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57.母との別れ
57.母との別れ
時間は8時30分
みずきは浜辺から実家の家に帰ってきた。
かなえとの約束の時間は10時。
みずきは9時30にはこの家を出ようと思い帰宅の準備を始めた。
父親は仕事に出かけておりもういない。
恐らく今回の帰省で父と話す事はないだろう。
母は自分の部屋でこたつに入りみかんを食べながらテレビのワイドショーの番組を見ていた。
みずきは母を避けるようにして食堂に行きコーヒーを入れた。
コーヒーを飲み身体を温めた。
そしてそのまま本を読んだ。
そして9時30分
出発の時間になった。
私は母の所にいき
「それじゃ。帰るね。」
と言い玄関先に言った。
「分かった。」
母はそう言ってテレビを観ていた。
みずきが玄関先でくつははいていた時に母は玄関先までやってきた。
「みずき」
続けて母が言う。
「今度帰る時はちゃんと連絡するんだよ。
・・・・・・・・・・・
また帰ってきてな。」
そう言う母の身体は円背になっており年齢以上に老けているようにみずきは感じた。
数十年という時の流れが物語っているのか?
「分かった。また今度帰省する時は連絡するね。」
みずきは答えた。
そしてみずきは家を後にした。




