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第5話

父「はぁはぁ、いったい何だったんじゃあのガキは」

母「まさか忠虎あのガキのダチじゃぁ?」

父「アホタレ!あいつは学校でも暴れとったけんダチなんぞ居らんはずじゃ」


二人はつい30分前までこれからの生活に夢咲かせていた二人だが急に現れた二人組により生きた心地がしていない。

フォオオオオオオン オンオンフォオオオ


そこに二人には処刑の宣言に聞こえる様なバイクの排気音が聞こえてくる


母「ちょっとあんたもっと飛ばしてや」

父「やかましい此で一杯一杯なんじゃ」


天「なんぞ彼奴ら騒いどるで、どうするよ?」

皇「よおっしゃ!天前にでー」


グオ バオオオオオン

天がアクセルを開けると二人が乗るGS750は加速し忠虎の両親が乗る車の前に出た

そして更にスピードを落とし車と距離を縮め


皇「そらよ!」


さっき拾っておいた車止めを後ろの車に投げつけた


ドゴッ

父「ギャアアアアアア」

その車止めが体にあたり喚く父だがその時にハンドルを離してしまい近くの電柱にぶつかってしまった

天「やったのう!!」

皇「いんやまだじゃ!」


これだけでも悲惨な状況だが皇はまだ納得していないようで鉄パイプを片手に車に走り寄っていく

そして父を車から引きずり出して鉄パイプでめった打ちにしていく

それに対して天は母を車から引きずり出して


天「おら早く消えな」

そうドスのきいた低い声で脅す

母「ひいい」

その声と形相にビビッた母は走って逃げ出す


皇「いくら世の中腐ってものうやってええ事と悪い事があるんじゃ!!そのやって悪い事をワレはやったんじゃけぇ覚悟決めえや!!」

グチャ


その耳障りな音を終いに父は意識を手放した


天「帰ろうかのう」

皇「そうじゃな」


そして二人はパトカーの音をバックにその場を後にした







SIDE鬼龍


気まずい・・・・・ドンだけ気まずいかとゆうとブチ気まずい


今まで見てきた女の中で一等美人な帝 そして極悪非道な俺此が気まずくなくて何じゃぁゆうんじゃ

帝「そう言えばキーちゃん単車めげちゃったけどどうするん?」


そう言えばそうだあれ確かパチンコ屋の裏でギったやつだっけ? エンジン焼き付いてたしフレームもぐっしゃりだったし・・・・


鬼「そういやーそうじゃな しばらくは歩きか」

やっぱり新しいのギるしかないんかのう?暫くは停学じゃけん新しくパチるの探すかー

そんな事を考えとると帝が手を机について身を乗り出してきた


帝「じゃったら明日ウチ等3人とキーちゃんとで新しゅう単車組み立てよう!」


ハイ?

意味分からん事をゆう帝・・・・豊満な胸が目のやり場に実に困るその体制 揺れてる揺れてる

・・・・ッハ!ワシは一体何を考えとるんじゃ仮にも命の恩人に対してまったく。

でも帝の提案はでーれー嬉しい事じゃ よし!


鬼「有り難うな帝、しばらくはワシも学校行かんですむけんええかもな」


こうして一時だけだが気まずい空気は解消された。

しかし解消されたのはほんの少しの間だけでまた気まずい空気がカムバックしてきた

ワシは外でタバコを吸おうと思い立とうとするが長い間正座していたせいか足が痺れて上手く立てずバランスを崩してしまい後ろに転けてしまう。

そして転けるのを助けようとした帝も足が痺れてバランスを崩しワシの足の間に両手を着く第三者から見れば危ない姿勢になっている。





そこへ来て欲しくない第三者がやってきた




天「はーでーれー疲れ・・・・」

皇「ほーよ、ブチ疲れた・・・・」


帝・鬼「あっ」


そして夜は更けていく

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