型が母親譲りなら、あと数年もすれば、柔らか大きく成長することだろう。
そしてまた、あんころもちを、ひとつ。
「おいしぃ♪ 全然おいしいわよぉ♪♪♪」
シアワセ~!って感じで恍惚とするアルテミシア。
「みんなで、食べましょう~♪♪」
そのシアワセな乙女の表情に、女の子たちも幸せな気持ちになる。
他の子たちも一緒にあんころもち祭りだ。
個数が限られるので、他の子は遠慮して一つづつ。
「なんていい子たちなのかしら♪♪♪」
次々に女の子たちに抱きついて、
そして、お口にまた一つ。
アルテミシアの「今日あんころもちを食べたい」と言っていた願いは叶ったのだった。
「でも、あまり食べすぎると…」「うん、夜だから~」
ウェーベルとアーシャが食べ過ぎを心配する…。
少し残ったあんころもちは、包んで、アルテミシアが部屋に持ち帰ることになった…。
明日食べる、と言ってはいるが…、きっと今日じゅうには無くなっている事だろう。
「アルテミシアさ~ん」
ちっちゃなアーシャが、見上げるように見つめてくる。
「いつか、魔法、教えてくださいね~!」
「あ、私も…魔法、お願いします…お暇があれば、でいいので…」
「プララもー!」「レンディもー!」
お願いごとに、ウェーベルと、ちびっ子二人が便乗する。
「魔法? いいよいいよぉ♪
さっそく明日から…いーや、今から始めちゃおう~♪」
スィーツ有り無しでここまでヒトが変わるかー?というくらい、アルテミシアのテンションが上がり切っている。
四人はやる気満々だったけど、「今から!?」「いや、今日はもう遅いから…」という周囲ほぼ全員からのツッコミが入ったため、今日のところは何か基礎っぽい事の説明だけで、本格的な練習は明日から、という事になった…。
今夜はもう解散。
こうして、彼女たちの魔法レッスンは、明日から始まることに決まった。
…そのきっかけは、あんころもちだった…
でも実際、魔法の勉強をすると言っても、どうしても仕事の空き時間、になる。
アーシャもウェーベルも、朝練のあとは開店準備があるし、昼はお店の接客と調理、午後からは夕方の料理の仕込みがあり、また接客と調理、そして閉店作業だ。
その上自分たちの生活の事、掃除や洗濯もしなきゃいけないから、そんなに時間に余裕はない。昼休憩の食事の後くらいだ。
ウェーベルとアーシャはそういう状況で、それでも少しでもみんなの役に立つために、魔法を学ぼうとしている。
「みんなのお洗濯とか、わたしたちがやるし」
「覚えちゃいなよ、まほう!」
セレステとアジュールもそう言ってくれる。この子たちも歌が好きで、空いてる時間にアルテミシアから歌を習ったりしたいはず、なのに。
「新しい子も三人来たしねえ」
「うん。お掃除とか洗濯とかも、ちょっと余裕ができるだろうしね!」
海歌族の特性もあってか、この二人は基本的に楽観的だ。
「うん、ありがと~! アーシャがんばる~」
「すいません…お料理のほうは続けて頑張りますので…」
「うんうん!」「それで充分だよ!」
そのあとは海歌族二人の好物の魚料理の話とか、アーシャの大好きなぬいぐるみの話とか、そんな感じで女子トークが続く。
「お先に」とウェーベルが先にお湯から上がった。お姉さんな貫禄の身体が露わになる。続いて年齢と身長の割には不自然ボディのアーシャも。
そう、今この四人はお風呂に入りながらお話していたのだ。
入れ替わりに火竜族の二人、ガーネッタとネリアンが入ってきた。
このメンバーだと、今度はちょっと色っぽい女子トークが始まりそうだ。
冒険回を離れて、お店編女子回、もうちょっと続きます…
あんころもち膨らませすぎたかな…




