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癇癪と排斥
僕は時折、自分の思うように事が進まないと頭の中が破裂しそうになる。そもそも同級生は皆敵だ。思うように事が進むことの方が少ない。ある日僕はいつものように「在日」とはやし立てられていた。父親を「パパ」ではなく、韓国語で「アッパ」と呼んだことが原因だ。その日はなぜか、これまでにないほどに頭に血が上った。教室の中だったので、手元には机と椅子があった。僕は机を投げつけ、はやし立てる男子生徒の側頭部を椅子で殴った。それからのことははっきりと覚えていないが、気が付けば四人の同級生が血まみれになって倒れていた。僕が泣くと先生が駆け付け、救急車を呼んだ。その日以降、僕ははやし立てられることはなくなったが、人の輪に入れてもらえることもなくなった。虐められさえしない日々の始まりだ。独りぼっちの学校生活というのは、虐められるよりも辛い。




