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転生後:日常3

「リネシア姉様!!!」


姉2ことリネシア・アメリア。18歳…ってあれ?


…確かエンディア兄様(兄1)の2歳年下がリネシア姉様(姉2)だから…


…あの人(兄1)、あれで20歳?

「ただいま。リーナ」

姉様の腕の中に飛び込めば、姉様はしっかりと私を抱きとめてくれた。


「…学園はどうなさいまして?」

学園に特待生として入ったのにまさか…クビ?!


「いやぁ…ちょっとどこぞの馬鹿が校舎をぶっ壊しちゃってね?

こっちにある旧校舎でしばらく授業をやる事になったんだ。」

…なるほど。


という事は

「家にいらっしゃるの?」

姉様が家に帰ってきたんだ。


「あぁ…、そうだ。リーナ、舞踏会に来る気はないかい?」

…舞踏会?


「これっぽっちもありませんわ。」

何かありそうだもの。


「…そうか…。

久しぶりに男装しようかと思ったのに。

リーナが来てくれないなら仕方ないなあ…。」

そう呟いて姉様は私と距離をとった。


…さあどうしよう。

リネシア姉様の男装は珍しいから!

「…リネシア姉様…謀りましたわね。」


それを聞いた姉様は笑顔で言った。

「ん?どうかしたのか?」


先生、ココに確信犯がいます!


「いいえ?気が変わりましたわ。

リネシア姉様のエスコートならぜひ行かせていただきます。」


…極悪女風化粧を極めないと。

ティアに頼もうかな。



「ところでユフィリはどうだ?」


姉1ことユフィリ・アメリア。22歳。

一昨年、恋愛結婚した幸せ絶頂期な私達の姉様。


「…相変わらずですわ。」

いくら恋愛結婚とはいえ毎日あんな事をしているかと

思うと…お腹一杯で吐きそうになる。


「…だろうな。」

姉様も一瞬だけ死んだ魚の目をしていた。


「これから父さんと母さんの所に行くんだが…行くか?」


本館に?!

「もちろん行きますわ!」


-数分後-

「ほら、着いたよ。」


このばかでかい家は本館と別館に別れていて、

私・ユフィリ姉様(姉1)・リネシア姉様(姉2)が別館2階を。


ディアル兄様(兄2)とフェディ兄様(兄3)が別館1階を。


母様と父様、エンディア兄様(兄1)・ルディ(弟)が本館をそれぞれ使っている。



でも私はあまり本館には行かない。


理由は…「おや…?あれは確か…。」

姉様の視線の先を見れば、見覚えのある人が歩いていた。

一体誰がいたんでしょうか…。


次回!主人公の両親登場です!!!!!!

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