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転生後:日常(…?)5

「…悪い冗談じゃ…?」

あ、うん。わかるよその気持ち。


「違うわよ。ちなみに男爵から侯爵にまで上がるみたいよ?」


貴族は公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の順に地位が高い。(つまり公爵>男爵となる。)


で、父様は宰相に任命される為にふさわしい地位(侯爵)に上がったと。


普通はそんなふうに一気に地位が上がるなんてできない。

王様直々の命令があったりすれば別だけどね。


つまりアレですね。

父様がチートなんです。


「リーナはあまり驚かないのね。つまんない。」

母様は頬を膨らませて言った。


「母様…子供ですか。」

これでも充分驚きましたが、文句ありますか(キリ


「という事は…引っ越すのかい?」

「…そうねぇ…わからないわ。」


…どっちにしても面倒だね。

どうせ見合い話とか来るだろうし…。


「…教師がなぁ…」

頭を抱えた姉様に少しだけ同情を感じる。


媚びてくるもんね。


「詳しい事がわかったらまた家族で集まりましょう。

まだしばらくは他言無用よ?」

そりゃそうだ。

下手に言って敵を作る訳にもいかないしね。


「もちろんですわ。」

「はい。」

とりあえず話は終わったので部屋から退室した。


「…リネシア姉様。」

こうなったら一人で逃亡しようかな…。


「…一人で逃げるなよ、リーナ?」

先手を打たれました。姉様も怖い。


「では…悪女ってどうすればなれるのでしょうか?」

最近つくづく思うんだ、マジで。



「一般的な小説の例だけど…顔、仕草、言葉遣い、

衣装、態度が揃えば勝手な噂をよく流してくれるだろう?

それを逆に利用してみたらいい。」

正論が来ました。

やっぱりそれしか無いんだよね…。


明らかに落ち込んだ私を見た姉様が一言。

「…よかったら悪女として名を馳せてるけどとってもいい子を紹介しようか?」

そして主人公格っぽい人の境遇ですね、はい。


…仕方ないな…。

フラグ潰しも大事だけどとりあえず悪女(or極悪女)にならないとね。



結論:目標は1つずつ叶えるしかない


…既に非日常って…(苦笑)


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