第七話:内乱鎮圧・領地防衛戦
夜明け前。
空気は、異様に重かった。
・戦力差
城壁の上から見下ろす。
敵軍――ローデン侯爵軍。
松明の列が、地平線まで続いている。
「……多いな」
エルナが呟く。
「推定三千です」
「こっちは?」
「正規兵七百、民兵四百……計千百」
倍以上。
正面から戦えば、負ける。
・ステータス
領地戦闘ステータス
・兵力:1,100
・士気:高
・補給:中
・統治度:73
・敵兵力:3,000
・敵士気:中(だが数で圧倒)
【戦闘補正】
・防衛戦:+補正あり
・地形利用:可能
「……勝ち筋はあるな」
・作戦
「正面戦闘はしない」
俺は即断する。
「削る。徹底的に」
「具体的には?」
エルナが問う。
「三段構えだ」
① 夜襲
② 兵糧攻め
③ 地形罠
「卑怯ですね」
「褒め言葉だ」
・第一手:夜襲
その夜。
小規模部隊を編成。
「火を使え。ただし“全焼”は狙うな」
「混乱させることが目的だ」
兵たちは静かにうなずく。
深夜。
敵陣に、火が上がる。
「敵襲!!」
「火だ!!」
叫び声。
混乱。
統制が崩れる。
・効果
【戦況変動】
・敵士気:中 → 低下
・敵補給:軽度損失
「いい」
だが、これで終わりじゃない。
・第二手:兵糧攻め
翌日。
俺は命じる。
「周辺の食料を“全て”回収しろ」
「村もですか?」
「全部だ」
「敵に使わせるな」
結果。
敵は補給を外部に頼るしかなくなる。
だが――
「補給路は?」
「既に把握しています」
「潰せ」
小部隊が動く。
補給隊を襲撃。
物資を焼き、奪う。
・効果
【戦況変動】
・敵補給:中 → 低
・敵士気:さらに低下
敵は焦り始める。
・第三手:地形罠
「最後だ」
俺は地図を広げる。
「この谷に誘導する」
「……挟撃ですか?」
「違う」
「落とす」
数日後。
敵軍は動いた。
補給不足に耐えかね、強行進軍。
狙い通りだ。
谷へと入る敵軍。
その瞬間。
「今だ」
上から。
岩。
丸太。
そして――
水。
事前に仕込んだ簡易ダムを破壊。
濁流が一気に流れ込む。
「なっ……!?」
敵は混乱。
足場を失い、崩れる。
・決壊
悲鳴。
怒号。
逃げ場のない地形。
【戦況変動】
・敵兵力:3,000 → 2,100(大幅減)
・敵士気:崩壊寸前
「……終わりだな」
・総攻撃
「全軍、出ろ」
今まで守っていた兵を解き放つ。
「押し返せ」
城門が開く。
兵が雪崩れ込む。
民兵も続く。
「守るために戦え!!」
その声は、確かに届いた。
・勝利
戦いは、半日で終わった。
敵軍は壊滅。
ローデン侯爵は――
逃亡。
・結果
【戦闘結果】
・勝利:領地防衛成功
【統治度変動】
・防衛成功:大
・民衆支持:最大
・統治度:73 → 88(急上昇)
【レベルアップ】
Lv.4 → Lv.5
武力:80 → 81
知力:68 → 69
・新たな影
エルナが言う。
「……勝ちました」
「ああ」
「ですが」
「分かってる」
「これは“始まり”だ」
逃げたローデン侯爵。
残る貴族連合。
そして――
中央。
「この程度で終わるわけがない」
夜。
戦場の跡。
俺は一人、空を見る。
「……次は、誰が来る?」
風が吹く。
遠くで、狼の遠吠え。
【新イベント発生】
《中央の介入》
・王都が領地に注目し始めています
「面倒なのが来たな」




