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メリーさんの薬草採取

俺は今メリーというF級冒険者と一緒にガドネルという薬草採取の依頼に向かっている。

メリーさんは1人だとモンスターに襲われてしまうので薬草採取にも1人ではいけないらしい。



そのガドネル草は少し離れた場所に咲く野草で、モンスターもチラホラと出没するようだ。

1時間他愛のない話をしながらその林へ到着した。



「ユウさんこっちです、前に来た時は確かこっちの方に…」



と言いながらメリーさんは林の奥へと歩いていく。

俺もそれについて行く、その時気配察知に反応がある。





「メリーさん、モンスターですね。距離は300どうします?戦うなら手を貸しますし、迂回するならモンスターのいない方を案内しますが」




「ちょっと私は戦闘は苦手で、迂回しても良いですか?」




「もちろんです。ではこちらから行きましょう」




とモンスターの居ない方へと歩いて行く。

しばらく歩くとまた違うモンスターの気配が、それも交わしながら林の奥へと向かって行く





「あ、ユウさんアレがガドネル草草です」

とメリーさんはガドネル草を見つけた




「初めて見ました」

ガドネル草は赤い色のフキの様な葉でかなり目立つ草だった。

この場所にはかなりの数のガドネル草が生えていて、これだけあれば事足りるだろう。




「ユウさん、このガドネル草は上の丸い葉だけを上手く落として採取します。

茎は毒気があり、使われません」




「なるほどではこうするのですね」

と葉だけを手持ちのナイフで切り落とす




「そうです。依頼はガドネル草10枚の納品ですが、たくさんあるので少し多めに採取しましょう」



「分かりました」




俺はメリーさんが後ろを向いている時にこっそりグーラを出してガドネル草を吸収してみる



[スキル【毒攻撃】を覚えました]




おぉ、久しぶりにスキルを覚えたぞ。

やっぱり見た事ない葉やキノコは積極的に吸収した方が良さそうだな




「ユウさんどうかしましたか?」

とメリーさんに聞かれたので




「いえいえ、こちらの事!むっ」



『ありゃりゃ囲まれてるわね』

とポッケからナチュルが出てきてそう言う




俺とメリーさんを取り囲む様に大きなヘビのようなモンスターが5匹現れた。

メリーさんは気付いていない。



「メリーさん!モンスターに囲まれています、こちらに来て後ろにいて下さい」




「えっ!いつの間にってアレはアサシンスネーク!」




「強いのですか?」




「単体でC、複数だとランクBに迫るモンスターです。

通常森などに生息していて相手に気付かれないように近寄り鋭い牙で攻撃してきます。

その牙には麻痺の毒があり、噛まれると丸一日動く事が出来なくなってしまうそうです」




俺は腰から夜斬りを抜き魔力を込めた



「あ、危ないですよ!ユウさんはC級ですけど、アサシンスネークは複数だとBランクに迫る強さだって言われてますし」

とメリーさんは俺を止めようとするが




「大丈夫ですよ。すぐに終わりますから」



と言って俺はアサシンスネークに斬り掛かる。





アサシンスネークはどうやら暗殺術のスキルを持っているようだ。

攻撃するのには慣れているようだが逆に暗殺術のスキルを使われ攻撃されるのには慣れていないのだろう。

あっさりと懐に潜り込みヘビの首を切断する。

近くのヘビは突然倒れた仲間にビックリしたのかこちらを見ながら驚き止まっていたので、すぐさま背後に回り込み、そのヘビの首を切断する。




「残り3匹」




ヘビ達は単体だとやられると思ったのか固まって行動し始めた。




「それは悪手ですよ」




「アイスウォール」



俺はヘビの両サイドに内側にトゲトゲがある壁を魔法で作り出して




「クラッシュ!」




その壁と壁を勢いよくぶつけると、内側にいたヘビ達を纏めて押しつぶした。

首を切断されたヘビと押しつぶされたヘビ達はキラキラに変わり俺に吸収されていく



[レベルが上がりました]

[レベルが上限に達しましたので進化します]




やばい!進化しちゃう、メリーさんにスライムだってバレたくないから離れよう




「すいませんメリーさん!少し奥にもう1匹居るみたいなので倒してきます、ここで待っていてくださいね」




「えっ、あ、はい」




俺は急いで林の奥へ行き誰も近くにいない場所に移動した。





すると俺の体の内側がほんのりと光を放つ

服を着ているので分かりにくいが少しだけ光っているのだ




『えっ、ちょっとあんた光ってわよ』




『また進化するみたいです』




『プププ、早くしてよ見てみたいんだから』




『いやそんな事言われても、自然に任せてるので』




『それもそうね、どお?何か変わった感じする?』




『いえ、特に感じませんね』




だんだんと体から光が無くなっていき、やがて光は無くなり普通に戻ってしまった。





『やっぱり見た目は変わらないわね、ただの瓢箪にしか見えないわ』



『やかましいわ、湧き上がるパワーなどは感じませんね、ちょっとステータスを見てみますね』





種族 プリンススライム

名前 守田 優

職業 魔法剣士


称号 [護る者]

LV 55


HP 3500

MP 5500


力 1600

守 1800

早 1700

魔力 2100


魔法 雷術 回復術 土魔術 闇魔術 死霊魔術 氷魔術 催眠魔術 水魔術 竜魔術 古代魔術 混乱・困惑魔術 付与魔術 蘇生魔術 鑑定魔術 次元魔術



スキル 【槍術】【刀剣術】【暗殺術】【MP増大(特大)】【HP自動回復】【状態異常無効】【変異】【変体】【念話】【魔力操作】【肉体強化】 【魔法解除】【気配察知】

【纏】【障壁】【魔素召喚】【魔糸】【分体】【熱源察知】【幻術】【魔結界】【魔法創造】

【MP使用減少(激大)】【毒攻撃】【ステルス】【超音波】【麻酔狙撃銃】【閃光弾】




なんかめっちゃ強くなってる!

種族のプリンススライムとはなんぞや?




『どうだった?』



『なんかめっちゃ強くなってたんだけど、プリンススライムって何だと思う?』




『え?そんなお腹ポニョポニョなのにプリンスとか言ってんの?』




『お腹は関係無くない!別に太ってる訳じゃないと思うんだが』




『まあスライムの王様の次に偉いって事でしょ?次の進化で王様になるんじゃない』





『まあ俺の仲間にスライムはいないから、王子だろうが王様だろうが関係ないからいっか、てかスライムって見た事ないな』




『ホントね普通何処にでもいそうだけど』




『ま、特に同類に会いたいとも思わないからいーけどね』




とナチュルと話していると




「キャー!!」




しまった!メリーさんが襲われてる!





俺は急いでメリーさんの元へと向かった。






プリンススライムになりました。

プリンスライムではありません

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