61.年末年始のみずき
61.年末年始のみずき
季節も12月末に入った。
年末年始となり町ゆく人々も段々忙しくなってきている。
普通の一般企業は年末から年始お休みの時期に入る。
けれどみずきの働いている先は病院である。
当たり前の事であるが病院に休みはない。
外来は休止する事はあっても救急で運ばれてくる患者はいる。
入院となれば食事が必要となる。
糖尿病や心疾患、腎機能障害があれば症状に合わせた食事が必要である。
アレルギーがあればアレルギーを除去した食事の献立が必要だ。
クリスマスにはチキンやケーキの提供。大晦日には年越しそば
年始になるとおせちや雑煮(っといっても餅の提供は喉つめの恐れがある為しないが)の提供
みずきにとって年末年始は休みどころか大忙しの日常である。
これはみずきに限らず病院に勤めている人ならあるあるかもしれないが
年末や正月といった特別な実感をもつというのが周りの人よりも非常に薄いのかも知れない。
12月31日に
「今年もお世話になりました。来年も宜しくお願いします。」
っといっても次の日は普通に仕事である
すぐに1月1日になり
「明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。」
なんて会話がすぐにくる。
只コミュ症のみずきにとっては年末年始お休みがあっても誰かと何処かいく訳でもない。
むしろこうやって仕事をしている方が気分が晴れているのかもしれない。




