表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
利休になった日  作者: shoundo
第2節 次客
PR
9/150

第2・3節 細川邸へ

朝食後、宗恩がどこかへ出かけたので、今が好機(こうき)とばかりに細川邸へ向かった。

無事、細川邸に着いた私は、さっそく古田織部に茶道の指導を受ける。

古田:「次客(じきゃく)が茶室に入る場合、正客(しょうきゃく)の後に続いて、(とこ)(はい)(けん)します。このように、まず扇子(せんす)を、カナメを右にしてひざ前に置きます。」

私:「扇子ですか。先日の関白様の茶会では、まったく使わなかった気がします。」

古田:「知っています。かなり、ひやひやしました。それに、関白様の茶会で懐石(かいせき)料理(りょうり)が出なかったのも幸いでした。」

私:「食事が出ていましたが、懐石料理ではなかったのですか。」

古田:「関白様の茶会では珍しいのですが、あれは点心(てんしん)といいます。作法(さほう)はあまり気にせずに済みます。」

細川:「そういえば、点心(てんしん)のあと、(すみ)もつがずに、すぐ濃茶点前というのも茶会としては珍しいですね。関白様らしいと言えば、それまでですが。利休殿には幸いでしたな。次客(じきゃく)なので、ほとんど何もせずに済みましたから。」

古田:「そうでもありません。最後に関白様を怒らせてしまいましたから。」

細川:「紅梅(こうばい)の散らし方ですね。本来はどうあるべきなのでしょう。」

古田:「史実(しじつ)では、紅梅を右手で握り、水がめに一気にばら撒きます。」

私:「知りませんでした。」

細川:「関白様の件は、おいおい考えましょう。」


この作品は「YouTube(

https://www.youtube.com/watch?v=CcnQu-CXmRA&list=PLH33wsaeFCZWhaiIBx24yNxr-fPINhaRS&index=8

)」にも掲載しています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ