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six tree online  作者: えだまめ
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第二章 事件多発。第二陣の合流

更新が遅れてすみません。


「おーーーい 早かったなエイト。もうすぐ始まると思うから見えるとこまで移動するぞー」


「あいよー」


カオルに続いて人混みの中を歩いて行くエイト。

「なー。カオルこれってこんなに盛り上がるもんなのか?」


エイトの問いかけに直ぐに反応するカオル。

「あったりまえだよ。なんたって現時点で暫定一位のトップギルドの選考会だぜ?そりゃ、興味本位で観戦するプレイヤーも少なくは無いが、殆どの観戦者は、今のトップレベルってどのくらいか見極めるのに必死さ。」


「へ〜 前から思ってたけどカオルは志願しないのか??」


「そうだなー… どっかに入るってより、俺は自分のギルドを作りたいと思ってる。ギルドマスターとか役職とか関係無く皆が同じ目線で同じ目標に向かって楽しみながら頑張れるギルドを作りたいんだ」


「案外、まともなんだな… ちょっと安心した」


「なんだよその言い方!!まるで保護者じゃねーか!! おっと、ここら辺でいいか。エイト、もうすぐ始まるからよーく見とけよ!」


人集りを抜け最前列まで来たエイトたちは綺麗に横並びになった聖竜騎士団の主力メンバーを見据える。


「あれ、なかなか始まらないな… 」

カオルが辺りをキョロキョロしながらそうつぶやく。


主力メンバーが並んでいる後ろで、白と金のメイルに包まれた大剣を背負ったプレイヤーと赤い装備が特徴的なポニーテールのプレイヤーが何やら話し込んでいる。

予定の時間からまだ5分しか過ぎていないが、観客たちからは催促の声が上がる。


「お、おい!!! ログアウトできねーぞ」

突然観客の中から男性プレイヤーが叫ぶと、次々と動揺するプレイヤーたち。

「え、どうゆうことだよ」「バグか??」「なんだよこれ。」


様々な声が飛び交う。

「おい、エイト…本当にログアウトできねーぞ。」


「バグかなにかじゃない?全然詳しく無いから、よくわからないけど二次プレイヤーが一気にログインしたとかで不具合が起きたとか??」


「いや、それはまず無いな。二次プレイヤーが全員ログインしたとしてもソフト5000本しか無いから5000人だろ…STOのサーバーって確か10000人まで同時にログインできるぐらい規格外のスペックだし、それはログアウトができなくなるのとは関係ないはずなんだけどな」


真剣な面持ちで何かを考え込むカオルを横目に自分のメニュー画面を開き確認するエイト。

-------確かにログアウトできねーな…


ズギゴゴゴゴ…


凄まじい音と共に頭上にスクリーンが浮かび上がる。


プレイヤーは野次ることすら忘れ上を見上げる。

「STOをお楽しみの諸君。初めまして。私の名前はプロフェッサークロロだ。お気づきの方も多いだろうが、今現在、ログアウトすることが実質不可能な状態である。これは、不具合では無い。繰り返す。これは不具合では無い。このゲームから抜け出したいならば、第六フロアの最終ボスを撃破していただく必要がある。それ以外このゲームから出るすべは無い。外部からの救出を期待しないことだ。このゲーム内での10年は現実世界の約1秒に相当する。謂わば、超加速世界なのだ。従って、規定のログアウト方法以外でのログアウトは脳に莫大なダメージを与えることになり、怪物か超人出ない限り死ぬことになる。諸君のプレイを楽しみにしている。以上」


機械的な声で淡々と告げられたのはログアウト不能の宣告だった。


今だ状況を飲み込めて居ないプレイヤーが至る所で騒ぎ、それを理解したプレイヤーが至る所で崩れ落ち蹲っている。

いきなり、ログアウト不可能と告げられ困惑しない方がおかしい。光が届かない絶望の中での生活が突然に始まる。



STO…それが"俺たちが生きる世界"になった。








無理やりな気もしますが、どうかご理解を………

次話は少し飛びます。

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