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1.

 1.

 俺は不自由のない村長の娘に転生したようだ。

 そう、娘である。おそらくあのハゲのお礼とか言ったやつだろう。

 名前もアイリス・ヴァン・ロキ。一番初めに来るのが両親につけられた名前だ。

 そんな自分は魂の記録の影響で5歳頃からよく熱にうなされてすっかり病弱キャラの仲間入りである。

 実際にそんなに強くない。5歳の誕生日ごろに魔力測定があって平均の3倍の魔力はやばいと思い勇者時代の記録から封印したのだがその時に一緒に身体能力も封印してしまったのが影響している。

 幼いながらにあんなことをやるんじゃなかったと後悔してるよ。だって一年に一度は必ずって言っていいほど熱で寝込むんだもの。

 そして、この国フェブスノーデンク。俺が勇者時代に来た異世界でもあるのだが困ったことに俺が死んでから300年ほど時間が経過しているようだ。昔の俺の扱いは絵本のヒーロー。

 ――現実逃避はこれくらいにしておこう。

 この生を受けた自分は少々運がいいのか悪いのか今から5年前、つまり10歳の時にうちが村長をやっている村が盗賊に襲われ村は焼き尽くされ今はない。もちろんこの世界の両親は死んだ。

 自分は奇跡的に遠くの村まで治療に出かけていて、その場にいなかった。

 それ以来5歳のころに封印した魔力を開放してギルドに所属し、一人印象を私に変えた。

 村を燃やした盗賊を捕まえて燃やした。灰も残らないように自分が使える火の最上級魔法で。

 復讐を終えてからは目標がなくなったからいろんな国を旅をしようかと思ってる。ギルドもやめさせてもらったし、何かと縛られることはないだろう。

 今、私がいるのは墓の前。村人全員の墓を一か所にまとめて作った。山の一角にあるし、幻術がかけてあるからこの場所が襲われることはないだろう。

「それでは行ってきます」

 まずは自分の建てた国『キサラギ』に行ってみることにしようと思う。

 転移魔法一発で行けるけどそれでは意味がないからゆっくり行こう。

 今はちゃんと魔力だけ封印した。そこそこの身体能力あればたぶん死なない。

 

短い…寸ません。

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