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魔王会議

 ここは、魔王城の会議室、椅子が魔王を合わせ5つあり、そこには幹部たちが座っている


「では、魔王会議を始めます」


 そう魔王の側近が話す。


「今回の議題は、先日我々の下っ端のブルーとライをやった転生者たち、そして、あのかわ……未知の異世界人の少女の事です」


 すると、幹部の一人が喋り出す


「おいおい、なんだよこの格好は、面白え!! 俺が行く、譲る気はねえぞー」


「黙なさい、決めるのは魔王様よ!」


 魔王の側近が、怒鳴る。


「ちぇー、面白くねぇ」


 そう言うと、諦めたようだ


 すると女幹部が喋り出す。


「それなら魔王様、そこにある戦闘バカのジャラじゃなく、わたくしが行ってもいいでしょうか」


「誰が戦闘バカだ!!」


 ジャラと呼ばれた幹部の魔人が叫ぶ


「黙ってください!」


 喧嘩に発展しそうになると、側近が怒る。


「なぜだ?」


 魔王の低い声が響く


 その問いに女幹部が興奮しながら答える


「あの可愛い子を、わたくしが……いじめてやりたいのです!! あの子の泣いた顔がまた見たいのです!! どうかわたくしに、許可をしてくれないでしょうか」


 女幹部が理由を熱弁する。


「なんですかその理由は! ………………まあ、わからなくもないですけど……とにかく、理由が不純です。

 こんなんじゃ許可なんて」


「許可する」


「魔王様!?」


 側近が魔王が許可したことに驚く。


「ふふふ、マハナタよ、もし捕えることができたならば、あのかわ……あの物は我が可愛がるからな」


 魔王が笑いながらそう言うと、マハナタと呼ばれた女が、言う


「当然でございます、ですが、わたくしにも、分けてくださいよ」


 魔王が笑いながら言う。


「ふふふ、当然のことだ」


 魔王とマハナタで笑っていると、側近が少し気まずそうに質問する。


「あの、私も可愛がってもいいでしょうか」


「もちろんいいわよ、みんなで楽しみましょう、我々は仲間なのだから、いいですよね? 魔王様」


 マハナタが魔王に聞く。


「いいだろう」


「ありがとうございます」


 側近が嬉しそうにお礼を言う


 そして、魔王が会議を締めくくる。


「マハナタよ! あの可愛らしい異世界人を必ず捕えるのだ! それでは解散!!」


 そうすると、幹部たちが部屋から出ていく


「ふっふっふ、これから面白くなりそうだ」


 魔王の笑い声が部屋に響く。



 ♢♢



 そんな魔王と幹部たちの会議なんて知っているはずもない日向は、今日も、リオンや咲達に遊ばれている。


「本当に、もう撮らないで、お願いだから!!」


「やっぱり日向ちゃんは可愛いです!!」


 そう言いながらリオンは日向の写真を撮りまくる。


 日向のいろんな表情、仕草を写真に収めているのだ。


「もう勘弁してよお姉ちゃん、有が、有がいるんだよ!」


 そう、今日は有がいるのだ、これを親友に見られたくないと言う気持ちが、日向をさらに恥ずかしめる。


「いいじゃないですか、私たちの仲の良さを見せつけてやりましょう!! じゃあ、行きますよ!!」


 そう言うと有の方に近づいていく


「ちょっと待って、待ってってば!!」


 そう日向が言ってもリオンは待ってくれない。

 有の前に着くと、リオンが自慢げに日向を撫でる。


「見てください、こうすると日向ちゃんは喜ぶんです!!」


「えへへ……じゃなくて! 待ってって言ったじゃん!」


 日向は一瞬嬉しそうな仕草をしたが、すぐ戻る。


「日向、撫でられてよかったな」


 有が日向をからかう。


 だが日向の本心は嬉しく思っているので、何も言えない。


「お姉ちゃん、もう行こうよ」


 そう言うが、リオンは日向の話を聞こうとしない。


「どうしてですか? 有さんにもっと見せつけてやりましょう!!」


 そうして、この後俺はリオンに可愛がられる様を有に見られまくった。




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