あとがき
2008/08/24 "ナーシサス"について追記いたしました。
あとがき
えっと......今回のお話は、最近mixiでマイミクさんになった人とメール
でチョット話をしていて、あぁ......それは面白いかも......と思って書いた小説です。
そのマイミクさんとオレの共通点、それは、平沢 進という歌手のファンである事です。
で、その方とのメールで、「平沢さんの歌をモチーフにした小説を考えてます。」
ってのがあってね。
オレも「それは面白いかも......」と思ったので「オレも書いて見ます。」
って返信して、今日、一気に書き上げてしまいました。
勿論、マイミクさんとモチーフにする歌がバッティングしないように、
マイミクさんがモチーフにしている歌を確認させていただいた上で書いております。
マイミクさんに、この場をお借りして、平沢さんの歌をモチーフするというアイデア
を使わせてくれた事にお礼を申し上げます。
今回の小説のモチーフとなった平沢さんの歌の題名は、「ナーシサス次元から来た人」です。
小説の題名と歌の題名を違えているのは、やはり「復讐の女神」がこの物語
のキモだからですね。
3話目の最後の方で、この歌のサビを使わせていただきました。
そのままで使うのはマズイかな.......とか思いながらも、この小説の趣旨上、
どうしても使いたくて使ってしまいました。
もしも問題が出たら、この部分を自分で感じた詩に書き換えるかもしれません。
......が、問題が出ないならそのままにしておきたいのがオレの思いでもあります。
何故ならば、この歌がモチーフであり、この歌が主となる部分ですからね。
......とまぁ、この小説を書いた背景を説明させてもらいました。
今回の小説は、今までオレの書いた小説とは全く違ったタイプとなりましたが、
平沢さんの歌が、オレにはこんな物語を想像させてくれた......という感じです。
もしも、この小説を読んで、平沢さんの歌が気になったら、是非、聞いてみてください。
但し......平沢さんの歌は、好き嫌いの好みが思いっきり分かれるので、
気に入らない人も多いかもしれませんので、その辺りはご了承くださいませ。
2008/08/24 "ナーシサス"について追記
平沢進の"ナーシサス次元から来た人"を聴いた人が"ナーシサスって何?"
で検索してオレの小説を知って読んでくれた人がいたのですが、
ここには"ナーシサスって何?"の疑問について答える部分が無かったので、
"ナーシサス"について、オレ的解釈を含めての追記をしようと思いまする。
オレ自身も、"ナーシサス次元から来た女神"を執筆中に、気になったので調べてたんですよ。
で、調べてみた結果、ナーシサスの意味は、元々はギリシャ神話のナルキッソス(ナルシス)
という美少年の事だという事が判明しました。
そして、それが水仙の花言葉の"ナルシズム"へと発展したんですよね。
そうなると、ナーシサス次元ってナルシズムの世界になってしまう訳ですが、
それだと歌の意味が通じないなぁ......と思うんですよね。
でも、捻って考えてみると、水仙は彼岸花であり、歌では尽きる命をなだめる香り
として出てくるので、平沢進の言う"ナーシサス次元"ってのは"あの世"の事
なんじゃないかなとオイラは考えてまするよ。
つまり、この歌は"あの世から復讐に来た女神"という事になるのかな......と思いまするよ。