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先輩
「もう、お昼ですが、いかがなさいますか?」
「うーん、案内はまた、明日にしようか」
「そう、ですね」
少し落ち込むフィオネ。本人は放課後デート気分だったので、延期はかなり残念なことだろう。
私としてはこのまま中止でもいいのだか。校舎を出ると、これから部活なのだろう生徒がチラホラいる。彼らからは殺気を込められた視線が浴びせられている。フィオネの人気は絶大ということだ。そんな彼女を独り占めしていのはさぞ、面白くない筈だ。
「入学、おめでとうございます、フェイト」
「ーー?」
背後から声がかけられる。振り返るとそこには




