異世界詐欺(プロローグ)
ドドドドド……
「はぁ、はぁ……もう無理やて!」
視界に映るのは、輝く太陽と遠く連なる雄大な山並み。広がる草原には緑の香りがふわりと漂い、真っ青な大空はこの世の中のすべてを包み込むようだ。
ドドドドド……!
「ひぃぃ! 待って、待ってってば! もう走れへんって!」
そんな大自然の中、地響きが背後から追いかけてきた。大地が激しく震え、木々がへし折れる凄まじい音がすぐ後ろに迫る。
汗が目に滲み、息が上がる。心臓が今にも爆発しそうだ。
転生してまだ三分しかたってないのに……
勇者になってウハウハな人生のはずだったのに……
「私は今、ティラノサウルスに追いかけられています」
とか、ありえへんやろ! マジで!!
「あの詐欺女神、絶対許さへんで~~~~~!」
叫びながら、ウチは必死に足を加速させる。
美しい大自然の中で、死に物狂いのサバイバルが、容赦なく幕を開けていた。
――転生初日、早速、命の危機である。
ジュラシック・テイル表紙→https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/2329941/blogkey/3163370/
・AI生成画に加筆修正して仕上げた美麗な表紙やキャラ絵です。
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表紙及び作中イラストはNovel AIで生成後、加筆修正して仕上げており、著作権は作者に帰属しています。




